TBSラジオ 荒川強啓デイ・キャッチ!(2017/4/17) 青木理 安倍政権の治安政策、共謀罪、不特定秘密隠蔽法、盗聴法を語る、暴力装置に歯止めがかからない!&代表代行を辞任した細野氏vs青木さん
永岡です、TBSラジオの、荒川強啓デイ・キャッチ! 月曜日のレギュラーはジャーナリストの青木
理さんでした。
オープニングは熊本大地震本震1年、現地から大谷正美ディレクターの報告がありました。大谷さん、
土曜日の朝に益城町に入り、追悼式の取材、木山仮設団地を取材、本震のあった時刻に、竹灯籠の集会に
参加されて、16日は南阿蘇村を取材、ザ・デイプロジェクトを取材されて、被災者の1年は、様々なお話を
聞けて、仮設団地にいる46歳の女性、自宅が全壊で解体待ち、しかし解体しても、土砂災害危険地域で戻
れず、復興住宅に行きたく、仮設団地は周りの人もいて、スーパー、病院も近く、不便は、隣の話し声、
テレビの音が気になる、周りから仮設住宅を悪く言う声があり、被災者になると見方は変わり、阪神・淡
路大震災や東日本大震災は他人事であったのが、つらかった、阪神・淡路大震災、東北の皆さんのメッ
セージが心に響き、1年経って、東日本大震災など、他の地域で災害ならボランティアに行きたい、また祖
母を亡くした23歳の女性、少しずつ前を向いて歩こうと言われて、祖母の死を受け入れられず、益城町に
行けばまた会えると、祖母の分まで、悔いの残らないようにと言われて、皆さん明日に向かっており、震
度6と震度7で被害は全く異なり、みなし仮設(アパート借り上げ)と仮設住宅は異なり、周りの方とのコ
ミュニティが形成しずらく、仮設団地は安心できるというもので、仮設住宅を悪く言うのは、物資が届い
て、一般の家の人からもらえていい!という妬みがある、しかしこの3日間、必死に前を向こうと言う姿勢
があると大谷さん締めくくられました。
ニュースランキング1位は千葉での女児遺体遺棄事件、2位は北朝鮮であり、ペンス氏が38度線を視察し
て、これについて青木さん、ASSは対話と圧力による解決と言っている意味、今回のケースは北朝鮮が
話したいのはアメリカで、日本にできることは少なく、しかしASSはトランプ大統領と軍事オプション
もあると言うのを心強いと言う、北朝鮮はサリン弾頭と、危険を煽る、軍事オプションを歓迎していたの
が、軍事オプション時の被害は中国、韓国、日本もただものではなく、特に韓国と日本の立場、韓国は大
統領選で、軍事衝突は絶対にアカンと当然ながら各候補は言っており、北朝鮮、アメリカは何を考えてい
るかわからず、中国と日本が外交で解決すべきと言われました。
民進党細野氏がデイ・キャッチ!に生出演、執行部との憲法への考え方が違うため、離党は否定し、民
進党の離党ドミノとも報じられて、細野氏は電話出演、代表代行をなぜ辞めたか、憲法は国の基本で、執
行部で自分の考えと合致せず、執行部の考えは理解できて辞表を出して、リスナーより、憲法に関する執
行部との対立というものの、代表代行になる前からわかっていたはずとの質問で、細野氏、蓮舫氏の代表
で推して、それから政治は変わり、細野氏は留まるのが難しいと言い、さらになぜこのタイミングでの辞
任か、細野氏、考えの溝が埋まらなかったというのです。
青木さん、この時期に憲法の考え方で辞任とは、細野氏はASS政権下での憲法を変えることに賛成か
と問われて、細野氏はどの政権でもいい憲法改正なら賛成する、幼児教育の無償化は国民の理解が得られ
るというもので、強啓さん、蓮舫氏はASS政権での改憲に否定と言ったことについて、細野氏、市民連
合での討論で、ASS政権での憲法改悪には反対であり、青木さん、ASS政権を支持する人はいても、
危機意識を持つ人も多く、野党はしっかりすべきで、そして長島氏の離党に続いて、最大野党ががたつい
たらアカンのではと指摘されて、細野氏、森友学園問題は政権のゆるみであり、野党が糺すべきで、しか
し民進党の支持率は上がらず、国の基本的なことに野党からメッセージが出ない、北朝鮮への対応もあ
り、頼りになるなら支持率は上がると言い、青木さん、蓮舫・野田体制についてどう思うかと問い、細野
氏、蓮舫氏は頑張っており、民進党の問題と言い、強啓さん、代表代行は辞めても、新しい政党にするの
かと訊かれて、細野氏、辞表を出したところで、憲法のことも発言したいと言い、強啓さん、7月の都議選
で足並みが乱れていると見られると指摘されて、細野氏、都議選は厳しく、仲間には党を離れた人がある
として、リスナーより、民進党には党の方針についていけない人がいるなら、細野氏が新しい政党を作れ
とあり、細野氏、受け皿が必要で、民進党が政権を担えるようにと言い、またリスナーより、静岡県知事
選に出たらとの声があり、細野氏、知事は重く、県民の生活もかかり、静岡県知事選には出ない、川勝知
事を民進党は支えてきて、出馬表明を待っていると言い、青木さん、自民党は強くて選挙に強いと路線が
違っても付いてくる、民進党は逆と指摘されて、細野氏、憲法へのこだわりがあり、この問題のみで判断
したと言い、青木さん、蓮舫体制になって、幹事長に野田氏を選んで多くの人ががっかりした、民主党崩
壊の責任者の野田氏を要職に就けたことを問い、細野氏、野田氏に不満はなく、党全体の問題と言い、青
木さん、そんな悠長なことを言っている時か、民進党は今の体制で行くのか、党の再編かと訊かれて、細
野氏、国会があると言い、青木さん、国会後には政局かと問われて、細野氏、共謀罪もあり、現場をやり
きると言い、強啓さん、憲法以外に何があるのか、自民以外の受け皿について問われて、細野氏、内政は
社会的に厳しい立場の人に配慮すべき、安全保障、憲法には現実的な対応をすべきと言い、強啓さん、民
進党に喝を入れて、国民が期待できるのかと問われて、細野氏、国会議員一人一人が問われて、安倍総理
一強への責任は感じて、青木さん、それなら辞めて面白くないと突っ込んで、細野氏、考えて行動する
と、禅問答のようになったと締めくくられました。強啓さん、方向が見えるかと思ったが、青木さん、党
を割ることも考えていることを含めての辞表であり、しかし様々な失言、森友学園の問題があり、一強状
態は良くなく、対抗勢力があるべきで、期待している人がいることを肝に銘ずべきと言われました。
デイキャッチャーズボイス、共謀罪、不特定秘密隠蔽法、盗聴法(通信傍受法)について、青木さんが
改めて安倍政権の治安対策について語られました。青木さん、共謀罪他3つについて取り上げて批判してき
たものであり、しかし今回は賛否を離れて、ASS政権の治安政策を考える、秘密隠蔽法は治安上で作ら
れたもので、盗聴法は限定→拡大、盗聴捜査の全面解禁という学者さんもいて、共謀罪、客観的な事実
は、治安機関、警察の権限を増やすもので、賛成する人は、安易に治安当局に武器を与えていいのか?警
察、自衛隊は行政組織だけでなく武力を持ち、警官は武器を持つ、機動隊は権力を持ち、実力組織、自衛
隊もそうであり、自衛隊も暴力装置であり、自衛隊は軍事組織、警察もそれに準じる力があり、これらを
民主的にコントロールしないと、反動的な方向に暴走して、警察も盗聴捜査をやる、自作自演の爆弾事件
もあり、警察の大半がまじめでも、一部でも暴走したら国民に大変なことになり、盗聴法などがいるとす
るなら歯止めをちゃんとすべきで、秘密に歯止めをかける感覚がASS政権にない→武器を暴力装置に与
えており、自民の政治家は警察を信用しろと共謀罪で言ったが、信用するしないの前に、制御のための歯
止めをASS政権はもたず、ある種の平和ボケ、戦前軍部が暴走して、それの歯止めをかけた反省がな
く、後藤田正晴氏が、日本に情報機関は要るかと訊かれて、必要だが、今の日本の政治では歯止めがかけ
られないと、公安警察にいた人が、警察を政治が制御しないと危ない、武器を与えるなら歯止めをかける
べきで、それがASS政権にないのは気になると言われて、強啓さん、内部だけでなく国民に公表してコ
ントロールすべきと言われて、青木さん、秘密隠蔽法の適性のチェックが必要で、星司が把握しないと、
警察、自衛隊は暴力を持ち、暴走した場合の被害は大きく、共謀罪に賛成するというなら、この権限を与
えて制御不能になったらどうするのかと考えるべき、30万の情報組織は警察以外になく、保守系の政治家
も急所を握られると、青木さん警告されました、以上、青木さんのお話、デイ・キャッチ!の内容でし
た。
- 2017.04.18 Tuesday
- テレビ・ラジオ情報
- 07:28
- comments(0)
- trackbacks(0)
- -
- -
- by 市民社会フォーラム