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玄海原発4号機再稼働抗行動報告

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    坂井貴司です。
     転送・転載歓迎。
     
     6月16日午前11時、九州電力は玄海原子力発電所4号機を再稼働しました。
     九電は4号機を5月24日に再稼働させる予定でしたけれど、原子炉の冷却水を循
    環させるポンプで異常が発生しました。そのため再稼働が3週間遅れの6月16
    日になりました。
     6年半ぶりに玄海原発4号機を再稼働させたことで、九電は原発4基体制とな
    りました。これで火力発電所の燃料費増加で悪化した経営を立て直すとしていま
    す。
     しかし九電はよくても、原発運転の危険にさらされるのはたまったものではあ
    りません。

     九電の暴挙に対して、100人が6月16日に玄海原発前に集結して抗議行動
    を行いました。
    (2018年6月16日西日本新聞夕刊)

     以下は玄海原発再稼働抗議に参加した友人の報告です。

    (ここから)

     自動車で玄海原発へ向かった。
     佐賀県玄海町に入ると、佐賀県警の検問があった。全ての車やバイクは停車さ
    せられた。警官は、行き先と目的を聞いた。

     「今日は玄海原発再稼働に反対する集会が開かれます。混乱を防止するため検
    問を行っています。申し訳ございませんが、どこへ行かれますか?行かれる目的
    はなんですか?」

     慇懃無礼に質問する警官に、私は

    「抗議集会に参加するために来ました」

    と正直に答えた。

     警官は

    「解りました。では混乱を起こさないようにしてください」

    と丁寧に言った。

     原発再稼働に抗議するのが混乱を起こすことだと思っているのか、と腹立たし
    さを感じながら玄海原発へ向かった。

     玄海原発前に行くのは、プルサーマル発電に抗議する行動以来だ。
     玄海原発前には、10軒くらいの旅館や民宿がかたまって建ち並んでいた。観光
    客ではなく、原発で働く作業員が宿泊する宿だ。
     宿の経営者は再稼働を強く望んでいたという。玄海町町議会や、佐賀県知事、
    佐賀県議会、九電に対して4号機の早期再稼働を求める陳情をしたと聞いた。2
    011年12月の定期検査で運転を停止したことから、宿泊客が減少し、苦しい
    経営を強いられてきたからだ。

     玄海原発周辺には、風力発電の巨大な風車が10基以回っていた。玄海町は原
    子力だけでなく、風力発電も行っている。 原子力エネルギーと自然再生エネル
    ギーの奇妙な共存を見た。

     原発の入り口はゲートが閉じられていた。自動車では入れないようにしていた、
    そこも警察と九電の社員が検問を行っていた。
     車を止めると、『一致団結』と書いた腕章を腕にまいた九電の社員が尋ねてき
    た。

     「抗議集会に参加されるのですか?」
     「そうです」
     「申し訳ございませんが、混乱防止のため自動車は中に入ることはできません。
     ここから500メートル行った所に、農産物直売所の駐車場があります。そこ
    に止めてください」
     見てみると、集会参加者はゲートの脇の歩道を歩いて中へ入っていった。
     私は九電社員の指示に従い、500メートル先の駐車場に車を止めて、戻るか
    たちで歩いて原発前の会場へ行った。
     
     帰ってから『一致団結』と書いた腕章を調べた。原発再稼働のために九電社員
    は一致団結しようというスローガンのことだ。ふざけるな!と頭にきた。

     原発前は畑が広がっていた。「薬草園」との看板が立っていた。聞いてみると、
    漢方薬の原料になる薬草を栽培しているという。
     薬草を原発前で栽培することで、放射能汚染の心配はないと九電と玄海町がア
    ピールしているそうだ。その薬草で漢方薬を作るという。「美しい海と棚田、漢
    方薬の町玄海」を売りだそうという。
     原発と漢方薬。むちゃくちゃな組み合わせだ。

     抗議集会は午前9時から始まった。約100人が参加した。


    シンポジウム「大学におけるハラスメントとダイバーシティ」報告

    0

      みなさん、こんばんは

      6月3日に行われたシンポジウムの報告をお送りします。
      参加者数はこれまでの集いで最も多く、この間の大学をめぐる情勢の中で関心を持たれる方が増えていることを感じました。

      --以下、報告の内容です。

      シンポジウム「大学におけるハラスメントとダイバーシティ」
      日時:6月3日(日) 13:30−16:30
      場所:京都テルサ「東館3階D会議室」
      主催:大谷いづみさんの職場復帰を支援する会(このシンポは、第4回「大谷いづみさんの職場復帰を支援する集い」でもある。

      趣旨:女性や障害者や外国人などへの抑圧的、差別的態度がなかなか減らないどころか、新たに増幅されているように感じられる。欧米諸国でも新たにハラスメントの認知を求める動きがある。日本では、財務大臣や財務事務次官がハラスメントの事実を認識できないことが明らかになっている。しかし、良識の府であるはずの大学においても、似たような事態が起こっている。京都の大学で起こったそうした事例にふれながら、なぜ、このような事態が改善されないのか、いや、むしろ事態が悪化しているようにさえ見えるのかについて問うていきたい。

      約65人が参加、橋口昌治氏(団体職員・立命館大学客員研究員)の司会の下、活発な討議が行われた。以下は討議のまとめである。

      発題者
      大谷いづみ(立命館大学)「大学におけるハラスメントと被害回復・加害者更生――トラウマ/ジェンダー/障害」
       今次の事件には (1)ジェンダー・バイアスとともに、(2)事件当初から、加害者の精神的な問題のみに焦点が当たってアンタッチャブル化する一方で、被害者が両足骨折直後の身体障害者であることが浮上しなかったディスアビリティ・バイアスがある。これらは初期対応のミスだけでなく、その後の「セカンド・ハラスメント」につながっていった。大学のハラスメントにおいて、被害回復と再発予防のために、懲戒後の被害者ケアと加害者更生の実効ある制度化は、より弱い立場にある学生・院生の被害者にとっても喫緊の課題である。

      松波めぐみ(龍谷大学等)「「障害を持つ教員」と複合差別」
       私は友人らと障害のある学校教員(小中高他)に調査を行ったが、「教員=健常者」を当然の前提とする職場環境の問題が大きいと感じた。教員としての能力を疑われないよう隠れて努力せざるをえず、配慮を求めづらい。女性ゆえに一層「なめられない」よう緊張を強いられる面もある。改正障害者雇用促進法が2016年より施行され、「合理的配慮」が雇用側の義務となったが、さらに健常者男性中心の職場の慣行や個々の意識を変えていく必要があるだろう。

      立岩真也(立命館大学)「障害者差別とハラスメント」
      1)PTSDであるかないかといった議論に乗る必要はない。加害者の加害が 被害者の現状を出来せしめたのは事実としか言いようがなく、それに基づいて事態の改善を図るべきだというだけのことである。
      2)加害者について(すくなくとも加害前後について)精神疾病の診断がなされても不思議ではない。しかしそれは加害者がこの事態に対して責任がないということではまったくないし、また加害者は十分にするべきことをなすことができる状態にあったし、今もそれは変わらない。
      3)裁判所が民事事件において、加害者に対して被害者が学校に行く日に来ないように命ずるのは難しいのではないかと思う。ただ両者を雇用している大学は、それを行なうことができ、行なうべきである。判決を見れば、裁判所はそれを大学に委ねたと考えるべきである。4)裁判がいったん終わり、あとは大学になすべきことをなさせるだけである。すぐに適切な対応がなされないのであれば、近いうちに会としての申し入れ書を作成・送付、同時に記者会見という運びになるだろう。

      島薗進(上智大学)「大学の変容、力による支配の変容」
       立命館大学産業社会学部で2012年に生じたハラスメント事件は、障害をもつ被害者への大学側の配慮の欠如とあいまって2018年の現在に至るまで被害者を苦しめ続けている。二次的被害が続いてきたわけだが、そこには加害を正当化する当事者や大学側の過剰な業績主義的発想があった。また、大学が自治(ガバナンス)能力を失っているのだが、そこには短期的業績主義と過度に法的解決に頼ろうとする傾向も加わっている。

      コメント
      小原克博(同志社大学)
       事件が「セカンド・ハラスメント」を生み出さないために、また、今後、同様の事件を起こさないためには、大学における制度とカルチャーの両面を改善していく必要があるだろう。制度はその気になれば、すぐにでも作れるものであるが、障害者を包摂し、ダイバーシティを尊重するカルチャーを形成するには長期的な取り組みが必要である。

      田坂さつき(立正大学)
       本件は、大谷さん特有の問題ではなく、誰にでも起こりうる問題である。私自身、妊娠・出産・育児・親の介護と看取りを経験し、難病を発症したが、「こんなに配慮してあげているのに、不満があるのか。」という発言や視線に絶えず晒されてきた。司法はPTSD発症の因果関係を示す医学的エビデンスを退けたが、相応の症状は認めている。大学として配慮をしなければならないのは、障害学生への対応事例からすると当然である。大学としての見識が問われている。

      フロアからの質問や意見を受けての討議
       他大学や企業での例を提示しながら、主に「なぜ、このような事態に至ったのか」、「どうすれば解決へと近づいていけるのか」について活発な討議が行われた。そして、障害者の立場に立った環境整備、とりわけ意識面での理解がまだまだ不十分であること、教員の教育研究の阻害は学生にとっても大きな損害であること、大学が自浄作用を発揮できない場合、外部からの働きかけが必要であることなどが指摘された。

      【文字起こし】3.6 敵基地攻撃兵器の導入反対集会の講演録(青井未帆さんら)

      0

        東京の杉原浩司(武器輸出反対ネットワーク:NAJAT)です。
        [転送・転載歓迎/重複失礼]

        3月6日にNAJATが開催した「敵基地攻撃兵器の導入に反対する緊急院内集
        会」の講演・報告の文字起こしをブログにアップしました。青井未帆さん
        は、歴史的視点から「実力の統制」を振り返り、敵基地攻撃兵器の導入の
        危険な意味を解き明かしたうえで、「今しかどういう国にしたいかの骨太
        の議論をする時間はないのではないか」と警鐘を鳴らしています。

        残念ながら大軍拡予算は成立してしまいましたが、長距離巡航ミサイルの
        実際の配備までにはまだ数年かかると見られます。

        今回の予算化は官邸主導の「政治案件」でもあり、安倍政権の退陣に加え
        て、しぶとく反対の世論を高めることで、導入の撤回に追い込みたいと思
        います。この文字起こしはそのための力になると思います。読み応え十分
        ですので、お時間のある時にぜひご一読ください。SNSなどでも広めてい
        ただけると嬉しいです。

        ---------------------------------

        【文字起こし】
        「専守防衛」を投げ捨て、歯止めなき軍拡に道ひらく
        敵基地攻撃兵器の導入に反対する緊急院内集会
        (2018年3月6日、衆議院第1議員会館)

        ◆青井未帆さん(学習院大学大学院法務研究科教授)講演
        https://najat2016.wordpress.com/2018/04/06/report/

        ◆杉原浩司(NAJAT代表)報告
        https://najat2016.wordpress.com/2018/04/06/report_2/

        -------------------------

        【UPLAN フル動画】
        https://www.youtube.com/watch?v=TWe0gqZ2n6k

        配布資料・主催者あいさつ 0分0秒〜6分15秒
        ◆青井未帆さん講演 6分20秒〜37分15秒(31分)
        質疑(宮川伸議員発言) 37分20秒〜57分
        ◆杉原浩司の報告 57分05秒〜1時間13分15秒(16分)
        質疑(宮本徹議員発言)・行動提案・レジュメ 1時間13分20秒〜1時間26分37秒

        【IWJ ハイライト動画】
        https://iwj.co.jp/wj/open/archives/414038


        【報告】「大軍拡、静かにやられていいのか」 2.24防衛省デモ&集会

        0

          東京の杉原浩司(武器輸出反対ネットワーク:NAJAT)です。
          [転送・転載歓迎/重複失礼]

          2月24日に「大軍拡と基地強化にNO!」を掲げて、防衛省デモと集会を
          行いました。参加者は50人と多くはありませんでしたが、大軍拡予算に対
          する異議申し立てを形にすることができました。集会では岩国市議の田村
          順玄さんから、拡大強化が進む岩国基地の生々しい報告をうかがうことが
          出来ました。

          行動の模様は、レイバーネットさんがしっかりと報じてくれましたので、
          写真報告と動画をぜひ、ご覧ください。安倍首相、小野寺防衛相、河野外
          相あての申し入れ書も掲載しました。戦後防衛政策の大転換とも言うべき
          今回の大軍拡に対して、引き続き取り組みを続けていきます。

          ◆「敵基地攻撃兵器を買うな!」など3種の軍拡反対プラカードは、引き
          続きコンビニでプリントアウトできます(3月2日まで)。ぜひ印刷して、
          アクションの際にご活用ください。
          https://kosugihara.exblog.jp/238352658/

          ---------------------------------

          【レイバーネットより】
          「大軍拡、静かにやられていいのか」/軍事予算増大に抗議して防衛省デモ
          http://www.labornetjp.org/news/2018/0224shasin

          動画はこちら
          https://www.youtube.com/watch?v=zJwIvfh96Io&feature=youtu.be

          大軍拡と基地強化にNO!2.24防衛省デモの申し入れ書
          https://kosugihara.exblog.jp/238356310/

          <田村順玄さん(岩国市議)の講演要旨(文責:杉原)>
           岩国基地は一本の滑走路に米海軍、海兵隊、海上自衛隊、民間機が入り
          乱れている状況だ。米軍F35Bステルス戦闘機が垂直離着陸して耐熱コンク
          リートをひいた着陸帯へ着陸訓練をしている。米軍佐世保基地に強襲揚陸
          艦ワスプが配備されたが、いずれは岩国のF35Bが飛んでいき訓練するので
          はないか。建設が強行されている辺野古の新基地もF35Bが使用できるもの
          だ。5年前、2500億円もの税金を投じて滑走路が1キロ沖合いに移設された。
          結果的に岩国市内の騒音は小さくなった。
           5月には厚木から61機の空母艦載機が岩国に移り、計130機の米軍機が配
          備されることになる。3800人の米兵・家族が増え、計11,000人の米軍関係
          者・軍属が住む街になる。この間のほとんどの米軍機の事故に岩国が絡ん
          でいる。
           米軍住宅がどんどん建っていて、20万円近い家賃補助を行い、水道・ガ
          ス代すべてを日本政府が負担している。愛宕山には262戸の米軍住宅が建
          設されたが、不便なためあまり埋まっていない。住宅はすべてシェルター
          付きだ。岩国市民からも「我々のところにもシェルターを造ってほしい」
          との声があがっている。岩国市の年間予算は800億円だが、そのうち138億
          円は防衛省から出ている米軍再編交付金などだ。
           岩国基地は沖縄までは1,000キロだが、平壌まではそれ以下だ。米軍が
          朝鮮民主主義人民共和国を攻撃するとしたら、岩国基地は給油などの中継
          基地、ハブ基地として使用されるだろう。
           山口県は独自に毎年50億円の自由に使える基地交付金を獲得した。防衛
          政策に対する県の協力度はものすごく高くなっている。
           岩国から米軍機が全国に騒音を撒き散らしていく。なんとかして飛行停
          止をさせなければいけない。

          ※『世界』4月号(岩波書店)に田村順玄さんによる岩国基地報告が掲載
          予定です。

          <参考>
          リムピース「追跡!在日米軍」
          http://www.rimpeace.or.jp/
          ※全国各地の基地監視の報告が掲載されています。

          ---------------------------------

          ◆パンフ「2018年防衛予算を斬る!」(200円)好評販売中!
          https://kosugihara.exblog.jp/238267576/

          ◆NAJATの軍拡反対アクションシートもよろしくお願いします!
          https://najat2016.wordpress.com/2018/02/20/action_sheet-2/


          「ブラック企業大賞2017」 大賞・各賞決定、大賞にアリさんマークの引越社グループ、ウェブ投票賞にはNHK

          0

            y

            紅林進です。
            12月23日(土・休)に東京・水道橋の全水道会館で、 「第6回 ブラック企業大賞2017授賞式&シンポジウム」が開催され、「ブラック企業大賞企画委員会」が選んだ 「第6回ブラック企業大賞2017」の大賞・各賞が発表されました。
            大賞にはアリさんマークの引越社グループが決まりました。ウェブ投票賞ではNHKが選ばれました。
            (以下、転送・転載歓迎)
            第6回ブラック企業大賞2017 大賞・各賞発表
            2017年12月23日(土・休)、第6回ブラック企業大賞2017授賞式を開催し、大賞ほか各賞の発表をいたしました。以下に各賞および授賞理由をご報告いたします。
            ●ブラック企業大賞: 株式会社引越社・株式会社引越社関東・株式会社引越社関西
              引越社グループは、引越社関東所属の男性営業社員をシュレッダー係に配転し、懲戒解雇をしました。懲戒解雇の理由を「罪状」などと記載し、男性の顔写真を入れた書類(罪状ペーパー)を、貴社グループの店舗へ掲示。さらに、貴社は同様の文面を全従業員に送る社内報へ掲載し、送付しました。
              今年8月、東京都労働委員会はこれらの行為は、男性が労働組合(プレカリアートユニオン)に加入したことによるものであるとして、不当労働行為であると認定しました。また、東京都労働委員会は、貴社が労組へ加入した従業員らに対し、労組からの脱退を促す行為をしたとして、これも不当労働行為であると認定しています。
              引越社関東は、2年前に開 催された 「ブラック企業大賞2015」において「ウェブ投票賞」「アリ得ないで賞」をW(ダブル)受賞しています。その際「ブラック企業大賞をエサに企業恐喝まがいの行為をし、金銭を要求することが真の目的なのかもしれない」などと、ウェブ媒体で副社長は事実無根の大嘘を述べ、恥を上塗りしました。
              解雇撤回後も約2年にわたり、男性営業社員に終日シュレッダー業務を強いるなどの、人権侵害行為を続けた引越社グループ。その漆黒なるブラックぶりを早期に改め、貴社がまともな企業へ再生することを切に願い、ここに「ブラック企業大賞2017」の大賞を授与します。
            ●特別賞:大成建設株式会社・三信建設工業株式会社
              今年3月、東京オリンピック・パラリンピックで 使用するメ インスタジアム「新国立競技場」の建設工事の現場で働く、当時23歳の男性が自死しました。この事案については新宿労働基準監督署が労災認定しています。
              新国立競技場の建設工事は、大成建設株式会社が元請としておこなっており、その一次下請け企業である三信建設工業株式会社に男性は雇用されていました。男性が自殺する前の1カ月の残業は約190時間であった。この事件を機に、東京労働局は、「新国立競技場」の建設工事に関わる約760社を調査した結果、37社で違法な時間外労働が確認され、新宿労基署が是正勧告をしました。
              東京オリンピックの施設を無理な工程で急がせていたことが、この痛ましい自死の背景にあります。人の死を招くほどの長時間労働は必要なのでしょうか?  オリンピックの美名の下に若いいのちが失われた事実を私たちはけして忘れてはならない。よって、ここに「ブラック企業大賞2017」特別賞を授与します。
            ●業界賞:新潟市民病院
              貴院は2016年1月、当時37歳だった研修医を過労自殺に追いやりました。研修医が亡くなる前の残業時間は月平均で過労死ラインの二倍に相当する187時間、最大で251時間に及び、これは本年のノミネート企業中最多です。
              この悲劇が新潟市の運営する公立病院で起きたという事実も、強調されるべき点でしょう。全国医師ユニオンが今年11月に公表した勤務医労働実態の調査結果によると、全国の勤務医のうち過労死ラインである月80時間を超える時間外労働を行っている医師は常勤医で4.9%、当直 を行う常勤 医で7.3%、初期研修医8.5%、後期研修医では18.9%に上り、このデータ通り近年、医師の過労死が多数報告されています。
              さらに日本医療労働組合連合会(医労連)が2013年に実施した看護職員の労働実態調査調査では、全国の看護師の125人に一人が過労死ライン超えの働き方をしているとされています。人の命を救う医療・看護の現場において、その実務に携わる労働者たちの命が日常的に脅かされているなど、あってはならないことです。そこで貴院に対し「業界賞」を進呈し、これが全国の勤務医・看護師たちの労働環境が一日も早く適正化されるための、一助となるよう願うものです。
            ●ブラック研修賞 ゼリア新薬工業株式会社
              貴社は2013年5月、ビジネスグランド ワークス社 に委託し行っていた新入社員研修において、当時22歳の新入社員を精神的に迫害し、追い詰め、死に追いやりました。
              過去のいじめ体験や、本当にそのような事実があったかさえ定かでない吃音について大勢の同僚の前で告白させたその研修内容は、貴社の業務をこなしていく上で全く必要のないものであり、無意味です。仮に意味があったのだとすれば、それは貴社が、従業員は使い捨ての道具でしかなく人格は不要とみなしていたがゆえに、従業員の自我を崩壊させる積極的な必要性を感じていた、という以外の理由は考えられません。これは許されざる人権侵害です。
              一方で残念なことに、貴社以外の多くの企業もビジネスグランドワークス社、あるいは同種の別企業に新人研修を委託し、洗 脳まがいの研修を実施してきた現実から目をそむけることもできません。そこで貴社に「ブラック研修修賞」を進呈し、これにより、従業員に人格を認めない貴社のような企業が少しでも減ることを願うものです。
            ●ウェブ投票賞 日本放送協会(NHK)
              貴社は、第6回ブラック企業大賞における一般市民からのウェブ投票において、3855票(ウェブ投票3848票、授賞式会場での直接投票7票)と、他企業と比べ圧倒的に多い票数を得ました。
              これも貴社の労働者へのひどい仕打ちがインターネット等を通じ、全国に知られることとなり、多くの人たちからの批判が生まれていることの結果です。ここにウェブ投票賞を贈呈し、一日も早い改善を求めるとともに、貴社が今後より一層労働問題の報道に取り組むことを望みます。

            なぜNHKは安倍政権に「忖度」するのか

            0

              坂井貴司です。

              11月11日、福岡市で「NHKを考える福岡の会」が主催する講演会が開催
              されました。
              NHKの安倍政権べったりの報道に不満を持つ友人が出席しました。
              その友人が「ぜひ拡散してほしい。万人が知るべきだ」と講演会の内容を送っ
              てきました。読んで見ると、私もその通りだと思いました。

              長文ですけれど、NHKの恐るべき実態がよく解ります。

              なお、講演した澤田愛子さんはツイッターで発信しているそうです。安倍政権
              批判をするため、ネトウヨから激しく攻撃されているとのことです。

              (ここから)

              『民主主義社会と報道の自由』

              11月11日
              主催:NHKを考える福岡の会

              講師:澤田愛子 山梨大学大学院元教授、生命倫理、ホロコースト研究者

              NHKを考える福岡の会の会長挨拶

              「報道機関が暴走をチェックする役目が重くなっている。安倍首相が報道機関
              への圧力をかけることは間違いない。
              4年前、NHK社員が月160時間を超える残業による過労で死んだ。それをNHK自身が
              報じたのは先月だ」

              澤田愛子さんの著書『夜の記憶 日本人が聴いたホロコースト生還者の証言』(創
              元社 2005年)

              澤田さんの講演

              「自民党憲法改憲草案の『緊急事態条項』は極めて危険なのに、ほとんど知ら
              れていない。

              イスラエルに8回行ってユダヤ人大虐殺の生存者の証言を聞いた。ポーランドの
              ユダヤ人大虐殺の跡を全部調査した。

              ナチスを礼賛し、『ホロコーストはなかった』との発言を繰り返した高須クリ
              ニックの高須克也は、アメリカ美容整形外科学会から追放された。
              実はそれだけにとどまっていない。高須はナチスのシンパとして、アメリカ政
              府から入国拒否の指定を受けた。EUからも入国拒否の指定を受けた。高須はもう
              アメリカやヨーロッパには行く事ができなくなった。
              ヒトラーを賞賛し、ホロコーストを否定することがどれだけ重大なことか、日
              本人は知らない。それを伝えないマスコミの責任は大きい。
              麻生副総理が「憲法改正はナチスのやり方を見習ってはどうかね」と発言した。
              これがアメリカやヨーロッパだったら、即副総理辞任、即議員辞職となる。とこ
              ろが今でも副総理という要職に麻生さんが就いている。アメリカやヨーロッパは
              「日本はなんて国だ」と呆れ顔で見ている。それも日本のマスコミは伝えない。

              私の専門は生命倫理とナチスドイツによるユダヤ人大虐殺の研究。メディア論
              は素人。しかし、NHKなどマスコミの偏向には危機感を感じる。だから講師を
              引き受けた。猛勉強して、10枚のレジュメを作った。

              今の若者はテレビを見ない、新聞は読まない。一心不乱にスマホ、iPhoneを見
              ている。ヨーロッパでは見ない光景。
              だから、NHKの問題を知らない。マスコミの問題自体を知らないので、政府
              はやりたい放題できる。
              にも関わらず、テレビが唯一の情報源である人が多い。特にNHKに対する信頼感
              は絶大。NHKが言うから正しい、という信仰が根強い。これは、長年に渡る
              NHK職員の努力の積み重ねによって形成された。

              加計学園獣医学部が結局認可された。
              大学設置審査会の委員長は立教大学の学長。加計学園の加計孝太郎は立教大出
              身。この審査会の人事は安倍首相が決めた。

              座間市の連続殺人事件。自民党は再発防止を口実にツィッターを規制しようと
              言い始めている。これが実現されたら、ネットの言論の自由がなくなる。本当に
              言論の自由がなくなる。

              創価学会が小選挙区の自民党議員に投票しないと半分は落選するといデータが
              ある。

              日本の民主主義は首の皮一枚でつながっている。

              司法の独立は崩れている。

              報道機関は「第4の権力」と言われた。今は権力の手先に成り下がった。権力に
              ひれ伏している。
              私は朝日新聞をとっている。たまに良い記事は掲載する。しかし権力に対する
              怒りはない。
              朝日新聞や毎日新聞の幹部は、安倍首相と会食をしている。それは軽減税率を
              安倍首相にお願いするためだ。消費税10パーセントになったら、新聞は全く売れ
              なくなる。だから軽減税率を安倍首相にお願いしている。それで安倍首相批判を
              やらない。
              まともな新聞は、東京新聞や琉球新報、沖縄タイムスなどの地方紙と『赤旗』
              ぐらいだ。

              加計学園認可に抵抗した文科省の前川喜平事務次官の私生活問題をすっぱ抜い
              た読売新聞。それは公安からネタをもらったものだった。
              政府批判をする者のプライバシーを権力が暴いて、マスコミに流して叩かせて
              いる。

              日本は先進国で唯一、放送局の許認可権を行政(総務大臣)が握っている。
              5年に一度、放送局の免許更新がある。免許更新が無事にできるよう、テレビ
              局は安倍政権にゴマをする報道をしている。

              トランプ大統領が来日したとき、在日アメリカ人が東京で反トランプデモを行
              った。それを在特会などのヘイト集団が星条旗を振りかざして襲撃した。マスコ
              ミは報じなかった。

              韓国を訪れたトランプ大統領は、晩餐会で元韓国人従軍慰安婦をハグした。そ
              れも日本のマスコミは報じなかった。

              国境なき記者団による報道の自由度調査。日本は2010年(民主党政権)は11位。
              安倍政権になってからの2017年は72位に落ちた。先進国では最悪の水準。それも
              日本のマスコミは報じない。

              NHKは政治部が圧倒的な権力を持っている。経済部や社会部を押さえつけて
              いる。政治部は安倍政権に近い考えを持つ者が支配している。その筆頭が安倍首
              相お気に入りの岩田明子解説委員だ。
              経済部がアベノミクス、社会部が安倍政権の政策によって起こった問題を取り
              上げようとすると、政治部が必ず横槍を入れ、握りつぶす。

              オトモダチ籾井はNHK会長続投を強く望んでいた。しかし、良識ある職員やキャ
              スター、ディレクター、OB、経営委員が必死に抵抗して続投を阻止した。

              NHK政治部を牛耳っているのは、政治部の岩田明子解説委員だ。彼女は安倍
              首相が官房長官だった時、彼の私邸の近くにマンションを購入した。安倍氏の家
              に頻繁に出入りするようになった。それで安倍首相の母親である安倍洋子と大変
              親しくなった。娘同然に可愛がられた。それで安倍首相とも直接メールや電話が
              できるほど親密な関係になった。

              彼女は、安倍首相べったりの小池英夫報道局長と組んで、NHKの事実上の支
              配者として君臨している。上田NHK会長を上回る権勢を誇っている。上田会長です
              ら抑えることができない。

              NHKをダメにしたのは岩田明子解説委員が支配する政治部と小池英夫報道局
              長だ。これに対して社会部と経済部が、NHKをまともな報道機関にしようと奮
              闘している。NHK全部がダメな訳ではない。

              私はナチズムの研究をしてきた。ヒトラーが権力を握る前と後のドイツの状況
              は、今の日本と同じだ。当時のドイツ人は政治に対する関心が薄かった。スポー
              ツや娯楽に興じていた。その姿は安倍政権の危険性に目を向ける事なく、のほほ
              んとしている現在の日本人と重なる。

              このよううな危機的状況に対する対策は2つ。
              一つ目は絶えず抗議の声を上げ続けること。
              二つ目はNHK経営委員の選任を政府から独立した機関で行うよう法改正すること
              だ。

              質問

              「11月3日2万人から3万人が集まった憲法改正反対デモを行ったのに、毎日新
              聞は報じなかった。赤旗だけが報じた。
              の岩田明子を罷免させるにはどうしたらよいのか」

              澤田さんの答え

              Change.Orgなどのネット署名で罷免を呼びかけることができる。しかし、安倍首
              相や岩田明子の報復を覚悟した方がいい。そして、それを問題しない人が多い現
              実がある。
              それでも諦めずに声を上げること、多くの人々に訴えることだ」

              (澤田さんは沖縄に行ったことを話した)

              私は高江のヘリパッド建設反対の座り込みに参加した。
              私はゴボウ抜きされて、機動隊員の人垣の中に放り込まれた。そこは機動隊の
              装甲車がエンジンをふかして排気ガスを吹き込んでいた。放り込まれた座り込み
              参加者が、私の目の前で呼吸困難に陥り、倒れた。救急車で運ばれた。機動隊隊
              員は知らんぷりをしていた。
              30℃を超える猛暑の中、機動隊は水を私達に与えなかった。山城博治さんが猛
              抗議した。その後、山城さんは逮捕された。
              沖縄から帰った後、私は呼吸困難と全身の痛みに10日間苦しんだ。排気ガス
              を長時間吸わされたことと、機動隊隊員に強く身体を掴まれたためだ。

              日本は三権分立が崩壊している。マスコミも崩壊している。
              それに対してアメリカはまだマスコミが健全だ。
              トランプ大統領から、フェイクニュースばかり流すとホワイトハウスの出入り
              を禁止されたCNNやニューヨークタイムズ、ワシントンポストは今もトランプ大統
              領批判を続けている。トランプ大統領から名指しで攻撃されても全く平気だ。

              パナマ文書をスクープした記者グループの一人が暗殺された。
              このような事が日本でも起こる可能性はないとは断言できない。安倍首相批判
              をするジャーナリストが暗殺されることが起きかねない。だから安倍政権べった
              りの右派メディアから攻撃されている伊藤詩織さん達を守らなければならない。
              安倍首相と仲が良いと言われるロシアのプーチン大統領は、自分を批判するジ
              ャーナリストを次々に暗殺させた。彼は本当に悪魔だ」

              (ここまで)


              「大谷いづみさん職場復帰支援の集い」報告

              0

                Message body

                みなさん、こんばんは

                昨日、50名ほどの参加があり、無事に「大谷いづみさん職場復帰支援の集い」を終えることができました。
                大谷さんや他の教員に対して虚偽の説明を行うなど加害者側に甘い学部の対応に厳しい批判の問いかけがされた一方、闘う大谷さんを支えようというあたたかい雰囲気のある集会となりました。

                また報道関係者の参加もあり、集会の様子が早速京都新聞に掲載されました。

                ■「嫌がらせ准教授「接近禁止徹底を」 病欠の立命大教授支援集会」(京都新聞2017年11月06日)
                http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20171106000193

                加害のショックで以前のように出勤できない大谷さんを排除しようという雰囲気が学部の一部にあり、職場復帰への闘いは予断を許しませんが、学部内にも応援する声があります。
                みなさんの支援、関心が職場復帰につながりますので、ぜひ12月13日に始まる控訴審にお集まり下さい。

                ■控訴審第一回期日
                12月13日(水)午前10時
                大阪高裁 別館7階 73号法廷
                http://www.courts.go.jp/osaka/vcms_lf/H29.2heimenzu_bekkan.pdf

                ※高裁ですので大阪になります。お気を付け下さい。

                裁判は、手続きなどなくどなたでも傍聴できます。重要な裁判であることを裁判官に感じてもらうためにも、多くの方の傍聴が必要です。
                よろしくお願いいたします。

                大谷いづみさんの職場復帰を支援する会

                エキタス京都の「2017年の最賃引き上げ運動の報告」

                0


                  エキタス京都の「2017年の最賃引き上げ運動の報告」をnoteに掲載しました。

                  https://note.mu/aequitaskyoto/n/nbd65c161406a

                   峙都地方最低賃金審議会報告」
                  ⊃概腸颪膨鷭个靴拭岼娶書(7月23日提出)」
                  「異議申出書(8月21日提出)」
                  を読むことができますので、お時間のあるときにお読み頂ければ幸いです。

                  よろしくお願いいたします。

                  橋口昌治


                  8月15日を語る歌人のつどいの澤地久枝さんの話。(短歌に興味のない人も是非お読みください)

                  0
                    8月15日を語る歌人のつどいに参加しました。
                    なかなか盛りだくさんの集会でした。
                    会場の日比谷コンベンションホールの定員200人を超えて立ち見の出る盛況でした。
                    準備された皆さん有難うございます。
                    澤地久枝さんの講演から断片的なメモを残します。
                    短詩形文学10月号に報告が掲載されるようです。
                    <a href="http://ootsuru.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2017/08/17/img_2162.jpg%22%3E%3Cimg class="image-full" alt="Img_2162" title="Img_2162" src="http://ootsuru.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2017/08/17/img_2162.jpg" border="0"  /></a>
                    ――
                    私は俳句も短歌も作ったことはないが、昭和29年の早稲田大学第二文学部の卒論は「万葉集・東歌研究」だった。
                    (先生は谷かおる先生で水野昌雄さん・日野きくさんと同じ先生で今日初めて同門だったことがわかりました。)
                    名前もない人の歌を研究した。
                    同情から共産党員と結婚した(数年後に離婚)、中央公論の経理事務員で夫をやり、義父の看病をやり学生として卒論書いた。
                    歌は作らなかったが印税を届けに行った川田順など歌人との縁はあった。穏やかな老人だった。
                    万葉集講義という本を買った事もある。
                    中央公論のあった丸ビルから神宮球場辺りにあった家と早稲田に通う為に乗る都電は焼け跡を通り超満員だった。
                    吉林の陸軍病院の三等看 護婦見習いの解散式が1945・8・15にあり皆泣いた。(学校の勉強を一切止めた国はないと思う。)
                    今から思えば戦争の行方が良くなくて20代の若い教官と別れるが辛かったのだと思います。
                    帰りに中国人のこどもが「日本負けた」と言ったのを聞いた。
                    家に帰って父に戦争が終わったと聞いた。それを聞いてすっきりと私の中で完結した。
                    世界中で学校の勉強を一切止めた国はないと思う。
                    巻14の東歌に拘る理由は
                    今日よりは顧みなくて大君の醜の御楯と出で立つわれは
                    という歌は戦争中喧伝されたがその隣にあるこの歌は取り上げられなかった。
                    韓衣裾に取りつき泣く子らを置きてそ来ぬや母(巻20)
                    当時生活実感のある歌は顧みられなかった。
                    お坊さんの 加藤まさとしさんの朝日歌壇の中から歌を引いて解説を加えた本を紹介します。(私は長いこと朝日歌壇をスクラップにしていました。)
                    ニューギニア地図に探すもこの生を奪いて今も骨も帰さず
                    (ニューギニアは酷い戦地でした。今夜はNHKでインパール、昨日は樺太をやってましたね。日本の政治は棄民をやった。朝鮮人や中国人や南洋諸島の人も含めて)
                    俳句と違い歌は必ず時代と人生を反映すると思います。
                    婦人公論9年間編集をやったが歌の募集を行い「この果てに君あるごとく思われて」という歌集をまとめた。この歌をタイトルに使った。
                    この果てに君あるごとく思われて春の渚に一人たたずむ
                    歌集が詠まれ、宮本百合子さんをはじめとする撰者たちが、「ここ にこそ女たちの真実がある。」と書かれた。
                    半ズボン汚し帰りし幼児を叱りいたりき 戦死せしかな
                    しんしんと雪降る夜なり戦地よりこの魂ひとり寝る窓たたく
                    明暗を分けてそれぞれ孤独なりこの墓包み木々芽吹き初む
                    何百万難民作り弧児作り戦は進む何の目的(安倍さんに読ませてあげたいですね)
                    戦費にて億兆円の予算あり戦士せし子の墓には桜
                    こういう母親の想いを安倍さんは考えて政治をしているか。考えていたら出来ないようなことをやっていますね。憲法記念日に自衛隊を書きこむと言ったように。
                    国会で追及されたらその件については読売新聞を読めと言ったのは品性・感性を疑うし、読売の沈黙もおかしい。
                    私は安倍さんが心底嫌いです。八六 年の人生でこれほど人が嫌いなのは初めてです。ただ嫌いなだけではないんです。どれほど危険な所に日本を持って行こうとしているか、彼がめざしている先には自衛隊の人たちの死であり、そのほかの人たちの死であり、残された人が亡き人のあとを埋めて行くかということについてあの人は何も知らない。でもあの人にいくら言っても彼は分かろうとは思わないです。
                     一回一人の男として一人の人間として、日本の歌というものを読んでくれたらいいと思うんですね。今進んでいく日本の方向は万々歳で日本はこの方向に行くしか道はないなどという歌に私は出会ったことはない。
                    みんな今の時勢が進んでいけばろくな事にならないというのはよく知っているんですね。
                    先週の月曜の朝日歌壇は選 者全員(佐々木幸綱さん、高野公彦さん、永田和弘さん、馬場あき子さん)が劉暁波を詠んだ歌を選んでいる。
                    焼かれ撒かれた貴方の心に会えますか劉暁波よ 明日は海の日
                    ノーベル賞受賞の空席空席のままに残して劉暁波氏逝く
                    受賞者は天安門の犠牲者と残して逝きし劉暁波氏
                    彼は中国に人間的な政治をと言っただけだった。
                    この一日の朝日歌壇を読むだけで一つの時代、何事があったかが分かる。歌には力があります。私は前回参加できませんでしたがいろんな本を頂いた。
                    日本の文化と思想1・2(短詩形文学編集部)は呻く思いでした。
                    うたびとは歌を歌うだけでなく、今日の会もそうですけど事業として形として残るようなことをすべきだと辿り着いて居られ てそれは見事だと私は思います。
                    九条の会の呼びかけ人は三人になったが応援団に新しい九人が中心になっている。
                    梅原猛さんは最初から会合には出ないという事になっているし、大江健三郎さんも最近は出ないようにされているので、私一人が出て行っている。
                    石川啄木は当時の日本の現実に目覚めて階段を駆け上るように頂点まで行った人だと思っている。
                    しかし、「故郷のなまり懐かし」の歌は嘘だと思う。家に故郷のなまりの強い妻と母がいたのだから。
                    「東海の小島」の歌は頭の産物で日本の事だと思う
                    啄木は十代でアメリカ・イギリスに行こうとしていたので世界的視野があった
                    そういう例がないわけではない。
                    ノグチ・イネジロー(イサム・ノグチの父)の詩は 英語に訳され有名になった。
                    戦争は気が付いたら始まっている。
                    アベ政治の支持率を上げる人たちは何を考えているのだろう。子や孫の事は考えないのか。
                    これは日本だけの問題ではない。世界の人がどうなるかに繋がっている。
                    戦争しない憲法を持って、原爆の被害を受けた唯一の国なのに掲げている旗と違う事をやっている。
                    一人は弱いけれど一人に託されている今の憲法の人権や諸権利の条項はまだ生きている。
                    憲法を守りぬくために頑張らなければならない。
                    一人が二人と鎖を編んでいくようにその声が広げられればどんなにいいでしょう。
                    寒風に吹きさらされてもの売れり黄泉も凍らん戦死せし子よ
                    末は共に墓に入らむと夫ならで麻痺の我が子が言うぞ悲しき
                    (この国は非福祉国家になり五兆円を超す軍事費を使う、東京五輪でなく福祉の充実を。)
                    鬼となりて捨てんと決めにし子は死せり在らば残留孤児と来しかも
                    在らば古希と齢を数う往く前に産みし子も餓死夏は悲しく
                    歌が残ることによって、後世に伝えられる。私もいろんな事を教えられた。それが歌の持っている力でしょう。
                    御巣鷹山の歌です。
                    墜落機に死にしわが子の骨を拾う苦しかりしや小さき小さき骨
                    こういう歌が残ることで御巣鷹山の悲劇の一端が残る。
                    私は相変わらず一首も一句も書かず、散文も滞りがちですがを今日が最後かも思いながら下手なお話をさせて頂きました。
                    ありがとうございました。
                    ーーー
                    司会者から
                    ク ロワッサンの最新号に澤地さんが影響を最も影響を受けたとして「人間の条件」を紹介しています
                    紹介頂いた「日本の文化と思想」機Ν兇盥岷蚣燭眇修傾み受け付けています。
                    8・15の記録が第四集まで出ています。
                    ーー
                    貴重な集会でしたが今年は動画
                    を残すことが出来ませんでした。
                    澤地さんも言われるように残すことが大事です。
                    来年は是非動画で残したいと思います。
                    ーー
                    10・28(土)の13:30から同じ日比谷コンベンションホールで
                    憲法を考える歌人のつどいがあります。
                    伊藤真さんの講演と水野昌雄さんの講演があります。
                    以上
                     

                    どないネット(どないする大阪の未来ネット)のブログを更新

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                      寺本です

                      どないネット(どないする大阪の未来ネット)のブログを更新しました。

                      7月13日に行われたソウル市から学ぼう!大阪のあり方を問う学習集会での金光男さんの講演内容を「ソウル市の情報公開、橋本元大阪市長との類似性・相違点」「ソウル市の労働哲学に基づく非正規労働者の正規職化」「ソウル市長の市政哲学と代表的施策」の3回に分けてアップしています。
                      ソウル市の市政改革の方向は、大阪都構想とは全く逆を向いています。その意味で、非常に示唆に富んだ講演内容になっています。

                      http://donainet.seesaa.net 

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