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なぜNHKは安倍政権に「忖度」するのか

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    坂井貴司です。

    11月11日、福岡市で「NHKを考える福岡の会」が主催する講演会が開催
    されました。
    NHKの安倍政権べったりの報道に不満を持つ友人が出席しました。
    その友人が「ぜひ拡散してほしい。万人が知るべきだ」と講演会の内容を送っ
    てきました。読んで見ると、私もその通りだと思いました。

    長文ですけれど、NHKの恐るべき実態がよく解ります。

    なお、講演した澤田愛子さんはツイッターで発信しているそうです。安倍政権
    批判をするため、ネトウヨから激しく攻撃されているとのことです。

    (ここから)

    『民主主義社会と報道の自由』

    11月11日
    主催:NHKを考える福岡の会

    講師:澤田愛子 山梨大学大学院元教授、生命倫理、ホロコースト研究者

    NHKを考える福岡の会の会長挨拶

    「報道機関が暴走をチェックする役目が重くなっている。安倍首相が報道機関
    への圧力をかけることは間違いない。
    4年前、NHK社員が月160時間を超える残業による過労で死んだ。それをNHK自身が
    報じたのは先月だ」

    澤田愛子さんの著書『夜の記憶 日本人が聴いたホロコースト生還者の証言』(創
    元社 2005年)

    澤田さんの講演

    「自民党憲法改憲草案の『緊急事態条項』は極めて危険なのに、ほとんど知ら
    れていない。

    イスラエルに8回行ってユダヤ人大虐殺の生存者の証言を聞いた。ポーランドの
    ユダヤ人大虐殺の跡を全部調査した。

    ナチスを礼賛し、『ホロコーストはなかった』との発言を繰り返した高須クリ
    ニックの高須克也は、アメリカ美容整形外科学会から追放された。
    実はそれだけにとどまっていない。高須はナチスのシンパとして、アメリカ政
    府から入国拒否の指定を受けた。EUからも入国拒否の指定を受けた。高須はもう
    アメリカやヨーロッパには行く事ができなくなった。
    ヒトラーを賞賛し、ホロコーストを否定することがどれだけ重大なことか、日
    本人は知らない。それを伝えないマスコミの責任は大きい。
    麻生副総理が「憲法改正はナチスのやり方を見習ってはどうかね」と発言した。
    これがアメリカやヨーロッパだったら、即副総理辞任、即議員辞職となる。とこ
    ろが今でも副総理という要職に麻生さんが就いている。アメリカやヨーロッパは
    「日本はなんて国だ」と呆れ顔で見ている。それも日本のマスコミは伝えない。

    私の専門は生命倫理とナチスドイツによるユダヤ人大虐殺の研究。メディア論
    は素人。しかし、NHKなどマスコミの偏向には危機感を感じる。だから講師を
    引き受けた。猛勉強して、10枚のレジュメを作った。

    今の若者はテレビを見ない、新聞は読まない。一心不乱にスマホ、iPhoneを見
    ている。ヨーロッパでは見ない光景。
    だから、NHKの問題を知らない。マスコミの問題自体を知らないので、政府
    はやりたい放題できる。
    にも関わらず、テレビが唯一の情報源である人が多い。特にNHKに対する信頼感
    は絶大。NHKが言うから正しい、という信仰が根強い。これは、長年に渡る
    NHK職員の努力の積み重ねによって形成された。

    加計学園獣医学部が結局認可された。
    大学設置審査会の委員長は立教大学の学長。加計学園の加計孝太郎は立教大出
    身。この審査会の人事は安倍首相が決めた。

    座間市の連続殺人事件。自民党は再発防止を口実にツィッターを規制しようと
    言い始めている。これが実現されたら、ネットの言論の自由がなくなる。本当に
    言論の自由がなくなる。

    創価学会が小選挙区の自民党議員に投票しないと半分は落選するといデータが
    ある。

    日本の民主主義は首の皮一枚でつながっている。

    司法の独立は崩れている。

    報道機関は「第4の権力」と言われた。今は権力の手先に成り下がった。権力に
    ひれ伏している。
    私は朝日新聞をとっている。たまに良い記事は掲載する。しかし権力に対する
    怒りはない。
    朝日新聞や毎日新聞の幹部は、安倍首相と会食をしている。それは軽減税率を
    安倍首相にお願いするためだ。消費税10パーセントになったら、新聞は全く売れ
    なくなる。だから軽減税率を安倍首相にお願いしている。それで安倍首相批判を
    やらない。
    まともな新聞は、東京新聞や琉球新報、沖縄タイムスなどの地方紙と『赤旗』
    ぐらいだ。

    加計学園認可に抵抗した文科省の前川喜平事務次官の私生活問題をすっぱ抜い
    た読売新聞。それは公安からネタをもらったものだった。
    政府批判をする者のプライバシーを権力が暴いて、マスコミに流して叩かせて
    いる。

    日本は先進国で唯一、放送局の許認可権を行政(総務大臣)が握っている。
    5年に一度、放送局の免許更新がある。免許更新が無事にできるよう、テレビ
    局は安倍政権にゴマをする報道をしている。

    トランプ大統領が来日したとき、在日アメリカ人が東京で反トランプデモを行
    った。それを在特会などのヘイト集団が星条旗を振りかざして襲撃した。マスコ
    ミは報じなかった。

    韓国を訪れたトランプ大統領は、晩餐会で元韓国人従軍慰安婦をハグした。そ
    れも日本のマスコミは報じなかった。

    国境なき記者団による報道の自由度調査。日本は2010年(民主党政権)は11位。
    安倍政権になってからの2017年は72位に落ちた。先進国では最悪の水準。それも
    日本のマスコミは報じない。

    NHKは政治部が圧倒的な権力を持っている。経済部や社会部を押さえつけて
    いる。政治部は安倍政権に近い考えを持つ者が支配している。その筆頭が安倍首
    相お気に入りの岩田明子解説委員だ。
    経済部がアベノミクス、社会部が安倍政権の政策によって起こった問題を取り
    上げようとすると、政治部が必ず横槍を入れ、握りつぶす。

    オトモダチ籾井はNHK会長続投を強く望んでいた。しかし、良識ある職員やキャ
    スター、ディレクター、OB、経営委員が必死に抵抗して続投を阻止した。

    NHK政治部を牛耳っているのは、政治部の岩田明子解説委員だ。彼女は安倍
    首相が官房長官だった時、彼の私邸の近くにマンションを購入した。安倍氏の家
    に頻繁に出入りするようになった。それで安倍首相の母親である安倍洋子と大変
    親しくなった。娘同然に可愛がられた。それで安倍首相とも直接メールや電話が
    できるほど親密な関係になった。

    彼女は、安倍首相べったりの小池英夫報道局長と組んで、NHKの事実上の支
    配者として君臨している。上田NHK会長を上回る権勢を誇っている。上田会長です
    ら抑えることができない。

    NHKをダメにしたのは岩田明子解説委員が支配する政治部と小池英夫報道局
    長だ。これに対して社会部と経済部が、NHKをまともな報道機関にしようと奮
    闘している。NHK全部がダメな訳ではない。

    私はナチズムの研究をしてきた。ヒトラーが権力を握る前と後のドイツの状況
    は、今の日本と同じだ。当時のドイツ人は政治に対する関心が薄かった。スポー
    ツや娯楽に興じていた。その姿は安倍政権の危険性に目を向ける事なく、のほほ
    んとしている現在の日本人と重なる。

    このよううな危機的状況に対する対策は2つ。
    一つ目は絶えず抗議の声を上げ続けること。
    二つ目はNHK経営委員の選任を政府から独立した機関で行うよう法改正すること
    だ。

    質問

    「11月3日2万人から3万人が集まった憲法改正反対デモを行ったのに、毎日新
    聞は報じなかった。赤旗だけが報じた。
    の岩田明子を罷免させるにはどうしたらよいのか」

    澤田さんの答え

    Change.Orgなどのネット署名で罷免を呼びかけることができる。しかし、安倍首
    相や岩田明子の報復を覚悟した方がいい。そして、それを問題しない人が多い現
    実がある。
    それでも諦めずに声を上げること、多くの人々に訴えることだ」

    (澤田さんは沖縄に行ったことを話した)

    私は高江のヘリパッド建設反対の座り込みに参加した。
    私はゴボウ抜きされて、機動隊員の人垣の中に放り込まれた。そこは機動隊の
    装甲車がエンジンをふかして排気ガスを吹き込んでいた。放り込まれた座り込み
    参加者が、私の目の前で呼吸困難に陥り、倒れた。救急車で運ばれた。機動隊隊
    員は知らんぷりをしていた。
    30℃を超える猛暑の中、機動隊は水を私達に与えなかった。山城博治さんが猛
    抗議した。その後、山城さんは逮捕された。
    沖縄から帰った後、私は呼吸困難と全身の痛みに10日間苦しんだ。排気ガス
    を長時間吸わされたことと、機動隊隊員に強く身体を掴まれたためだ。

    日本は三権分立が崩壊している。マスコミも崩壊している。
    それに対してアメリカはまだマスコミが健全だ。
    トランプ大統領から、フェイクニュースばかり流すとホワイトハウスの出入り
    を禁止されたCNNやニューヨークタイムズ、ワシントンポストは今もトランプ大統
    領批判を続けている。トランプ大統領から名指しで攻撃されても全く平気だ。

    パナマ文書をスクープした記者グループの一人が暗殺された。
    このような事が日本でも起こる可能性はないとは断言できない。安倍首相批判
    をするジャーナリストが暗殺されることが起きかねない。だから安倍政権べった
    りの右派メディアから攻撃されている伊藤詩織さん達を守らなければならない。
    安倍首相と仲が良いと言われるロシアのプーチン大統領は、自分を批判するジ
    ャーナリストを次々に暗殺させた。彼は本当に悪魔だ」

    (ここまで)


    「大谷いづみさん職場復帰支援の集い」報告

    0

      Message body

      みなさん、こんばんは

      昨日、50名ほどの参加があり、無事に「大谷いづみさん職場復帰支援の集い」を終えることができました。
      大谷さんや他の教員に対して虚偽の説明を行うなど加害者側に甘い学部の対応に厳しい批判の問いかけがされた一方、闘う大谷さんを支えようというあたたかい雰囲気のある集会となりました。

      また報道関係者の参加もあり、集会の様子が早速京都新聞に掲載されました。

      ■「嫌がらせ准教授「接近禁止徹底を」 病欠の立命大教授支援集会」(京都新聞2017年11月06日)
      http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20171106000193

      加害のショックで以前のように出勤できない大谷さんを排除しようという雰囲気が学部の一部にあり、職場復帰への闘いは予断を許しませんが、学部内にも応援する声があります。
      みなさんの支援、関心が職場復帰につながりますので、ぜひ12月13日に始まる控訴審にお集まり下さい。

      ■控訴審第一回期日
      12月13日(水)午前10時
      大阪高裁 別館7階 73号法廷
      http://www.courts.go.jp/osaka/vcms_lf/H29.2heimenzu_bekkan.pdf

      ※高裁ですので大阪になります。お気を付け下さい。

      裁判は、手続きなどなくどなたでも傍聴できます。重要な裁判であることを裁判官に感じてもらうためにも、多くの方の傍聴が必要です。
      よろしくお願いいたします。

      大谷いづみさんの職場復帰を支援する会

      エキタス京都の「2017年の最賃引き上げ運動の報告」

      0


        エキタス京都の「2017年の最賃引き上げ運動の報告」をnoteに掲載しました。

        https://note.mu/aequitaskyoto/n/nbd65c161406a

         峙都地方最低賃金審議会報告」
        ⊃概腸颪膨鷭个靴拭岼娶書(7月23日提出)」
        「異議申出書(8月21日提出)」
        を読むことができますので、お時間のあるときにお読み頂ければ幸いです。

        よろしくお願いいたします。

        橋口昌治


        8月15日を語る歌人のつどいの澤地久枝さんの話。(短歌に興味のない人も是非お読みください)

        0
          8月15日を語る歌人のつどいに参加しました。
          なかなか盛りだくさんの集会でした。
          会場の日比谷コンベンションホールの定員200人を超えて立ち見の出る盛況でした。
          準備された皆さん有難うございます。
          澤地久枝さんの講演から断片的なメモを残します。
          短詩形文学10月号に報告が掲載されるようです。
          <a href="http://ootsuru.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2017/08/17/img_2162.jpg%22%3E%3Cimg class="image-full" alt="Img_2162" title="Img_2162" src="http://ootsuru.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2017/08/17/img_2162.jpg" border="0"  /></a>
          ――
          私は俳句も短歌も作ったことはないが、昭和29年の早稲田大学第二文学部の卒論は「万葉集・東歌研究」だった。
          (先生は谷かおる先生で水野昌雄さん・日野きくさんと同じ先生で今日初めて同門だったことがわかりました。)
          名前もない人の歌を研究した。
          同情から共産党員と結婚した(数年後に離婚)、中央公論の経理事務員で夫をやり、義父の看病をやり学生として卒論書いた。
          歌は作らなかったが印税を届けに行った川田順など歌人との縁はあった。穏やかな老人だった。
          万葉集講義という本を買った事もある。
          中央公論のあった丸ビルから神宮球場辺りにあった家と早稲田に通う為に乗る都電は焼け跡を通り超満員だった。
          吉林の陸軍病院の三等看 護婦見習いの解散式が1945・8・15にあり皆泣いた。(学校の勉強を一切止めた国はないと思う。)
          今から思えば戦争の行方が良くなくて20代の若い教官と別れるが辛かったのだと思います。
          帰りに中国人のこどもが「日本負けた」と言ったのを聞いた。
          家に帰って父に戦争が終わったと聞いた。それを聞いてすっきりと私の中で完結した。
          世界中で学校の勉強を一切止めた国はないと思う。
          巻14の東歌に拘る理由は
          今日よりは顧みなくて大君の醜の御楯と出で立つわれは
          という歌は戦争中喧伝されたがその隣にあるこの歌は取り上げられなかった。
          韓衣裾に取りつき泣く子らを置きてそ来ぬや母(巻20)
          当時生活実感のある歌は顧みられなかった。
          お坊さんの 加藤まさとしさんの朝日歌壇の中から歌を引いて解説を加えた本を紹介します。(私は長いこと朝日歌壇をスクラップにしていました。)
          ニューギニア地図に探すもこの生を奪いて今も骨も帰さず
          (ニューギニアは酷い戦地でした。今夜はNHKでインパール、昨日は樺太をやってましたね。日本の政治は棄民をやった。朝鮮人や中国人や南洋諸島の人も含めて)
          俳句と違い歌は必ず時代と人生を反映すると思います。
          婦人公論9年間編集をやったが歌の募集を行い「この果てに君あるごとく思われて」という歌集をまとめた。この歌をタイトルに使った。
          この果てに君あるごとく思われて春の渚に一人たたずむ
          歌集が詠まれ、宮本百合子さんをはじめとする撰者たちが、「ここ にこそ女たちの真実がある。」と書かれた。
          半ズボン汚し帰りし幼児を叱りいたりき 戦死せしかな
          しんしんと雪降る夜なり戦地よりこの魂ひとり寝る窓たたく
          明暗を分けてそれぞれ孤独なりこの墓包み木々芽吹き初む
          何百万難民作り弧児作り戦は進む何の目的(安倍さんに読ませてあげたいですね)
          戦費にて億兆円の予算あり戦士せし子の墓には桜
          こういう母親の想いを安倍さんは考えて政治をしているか。考えていたら出来ないようなことをやっていますね。憲法記念日に自衛隊を書きこむと言ったように。
          国会で追及されたらその件については読売新聞を読めと言ったのは品性・感性を疑うし、読売の沈黙もおかしい。
          私は安倍さんが心底嫌いです。八六 年の人生でこれほど人が嫌いなのは初めてです。ただ嫌いなだけではないんです。どれほど危険な所に日本を持って行こうとしているか、彼がめざしている先には自衛隊の人たちの死であり、そのほかの人たちの死であり、残された人が亡き人のあとを埋めて行くかということについてあの人は何も知らない。でもあの人にいくら言っても彼は分かろうとは思わないです。
           一回一人の男として一人の人間として、日本の歌というものを読んでくれたらいいと思うんですね。今進んでいく日本の方向は万々歳で日本はこの方向に行くしか道はないなどという歌に私は出会ったことはない。
          みんな今の時勢が進んでいけばろくな事にならないというのはよく知っているんですね。
          先週の月曜の朝日歌壇は選 者全員(佐々木幸綱さん、高野公彦さん、永田和弘さん、馬場あき子さん)が劉暁波を詠んだ歌を選んでいる。
          焼かれ撒かれた貴方の心に会えますか劉暁波よ 明日は海の日
          ノーベル賞受賞の空席空席のままに残して劉暁波氏逝く
          受賞者は天安門の犠牲者と残して逝きし劉暁波氏
          彼は中国に人間的な政治をと言っただけだった。
          この一日の朝日歌壇を読むだけで一つの時代、何事があったかが分かる。歌には力があります。私は前回参加できませんでしたがいろんな本を頂いた。
          日本の文化と思想1・2(短詩形文学編集部)は呻く思いでした。
          うたびとは歌を歌うだけでなく、今日の会もそうですけど事業として形として残るようなことをすべきだと辿り着いて居られ てそれは見事だと私は思います。
          九条の会の呼びかけ人は三人になったが応援団に新しい九人が中心になっている。
          梅原猛さんは最初から会合には出ないという事になっているし、大江健三郎さんも最近は出ないようにされているので、私一人が出て行っている。
          石川啄木は当時の日本の現実に目覚めて階段を駆け上るように頂点まで行った人だと思っている。
          しかし、「故郷のなまり懐かし」の歌は嘘だと思う。家に故郷のなまりの強い妻と母がいたのだから。
          「東海の小島」の歌は頭の産物で日本の事だと思う
          啄木は十代でアメリカ・イギリスに行こうとしていたので世界的視野があった
          そういう例がないわけではない。
          ノグチ・イネジロー(イサム・ノグチの父)の詩は 英語に訳され有名になった。
          戦争は気が付いたら始まっている。
          アベ政治の支持率を上げる人たちは何を考えているのだろう。子や孫の事は考えないのか。
          これは日本だけの問題ではない。世界の人がどうなるかに繋がっている。
          戦争しない憲法を持って、原爆の被害を受けた唯一の国なのに掲げている旗と違う事をやっている。
          一人は弱いけれど一人に託されている今の憲法の人権や諸権利の条項はまだ生きている。
          憲法を守りぬくために頑張らなければならない。
          一人が二人と鎖を編んでいくようにその声が広げられればどんなにいいでしょう。
          寒風に吹きさらされてもの売れり黄泉も凍らん戦死せし子よ
          末は共に墓に入らむと夫ならで麻痺の我が子が言うぞ悲しき
          (この国は非福祉国家になり五兆円を超す軍事費を使う、東京五輪でなく福祉の充実を。)
          鬼となりて捨てんと決めにし子は死せり在らば残留孤児と来しかも
          在らば古希と齢を数う往く前に産みし子も餓死夏は悲しく
          歌が残ることによって、後世に伝えられる。私もいろんな事を教えられた。それが歌の持っている力でしょう。
          御巣鷹山の歌です。
          墜落機に死にしわが子の骨を拾う苦しかりしや小さき小さき骨
          こういう歌が残ることで御巣鷹山の悲劇の一端が残る。
          私は相変わらず一首も一句も書かず、散文も滞りがちですがを今日が最後かも思いながら下手なお話をさせて頂きました。
          ありがとうございました。
          ーーー
          司会者から
          ク ロワッサンの最新号に澤地さんが影響を最も影響を受けたとして「人間の条件」を紹介しています
          紹介頂いた「日本の文化と思想」機Ν兇盥岷蚣燭眇修傾み受け付けています。
          8・15の記録が第四集まで出ています。
          ーー
          貴重な集会でしたが今年は動画
          を残すことが出来ませんでした。
          澤地さんも言われるように残すことが大事です。
          来年は是非動画で残したいと思います。
          ーー
          10・28(土)の13:30から同じ日比谷コンベンションホールで
          憲法を考える歌人のつどいがあります。
          伊藤真さんの講演と水野昌雄さんの講演があります。
          以上
           

          どないネット(どないする大阪の未来ネット)のブログを更新

          0
            寺本です

            どないネット(どないする大阪の未来ネット)のブログを更新しました。

            7月13日に行われたソウル市から学ぼう!大阪のあり方を問う学習集会での金光男さんの講演内容を「ソウル市の情報公開、橋本元大阪市長との類似性・相違点」「ソウル市の労働哲学に基づく非正規労働者の正規職化」「ソウル市長の市政哲学と代表的施策」の3回に分けてアップしています。
            ソウル市の市政改革の方向は、大阪都構想とは全く逆を向いています。その意味で、非常に示唆に富んだ講演内容になっています。

            http://donainet.seesaa.net 

            共謀罪企画ご報告とご協力御礼

            0

              東灘の田所です。九条の会.ひがしなだは3月5日()、東灘区民センターで、「『共謀罪』って実際どうなの?〜知らぬ間にあなたも」と題して、演劇と解説・トークの集いを開催しましたところ、予想以上の参加で、大成功を収めることが出来ました。この間、ご協力を頂きました方々に厚く御礼を申し上げ、取り急ぎ報告させていただきます。

              「劇団あすわか」による若手弁護士のリアルな演劇が評判を呼び、約90人が参加し、親子連れなど家族での参加も目立ちました。共謀罪が「市民の安全・安心を守る」という触れ込みとは逆に、プライバシーをはじめ基本的人権と市民生活を抑圧し、実は監視社会から戦争準備へと進める「現代版治安維持法」の怖さを実感し、共有することが出来ました。

              演劇は、若い警察官が幼馴染みの女性司法修習生をマークし、さりげない会話を録音して報告、任意同行で取り調べ、というストーリー。「悪いことしてないから大丈夫」が、いかに間違いかを浮き彫りにしました。脚本・演出の吉田維一弁護士が解説にあたり、「テロ・五輪対策を口実とした共謀罪が、秘密保護法と結びつけば、違法捜査をチェックできず、市民こそが被害者に」と警鐘を鳴らしました。

              トークでは、「技術の発展と情報企業の協力で盗聴が容易に」「マイナンバーや防犯カメラも利用される」「司法取引や密告が市民社会を壊し、九条の会運動にも支障」など、多くの問題点が指摘され、終了後の交流会でも「集いのCDを、高校の教材に使いたい」「市民への悪影響が計り知れず、広く訴えて、国会提出を断念させよう」の声が相次ぎました。


              関西イベント 2/4(土)映画『太陽の蓋』上映 with 菅直人・橘民義 於:京都精華大

              0

                京都精華大の細川です。Bccで失礼します。

                (複数MLに同報につき、重複してご覧になる方、ごめんなさい。)

                 

                お正月にお知らせした上映会&座談会を、2月4日に無事おこなうことができました。

                300名以上の参加があり、盛会でした。

                ご来場いただいた皆様、また、広報拡散していただいた皆様、まことに有難うございました。

                http://itacim.blogspot.jp/2016/12/nuke.html 

                 

                京都新聞が記事にしてくれていました。

                http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20170204000099

                 

                座談会といってもゲストとフロアの質疑応答が中心で、予定時間を40分以上延長して、熱く、深く、また時には可笑しく、トークが展開されました。

                当日の座談会部分の録画が下記サイトにて公開されていますので、関心のある方はぜひ御覧ください。

                 

                (1)http://iwj.co.jp/wj/open/archives/361249(ハイライト動画5分)

                 

                (2)録画完全版(1時間50分)はIWJ会員アーカイブ(上記URLからリンク)で視聴可

                 ── 会員にならずにこの録画だけをスポット料金=300円で閲覧することも可能です。

                http://iwj.co.jp/shop/subscription/fee/single.php?imid=SN-0001&acid=M361249

                 

                (3)当日のツイキャス中継の録画(内容は上記完全版と同じですが、画質が粗い)は

                こちら ↓ で、当分のあいだ、公開されています。 

                http://twitcasting.tv/iwj_kyoto1/movie/344449386

                 

                また、座談会で紹介のあったゲストの著作は、下記の通りです。

                ・菅 直人(2012)『東電福島原発事故 ── 総理大臣として考えたこと』幻冬舎新書

                ・福山 哲郎(2012)『原発危機 ── 官邸からの証言』ちくま新書

                 

                 

                以上、御礼とお知らせまで

                 

                 

                2017/01/04 18:38、Hosokawa K. <magpie@kyoto-seika.ac.jp> のメール:

                 

                恭賀新春 <(_ _)>

                 

                 みなさま本年もよろしくお願いいたします。京都)細川弘明です。新年早々 Bccにて失礼します。

                 重複してご覧になる方、ごめんなさい。

                 

                 きたる2月4日、京都精華大学におきまして、映画『太陽の蓋』の座談会つき特別上映をいたします。

                皆さまどうぞお誘いあわせの上、お越しくださいませ。入場無料、予約不要です。

                 

                 

                 以下、概要です。 転載・拡散歓迎

                ( http://itacim.blogspot.jp/2016/12/nuke.html )

                 

                 

                ***(後略)***

                 

                 

                細川 弘明 拝 < twitter.com/ngalyak > 

                ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                原子力市民委員会主催 公開フォーラム(2016.6.12)

                「 『人間の復興』に必要な医療と健康支援とは?

                  ── 原発事故5年、いま求められていること」

                録画公開中 ☞ http://youtu.be/YwhJd6Sl65I

                【★New!】記録集 ☞ http://www.ccnejapan.com/?p=7353

                 


                【報告】川崎重工はニュージーランドに軍用機を輸出しないで!東京本社申し入れ

                0

                  東京の杉原浩司(武器輸出反対ネットワーク:NAJAT)です。
                  [転送・転載歓迎/重複失礼]

                  【報告】
                  <武器輸出反対!東京・神戸同日アクション>
                  川崎重工はニュージーランドに軍用機を輸出しないで!東京本社申し入れ

                   2月15日午前、武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)が呼びかけて「川崎
                  重工はニュージーランドに軍用機を輸出しないで!東京本社申し入れ」を
                  行いました。穏やかな晴天のもと、JR浜松町駅南口からテクテクと本社に
                  向かいました。参加者は総勢10人。東京新聞の取材も受けました(本日16
                  日の朝刊社会面に写真付きで掲載されています)。

                   新聞記事はこちらをご参照ください
                   http://kosugihara.exblog.jp/23655343/

                   入口前で出来たばかりの横断幕を掲げてマイクアピールをした後、アポ
                  イント通りに総務課の職員と面会。当初はビル内で写真撮影はできないと
                  のことで、外の歩道で受け取りの予定でしたが、「部屋を確保したので代
                  表1人だけ中に入れます」との対応。「10人ほどなので全員中に入れてほ
                  しい」と交渉した結果、無事全員が部屋に入れることになりました。要請
                  書(後半に貼り付けました)を読み上げて、総務課職員に提出しました。
                  ※東京新聞による室内での撮影が許可されなかったため、改めて外でも提
                  出しました(笑)。

                   とにかく、早い段階で輸出から撤退することが会社にとってもプラスに
                  なる、と要請したところ、「まだ政府間レベルでやり取りしている段階な
                  ので、こちらからどうこう言うことはできない」「一意見として受け止め
                  たい」とのこと。「安倍政権の大型案件の輸出実績づくりに協力する必要
                  はない。軍需を縮小していくべきでは」と念を押しました。ただ、川崎重
                  工は従来から、P1哨戒機とC2輸送機の売り込みを積極的にはかってきてお
                  り、そう簡単に撤退することはないと思います。今回は第一歩でしたが、
                  さらに強力なプレッシャーをかけていきたいと思います。

                   この日は、神戸の市民(KOBEピースiネットの呼びかけ)が川崎重工神
                  戸本社と新明和工業(インドへの軍用救難飛行艇の輸出を狙う)に申し入
                  れるという東西での同日アクションとなりました。行動には12人が参加さ
                  れ、担当者に要請書を提出したとのことです。要請書には「国際都市、平
                  和都市として歩んできた神戸が、死の商人の本拠地となってしまうことは
                  どうしても耐えられません」と綴られています。ちなみに、新明和はチョ
                  コ(イラクの子どもたちが描いた絵がパッケージになっているJIM-NETの
                  もの)も受け取ったそうですが、川崎重工は「お気持ちだけ」と受け取ら
                  なかったそうです。行動には、NAJATの横断幕も参加しました。

                   東京と神戸の行動の写真はこちら
                   http://kosugihara.exblog.jp/23655441/

                   現在、NAJATでは、ハガキ付きアクションシートの普及に力を入れてい
                  ます。あて先は川崎重工と新明和工業の社長です。ブログからダウンロー
                  ドしたものを、ハガキ部分を切り取って張り合わせれば、そのままハガキ
                  として使えますので、ぜひご活用ください。また、50枚以上を基本に1枚
                  10円で発送することもできます。NAJAT( anti.arms.export@gmail.com )
                  までご連絡ください。52円×2=104円分の切手で武器輸出反対の有効なア
                  クションが可能です。

                  日本製軍用機の輸出を止めよう!アクションシート
                  https://najat2016.wordpress.com/2017/01/17/revised_actionsheet/

                  ---------------- ぜひご一読ください! -----------------          ↓   ↓   ↓
                  【要請書】 

                  <川崎重工業株式会社 社長 金花芳則様>

                  川崎重工はニュージーランドへの軍用機輸出をやめてください

                   新年早々、武器輸出の新たな大型案件が浮上しました。川崎重工が製造
                  の中心となるP1哨戒機とC2輸送機のニュージーランドへの輸出の動きです。
                  P1は潜水艦などを探知したうえで、対艦誘導弾などで攻撃できる軍用機で
                  あり、C2は武器、軍用物資や兵員の輸送を行う輸送機です。整備を含む長
                  期契約になり、数千億円規模のビッグビジネスだと言われています。今夏
                  にも予想される調達先の決定に向け、欧米の軍需企業と競い合うことにな
                  ります。日本政府は今年前半にも武器輸出の前提となる協定を結び、機密
                  情報を含む事業計画を提案すると報じられています。

                   昨年4月、オーストラリアへの潜水艦輸出商戦に敗北した直後の記者会
                  見で、村山滋社長(当時)は「防衛装備品を海外に売って商売することは
                  今まで考えていなかった」「ビジネスにつながるかどうか、考えないとい
                  けない」と慎重姿勢を見せました。ところが、7月には社内に「大型機輸
                  出プロジェクトチーム」を発足させ、武器輸出を推進する姿勢を鮮明にし
                  ました。武器輸出三原則の撤廃以降、英国やシンガポールなど海外での武
                  器見本市にP1やC2を出展してきたことの延長なのでしょう。

                   貴社は昨年10月、社内に「構造改革会議」を設置し、造船事業について
                  「継続性を含め」検討しています。同時に、2021年度末までに潜水艦を16
                  隻体制から22隻体制に増強するという防衛省の方針を受けて、潜水艦を増
                  艦する方針を示しています。利益率を優先する姿勢が軍事への傾斜を招い
                  ています。

                   2014年4月1日の武器輸出三原則の撤廃からまもなく3年。P1哨戒機の英
                  国輸出の失敗、潜水艦の豪州輸出の敗北、さらには、新明和工業製の軍用
                  救難飛行艇US2のインド輸出の難航と、武器本体の輸出に苦戦する安倍政
                  権は、そのメンツをかけて実績づくりを狙っています。今回のニュージー
                  ランドへの軍用機輸出商戦に勝利すれば、武器輸出に大きなはずみがつく
                  でしょう。逆に、またしても敗北すれば、大きなブレーキがかかることは
                  間違いありません。

                   武器の輸出や共同開発の推進に加えて、防衛省による軍事研究推進制度
                  予算案の110億円への激増、「総合科学技術・イノベーション会議」内に
                  軍民両用を推進する研究会を設置する動きなど、日本版「軍産学複合体」
                  づくりが本格化しています。それを食い止めるためには、民生中心のもの
                  づくりを行ってきた日本企業が、その良心にかけて、「死の商人」への道
                  から降りることが必要です。私たちは主権者として、消費者として、他国
                  の人々を殺傷することにつながる貴社の武器輸出を認めるわけにはいきま
                  せん。

                   今ならまだ間に合います。緊張を高め、紛争を助長する武器輸出から撤
                  退し、軍需生産を縮小する「軍民転換」こそを模索してください。メイド
                  インジャパンを平和産業の代名詞に。ニュージーランドへの軍用機輸出か
                  らただちに手を退いてください。

                    2017年2月15日      武器輸出反対ネットワーク(NAJAT) 

                       東京都新宿区下宮比町3-12 明成ビル302 3.11市民プラザ

                  --------------------------------- 
                  ★NAJATへの賛同・カンパ募集中! ※正念場の2017年を乗り切るために。
                  個人賛同:1口 1000円 団体賛同:1口 3000円 (ともに複数口も歓迎!)
                  振込先 郵便振替口座 00140−4−486789
                  口座名称 武器輸出反対ネットワーク
                  他の金融機関からの送金先 ゆうちょ銀行 019店 当座 0486789 


                  【報告】軍事研究費の急拡大に抗議する緊急声明公表会見

                  0

                    東京の杉原浩司(武器輸出反対ネットワーク:NAJAT)です。
                    [転送・転載歓迎/重複失礼]

                    昨日12月28日午後に行われた、軍学共同反対連絡会による緊急記者会見の
                    報告をご紹介します。年の瀬の慌しい時期でしたが、正念場となる来年に
                    向けて、しっかりと意思表示しました。ぜひご一読、ご視聴ください。

                    【お薦め番組】
                    <この後すぐ!>
                    フランケンシュタインの誘惑 年末拡大スペシャル!
                    12月29日(木)午後9時(90分)NHK BSプレミアム
                    http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/3442/2553633/index.html
                    闇は なぜ生まれるのか? 人工知能、臓器再生、素粒子物理など第一線で
                    活躍する日本の科学者5人が分野を越えて集結!スリリングな90分!
                    【ナビゲーター/ナレーション】吉川晃司
                    【出演】池内了、谷口英樹、肥山詠美子、山下了、栗原聡

                    映像の世紀プレミアム 第2集「戦争 科学者たちの罪と勇気」
                    12月31日(土)午前7時30分(90分)NHK BSプレミアム
                    http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/3681/2899041/

                    ----------------------------------

                     12月22日に閣議決定された来年度予算案で、防衛省の「安全保障研究推
                    進制度」に概算要求通りの110億円もの巨費が付けられました。そのこと
                    に抗議し、軍学共同反対連絡会は緊急声明を作成し、12月28日14時から参
                    議院議員会館で記者会見を行いました。
                     朝日、毎日、東京、北海道、赤旗、社会新報、テレビ朝日、NHK、AERA、
                    ふぇみん、新月通信などの記者や市民、計50名が参加。また、この様子を
                    テレビ朝日とIWJ、フリーの方々が撮影、中継されました。ありがとうご
                    ざいました。なお、発言の要旨はまもなく発行するニュースレターに掲載
                    します。

                     記者会見で発表した声明をぜひご一読ください。そして、報道について
                    もご一読、ご視聴をお願いします。

                    軍学共同反対連絡会事務局

                    ----------------------------------

                    <テレビ朝日のニュース>
                    「軍事研究費」18倍増額で研究者らが抗議の声(12月28日、テレビ朝日)
                    http://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000091106.html

                    <朝日新聞の記事>
                    防衛省の研究助成費、6億円→110億円 来年度予算案(12月28日、朝日)
                    http://digital.asahi.com/articles/ASJDW5WV0JDWULBJ00R.html

                    2016.12.28
                    軍事研究費急拡大に抗議する緊急声明発表・記者会見@参議院議員会館
                    https://www.youtube.com/watch?v=RovnKI--BMM
                    ※記者会見の全記録。お時間のある時にぜひご覧ください(撮影:KENさん)。

                    ----------------------------------

                    来年度予算閣議決定を受けての軍学共同反対連絡会声明(2016年12月28日発表)
                    <軍事研究費急拡大!軍事国家への道をひた走る安倍政権に反撃を!>
                    http://no-military-research.jp/?p=487

                    【声明】

                    軍事研究費急拡大! 軍事国家への道をひた走る安倍政権に反撃を!

                    2016年12月28日 軍学共同反対連絡会

                     2017年度予算案が12月22日、閣議決定された。軍学共同に反対している
                    立場から、この予算案に対する私たちの見解を表明する。

                     この予算案では、教育・科学振興費は5.3兆円と据え置かれる一方、防
                    衛費は5年連続増加し5.1兆円となった。第3次補正予算案に含まれる防衛
                    費約1800億円を合わせると大幅な軍備増強となる。とりわけ、「安全保障
                    技術研究推進制度」の予算が、今年度の6億円から大幅に増額され、概算
                    要求通り110億円も認められたことに、軍学共同に反対する私たちは強く
                    抗議する。

                     この予算案によって、軍事国家への道をひた走る日本が今後、「軍産学
                    複合体」を形成し、国政を大きく歪めていく端緒を開いたと、私たちは見
                    ている。というのは、概算要求とともに防衛省が併せて公表した『防衛技
                    術戦略』『中長期技術見積もり』『将来無人装備に関する研究開発ビジョ
                    ン』の3つの文書において、今後20年程度を念頭においた防衛技術開発計
                    画が展開されているからである。その実現に向けての第一段階として110
                    億円もの研究開発予算を計上したと考えられるのである。

                     この制度は企業に属する研究者からの応募も認めてはいる。しかし、主
                    要なターゲットは大学・研究機関の研究者たちであろう。研究者たちは可
                    能なら、自らの意志で自由に研究テーマを設定でき、成果の発表や公開に
                    も完全な自由が保証される、公的学術支援機関からの研究費によって研究
                    を遂行したいと望んでいることは疑いない。しかし、「選択と集中」政策
                    の下で研究費不足に追い詰められている現状では研究が維持できないとし
                    て、「安全保障技術研究推進制度」に手を出す研究者が出てくるであろう。
                    防衛省はこのような研究者たちを狙っているのである。秘密研究となる可
                    能性が高い防衛省の資金に応募して「防衛装備品」(武器)開発の下請け
                    研究に従事するなら、結局のところ日本の軍国主義化に大学・研究機関の
                    研究者たちが加担していくことになるのは必至である。

                     併せて、防衛省から委託を受けた産業界の「装備品」(武器)開発研究
                    にも、産学共同という名の下に、大学・研究機関の研究者が従事する方向
                    が展開されていく可能性もある。こうして学術研究の現場である大学・研
                    究機関が「軍産学複合体」へと変質させられていくことを私たちは危惧す
                    る。私たちは、110億円の予算を削除し、「安全保障技術研究推進制度」
                    自体を廃止するよう求める。

                     今回の予算措置において提示されているのは「1件当たり数十億円で5年
                    継続」という、基礎研究を行なっている研究者にとっては破格の好条件で
                    の研究費の供与である。少なくない研究者たちが「科学・技術の発展のた
                    め」という大義名分のもと、これに応じていく事態が広まることを、私た
                    ちは深く憂慮する。巨額の研究費を餌にする防衛省に利用されるか否か、
                    研究者たちの矜恃と社会的責任が強く問われることを指摘したい。

                     目下、日本学術会議において防衛省からの研究資金への対応について議
                    論がなされている。現下の状況に鑑みて日本学術会議に求められるのは、
                    「世界の平和と人類の幸福のための学問」という学術研究の原点を示し、
                    市民からの信頼を裏切らない学術界であることを明確に宣言することであ
                    る。それは研究費不足で悩む研究者への励ましとなるとともに、現代の知
                    性を代表する学者集団に対する社会的な信頼につながり、軍事大国化に反
                    対する強い意思表示となることは確実である。今、黙したまま、軍事大国
                    化が進行する現状を追認してはならない。学術の府を軍事研究の場にして
                    はならない。

                     私たち「軍学共同反対連絡会」は、市民とともに健全な科学の発展のた
                    めに尽す所存である。

                     私たちは当面、次の3つの取り組みを行う。

                    1. 1950年、67年の2度にわたり日本学術会議が発した「軍事目的のための
                    科学研究を行わない」声明を堅持し、防衛省による「安全保障技術研究推
                    進制度」に明確に反対していくことを日本学術会議及び各会員に要請する。
                    日本学術会議に設置された「安全保障と学術に関する検討委員会」はこの
                    間の議論をまとめ、2月4日に市民に開かれたシンポジウムを開催する。そ
                    こに多くの市民が参加され、声を上げていくように訴える。

                    2. 今後の通常国会での予算案審議の中で、「安全保障技術研究推進制度」
                    110億円の予算の問題点を国会議員と共同して明らかにし、これが日本社
                    会の今後のあり方に関わる大問題であることを多くの市民に訴えていく。
                    またあわせて、貧困な文教予算の問題を浮き彫りにし、科学者が平和と人
                    類の幸福のための本来の研究ができるように、国公私立大学への運営費や
                    補助金増額を求めていく。

                    3. 3月から始められる来年度の「安全保障技術研究推進制度」募集に対し
                    て全国の大学・研究者が応募しないように働きかける。各界有志による緊
                    急署名運動の呼びかけが進められており、連絡会もそれに全力で取り組む。

                    軍学共同反対連絡会共同代表 池内了、野田隆三郎、西山勝夫


                    イスラエルとの経済交流について近畿経産局と話し合いの場を持ちました

                    0

                      皆さま

                      少し時間が経ってしまいましたが、今月6日に、日本とイスラエルとの経済関係強化の動きについて近畿経産局との話し合いをパレスチナの平和を考える会、ATTAC関西、関西共同行動との間で行いました。

                      その元となった質問書を「ストップ・ソーダストリーム」キャンペーンのサイトに掲載しました。

                      ・イスラエルとの経済交流に関する質問書(近畿経済産業局宛)
                      http://d.hatena.ne.jp/stop-sodastream/20161018/1476749333

                      話し合いの詳しい報告は近日中にホームページ等に掲載しますが、国連で議論されている「入植地ビジネス」に該当する事例については当該企業に対し、法的倫理的リスクがあるという「アドバイス」を近畿経産局として行うことはあり得る、ということ、また、そうした可能性のある事例について指摘があれば、市民団体と話し合いに応じる用意がある、といった回答がありました。

                      なお、大阪商工会議所にも同様の質問書を送付していますが、いまだ回答はありません。

                      ・イスラエルとの経済交流に関する質問書(大阪商工会議所宛)
                      http://d.hatena.ne.jp/stop-sodastream/20161018/1476749182

                      これらの件については11月6日に予定している高橋宗瑠さんの講演会の中でも、時間を取って報告させていただく予定です。
                      http://palestine-forum.org/event/20161106.html

                      なお、直接この件とは関わりませんが、高橋さんが日本代表をしているビジネス・人権資料センターが、ドローン共同開発問題について富士重工、三菱電機、NECに問合せをして、富士重工を除く2社から回答があったとのことです。
                      https://business-humanrights.org/en/japan-reported-joint-drone-development-with-israel


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