朝日放送ラジオ 伊藤史隆のラジオノオト(2017/12/8) 谷口真由美 沖縄の実態を知り、基地が沖縄にあるのは仕方ないという思考は止めるべき&上泉雄一のええなぁ、亘佐和子 巡行ミサイルと専守防衛を語る
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大学の谷口真由美さんでした。
谷口真由美の一言よろしい、このところ世の中で起きている出来事、先々週の週末に沖縄に行かれて、
それを話そうとしたら、沖縄県宜野湾市の保育園の屋根に飛行機から落ちた落下物、職員、園児にけがは
ないものの、放射性物質ストロンチウム90の入ったもの、普天間から400m、保育園の、1歳児の部屋のトタ
ン屋根のところ、突き破った可能性があり、米軍関係者によると、これは飛行前に外すことが義務付けら
れたもので、なぜ落ちたか、目撃者が、落下直前に普天間からヘリが宜野湾市に離陸したのを見て、300m
下のところに落ちたもの、宜野湾市、翁長知事も抗議、菅氏も沖縄県民に不安を与えてあってはならない
と言うものの、谷口さん、国際人権学会に行かれて、高江の牧草地にCH53のヘリが墜落、北部訓練場を
住民の反対を無視して作り、西銘さんの家に落ちて、海岸沿いの家、飛行機は西銘さんの家に落ちる、山
の草のところより、牧草地に落ちた方がパイロットには安全で、西銘さんのお話は、沖縄県外には伝わら
ず、11/11に牧草地にCH53が墜落して、朝に墜落、海岸沿いの家で、音は聞こえず、しかし燃え盛り、西
銘さんiPADで撮影、89歳のおじいさんが燃えるのを見て、墜落、米軍機と分かり、おじいさんは沖縄
戦を生き延びた方なのに、米兵は大丈夫かと言い、牧草は貴重なのに収穫できなくなり、これを何とかし
てくれの前に米兵を気遣い、米兵は救助のヘリに乗ってトンズラ、しかし燃えているのに消火活動を村の
方がしていると、米軍関係者が、ストロンチウムが漏れているから気をつけろと言って帰り、これを聞い
て皆さん怒るが、自分の庭にとんでもないことをされて、放射性物質が漏れていると言われて、おじいさ
んの感情と、米軍の対応、心配しているおじいさんと、無視の米軍、その後警察と米軍の合同捜査、日本
の規制線が外の二重の規制線、米軍関係者しか現地に近づけず、西銘さんの墜落現場はブルーシート、そ
の後台風も来て、どうなっているか西銘さんも分からず、重油のにおいもして、ストロンチウムもあり、
豚舎もあるのに、米軍の規制線の中なので、自分の家なのに入るのに許可が要り、自分の土地に入ること
すらできず、こういう不条理が沖縄では当たり前、西銘さんの土も地質調査されても説明されず、もちろ
ん補償もこれから、皆さん、自分の家の庭や保育園にヘリが墜落する意味を考えるべき、地政学的に沖縄
に基地がないといけないわけではなく、第2次大戦後の占領下、岐阜県各務原市に海兵隊がいて、海兵隊
は、日本全土が海に面しているので、内陸でも海兵隊は運用できて、沖縄に無理を押し付けるのはおかし
く、各務原には米軍を追い出した歴史の展示があり、各務原でレイプ、強盗事件があり、出ていったもの
が沖縄に行き、海兵隊は元々各務原にいて、我々、遠い島に基地を押し付けて、アメリカのレポートでも
基地が沖縄にないといけない理由はなく、我々がフェイクとして信じているのは何か?
琉球新報社の、高文研の出した沖縄フェイクの見破り方
(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-617955.html )、沖縄は基地の交付金がないと成り立たないの
ではなく、産業を作らせず、産業があったら米軍は追い出されて、基地の亡くなった場所は観光で潤い、
沖縄について、ちゃんとした情報に基づいて考えるべきであり、この本を見て欲しい、さらに沖縄タイム
スの阿部岳記者の書かれた、国家の暴力(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/146895 )現場記
者の見た高江、プロ市民だ、日当をもらって反対しているとかネトウヨがわめき、2冊とも今年出た本で、
これを見てから、沖縄の議論をしてほしい、沖縄に基地のあるのは仕方ないという議論は止めるべき、沖
縄で傷ついている人がたくさんいて、当事者の視点で、自分の家に基地が目の前にあったらと考えてほし
いと言われて、伊藤さん、自分の家の庭に米軍ヘリが落ちて、高齢者が米兵を気遣うのに、米軍はちゃん
と対処せずトンズラ、人として対等でない、軍隊とはそういう装置だと締めくくられました。以上、谷口
さんのお話でした。
毎日放送ラジオの、上泉雄一のええなぁ、MBSラジオ報道の記者の亘佐和子さんが注目のニュースの
解説をされて、政府は天皇退位を2019/4/30に閣議決定、5/1に元号変更、来年半ばに公表、来年度の税制
改正、年収850万以上のサラリーマンを増税、800万から、公明党の反対で見直し、富岡八幡宮で殺害事
件、亘さん注目のニュースは小野寺防衛大臣、航空自衛隊の戦闘機の巡行ミサイル=敵基地攻撃、専守防
衛に抵触の可能性があり、ミサイルは目標地点にまっすぐに行き、弾道ミサイルは放物線を描き、巡行ミ
サイルは無人の飛行機みたい、低空でレーダーに発見されにくく、射程900km(トマホークは2500km)、敵
基地破壊は防衛ではなく攻撃、900kmとは、日本海から共和国の攻撃が可能になり、専守防衛との関係、政
府は、敵基地攻撃能力は認められているとしても、専守防衛の立場で持たない、法的には持てるが政策的
に持たない→自衛隊の装備は攻撃的なものが増えて、飛行距離の長い戦闘機もあり、しかし巡行ミサイル
は野党はもちろん公明党も反対し、しかしこれは敵基地攻撃ではなく、日本の防衛、尖閣諸島などの離党
防衛、派兵したら大変で、ミサイルで方をつけると言っても、国内はともかく、共和国、韓国、中国は日
本の軍拡をどう思うか、アメリカではなく、日本は専守防衛であり、攻撃は憲法で認められず、能力を持
つことは許されるのか、グレーでも抑止力と言うものの、憲法に抵触、そしてきな臭くなると問題、今日
は12月8日、真珠湾攻撃の日なのです、以上、亘さんのお話でした。
- 2017.12.09 Saturday
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- 09:08
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