つなぐ・つながる通信2024/2/9(転送歓迎、重複ご容赦)
都知事選にむけて大きな動きが2つありました。
【1】2/8 政党・団体・市民の3者が一同に会して
「2024年都知事選 候補者選定委員会」が開催されました。
(1)この会合をよびかけたのは、前川喜平さん、宇都宮健児さん、浜矩子さん、
市民連合:福山しんごうさん、菱山南帆子さん
参加政党は、立憲、共産、社民、新社会、緑の党、生活者ネットの6政党(呼び掛けしているが、れいわ欠席)。
団体からは、よびかけ人会議:中山さん・浅野さん(自由法曹団)、革新都政を作る会:西坂さん(民医連)、
市民からは、市民と野党をつなぐ会@東京:鈴木国夫さん、山田さん、韮澤が参加しました。
(2)冒頭、宇都宮さんは「前回の都知事選で市民と野党の共闘が深まった。都知事選まで5か月。前橋市長選では一騎打ちで立憲野党候補が圧勝したことは今の政治情勢を反映している。強力な候補者で都知事選を戦う体制を構築したい」
前川喜平さんは「小池都政のなかでも特に問題だと思っているのは過去の歴史に直視しない、平和と人権を軽視する。平和と人権を大事にし、金権政治と訣別するという気持ちで集まった方々に敬意を表する。煎じ詰めれば憲法を守るということ。そういう人を候補者としてみんなで決めていこうということ。期待している。」
それぞれ思いを語られました。
(3)立憲の手塚都連幹事長は「今回はこのタイミングで一同に会して、誰でどういう政策で戦うかを話しあうことができるのは画期的。立憲は、自民相乗りはしない。野党共闘の条理に身を寄せて汗をかいていきたい。」
共産の小池書記局長は「候補者選定委員会をよびかけていただき感謝。都知事選は国政にも重大な影響。皆が心ひとつにできる候補者をみんなで決めてつくっていくということに力をつくしていきたい。」と政党としての決意を述べました。
(4)よびかけ人会議の中山さんは「1/24キックオフ集会では、リレートークで15団体がアピールした。都民の願いはたくさんある。それをうけて政党が決意を述べた。旗印が大事だと思う。」
(5)市民からは鈴木国夫さんが「素晴らしい会合。市民と団体と政党がひとつになって取り組むことが大事。候補者選定と同時に政策委員会もつくってほしい。候補者選定も色々意見でるだろうが、受け止めてほしい。」続いて韮澤が「市民として色々動いている方々も参加できるように、政党・団体・市民の3者でつながって取り組んでほしい。政策づくりの前に、候補者選定と並行して「私たちの候補に求める最低限の大切なこと」を決めてほしい。」と発言しました。
(6)政策の方向性については、言い出しっぺの鈴木国夫さんがとりまとめ役をすることになりました。
(7)続いて、候補になってほしい人について、「できれば女性がいい」という声もあり、
10人くらいのお名前が挙がりました。よく出される方々のお名前は出されたと思います。
打診する作業は公になると妨害も入りかねないので、政党が責任をもって順番に
行うことになりました。次回は1か月後に第2回目の会合を行います。
下記等で報道されています。
毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20240208/k00/00m/010/381000c
東京スポーツ
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/291660
しんぶん赤旗
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik23/2024-02-09/2024020901_03_0.html
冒頭公開の動画(13分)https://youtu.be/0KBa6Vzu_Xo
小池晃さん記者会見の前半で触れている https://youtu.be/aVxHx_xZT2g
【2】2/8夜、前述3者の一翼を担う「地域市民グループ」設立の準備会合が行われました。
よびかけは、市民と野党をつなぐ会@東京の鈴木国夫さん(世田谷)、山下ちひろさん(あきる野)、韮澤(中野)の3人です。
国政では「市民と野党をつなぐ会@東京」がありますが、都知事選を扱う市民組織をどうしようかという話し合いです。
会場13名、Zoom11名の参加で様々な意見が出されました。
「3者はフラットな関係か?→フラットな雰囲気でした」「市民からなってほしい人をノミネートできるのか?→出された声はそのまま3者会に上げます。」「画期的なことだと思う。候補一本化してみんなが推せる人に候補になってほしい。同時に政策問題も大事。」
「地域市民の性格について。分野別市民団体との違いがよくわからない。」「よびかけ人会議のほうにみんなで入っていくというやり方もある。それをふくめて意見ききたい。」「いろんな市民がはいってくる受け皿をつくる?」
「都レベルでよびかけていくのは呼びかけ人会議の役割だと思う。地域で輪を広げていくという点では市民グループに別の役割があると思う。」
「よびかけ人会議にみんな入っちゃうというやり方もある。しかし、そこに加われない人も参加できるような場にこの地域市民グループをしていきたいという気持ちもある。今まで参加しなかった方も参加できるように。」
「3者が一同に会して当たっていくという道筋ができたのは前進。今回は市民グループとしてひとりひとりの市民の声の受け皿になっていくのだと受け止めた。」
「小池都政マズイなという方が参加できる受け皿になっていくことが大事。地域ごとのやりかたで市民をどう集めていくか?一般市民の受け皿として市民グループを機能させてほしい。」
「この点だけは一致する、反小池の人はこちらへ、という目印、受け皿が大事。目印とシンボルカラーは大事。楽しそうにやっている形がいい。楽しそうじゃないと加わってこない。」
「各地域で旗をたてていく、その地域をつないでいくという形かな。だとすると行政区単位がわかりやすい。分野別市民団体は全都的な動き。それと行政区での動きは別になると思う。」
「各地域での実情に応じて動きをつくっていくことになるだろう。地域市民のグループができて交流できればイメージが広がる。」「分野別の市民団体の人は掲げている要求を何とかしてくれる人を選びたい。一方、ワンイシューではなく東京都はこういうことを大事にしてほしいと思う市民もいる。そういう人の受け皿かな。」「地域の色々な市民が参加する受け皿に地域市民グループがなっていくことが必要。」
「受け皿の在り方は地域によって違ってくる。多摩地域は25区でうごいていくのがいい。一方勝つには、今までのつながり範囲だけではだめで、幅広い参加でやっていくことが必要。」
「特技を生かして個人で参加するとか、地域で子育て支援など様々なことを取り組んでいる人もいる。そういう人も参加する受け皿も必要だと思う。参加ハードルをさげて取り組みたい。」
「敷居の低い参加の受け皿を勝手連的につくるのは地域市民グループではないか?」「地域の声が色々あるよということを伝える役割ができるといい。」「若い人にもひびくように。勝つためには幅広い取り組みが必要。市民グループは必要だが、若い人によびかけるようにしたい。投票にいきたくなるように。」などなど活発な意見交換がされました。
引き続き第2回目の話し合いを22日(木)19:00〜
なかのZERO学習室Bで開催しますのでよろしくお願いします。
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