永岡です、報道するラジオ 第286回、今週は毎日放送アナウンサーの水野晶子さんの司会で放送されま
した。先週はインフルエンザでお休み、今週復活です。
今回、裁量労働制で厚労省がデータを改竄して、森友学園問題でも佐川氏が廃棄したという資料300ペー
ジが出てくるなど、政府答弁はムチャクチャであり、安倍政権や官僚の答弁は誠実なのか、これについて
時事通信解説委員長の山田恵資(けいすけ)さんをスタジオに招いてのお話がありました。山田さん、報
道するラジオをラジコプレミアムで聞かれています。政治部の記者で、歴代の総理も取材されて、今オリ
ンピックで沸いても、その陰で国会だととんでもないと水野さん指摘されて、山田さん、政府はやってい
ることを正当化するものの、官僚や政治家の説明はムチャクチャ、安倍政権には建前がなく素の部分が出
て、ツッコミどころだらけ、めくらずとも見えて、しかし安倍政権の支持率は高く、それで突破されてし
まい、去年支持率が下がり、ていねいにと言い出しても、中身は異なり、かつての安倍一強の復活を感じ
て、誠実に国民には、強き+支持率高く疑問、国会のテーマでも大問題であり、メディアも頑張りどころ
であり、今週のテーマは政府の答弁はせいじなのか?リスナーの声も募集しています。裁量労働制の答
弁、森友学園問題を取り上げます。
まず、裁量労働制、安倍氏は働き方改革として、政府は裁量労働制を拡大するもので、実際に働いたも
のを労働時間とせず、使用者と労働者で労働時間を決めて、残業代も入っており、それ以上やっても残業
代は出ず、労働者は際限なく残業が増えて過労死推進との意見があり、今は弁護士や新聞記者、金融アナ
リストなどに限られていたものが、今回政府は対象を一部の営業職に広げるとして、これを議論するデー
タがデタラメなのです。
ニュースは千葉猛さんの担当でした。
働き方改革で、安倍氏が裁量労働制で働くと、一般の労働より短いと言って撤回、厚労省がデタラメを
認めており、厚労省のデータに野党が疑問→撤回、厚労省は調査手法について異なるやり方で選んだもの
を比較して不適切といい、お詫びというものの、問題の調査は2013年度の労働時間、1万の事業所を厚労省
が調べて、裁量労働制でないと9時間半、裁量労働制だと21分短いという結果、裁量労働の方が労働時間が
短く、しかしそもそもの質問がデタラメ、一般の労働は最長のものを出して、裁量労働は平均を出して比
べて、これでは裁量労働の方が短くなり、全然違うものを聞いてのもの、一般の労働で残業時間は15時間
=1日23時間労働→死ぬことになり、それだけではなく、1日の残業時間と1週間の残業時間も矛盾であり、
その上に残業時間が1日45時間!こんなデタラメであり、厚労省には裁量労働の方が短いというデータはな
い=裁量労働の方が長いことの証明で、野党から追及されて、31人の委員が追及して、裁量労働の方が長
いというもので、加藤厚労相は答弁になっておらず、謝罪しても、謝罪で済むのかと野党が追及して、議
論をやり直すべきというもので、政府はもう一つ、一般労働と裁量労働の比較データがあり、こちらでは
裁量労働の方が長く、2011〜2016年度の過労死、労災認定は13人いることも厚労省は認めて、不適切な
データのもとで、裁量労働の方が短いと詐取して、しかし法案は国会に提出、総理はデータが基礎ではな
いというものの、野党6党は裁量労働を広げるための捏造として追及、働き方改革の法案を断念を求めて、
山田さん、リスナーより、働き方改革は様々な観点からという説明なしと質問があり、これについて、労
働者が働く時間を決めて見なし給料をもらい、そこに残業代も入ると想定されて、8時間でなく6時間で見
なし給料の面をあると政府は言いたいので、一般労働より減ると安倍氏は言いたかったが、これは事実上
捏造であり、政府が指示したとかは別の問題で、裁量労働の方が労働時間が短いはフェイクデータ、捏
造、故意か過失か、下請けが作り、官僚が検証せず、官僚の恣意的な可能性もあるものの、もともとの
データは無意味、最初からちゃんと調査して、裁量労働の方が長いという結果になるかも知れず、裁量労
働は管理部門だと企画をするのに考えて、弁護士や新聞記者など裁量労働のものもあるが、拡大するには
メリットの前に、超過勤務を減らすのは逆の可能性があり、その上で国会、国民も判断すべきで、間違っ
たデータに基づく法案は無効。
リスナーより、省庁は誰のために仕事をしているのか、忖度があったかと質問があり、山田さん、リス
ナーの言う通りで、官僚は誰のためにあるのか、国のためであるべきで、そこに役所があるのに、この矜
持をなくした官僚が多く、本当に誠実に国民に向き合っていないと、政治も破綻、行政官僚が発達した社
会で、これが揺らいだら大変なことで、官僚は自分の政策を実行したく、不利なデータを隠すことがあ
り、これを野党やメディアが追及する必要があるが、これは大元のデータが間違いで、過去になく、リス
ナーより、こんなことではいくら時間があっても国会は足りないと声があり、3年間議論して、水野さんそ
の3年分返してくれと言われて、山田さん、このデータは2015年に旧民主党が政府から説明された時のもの
で、ちゃんとしたデータの前提でやっているが、それが破綻して、国会議員のチェック機能に問題もあ
り、官僚のチェック機能も破綻。
リスナーより、安倍政権は関連する法案を束ねて隠している、働き方改革を8つ束ねていると指摘があ
り、山田さん、圧倒的に与党の議席が多く、いろいろ出ても中央突破できて、与野党の議席が伯仲してい
たらこうはならず、国民が選挙で考えて投票しないと大変、政府はこれを強行採決の方針と菅氏もいい、
これはまかり通るか、政権への批判が高まり、支持率が下がったら国民に妥協しないといけなくなり、法
案を出しても継続審議の可能性はあるが、法案は出されて、政府からこれを考えなおすという意向がな
く、安倍氏が謝り、それでやってしまうもので、水野さん、オリンピック時期を選んでいると指摘されま
した。
森友学園問題、新たな資料が大量に出て、野党は情報隠し、佐川氏は廃棄したというものがあった、佐
川氏が虚偽答弁として、市民も佐川氏の罷免を求めるデモもあり、16日に国税庁などで市民が抗議デモ、
これについて国会でやり取りであり、立憲民主党の山崎氏の追及に、麻生氏は立憲民主党の主導と決めつ
けて、立憲民主党より抗議があり、麻生氏は日本語にならない書き起こし不可能な答弁であり、これにつ
いて山田さん、軽い、訂正するというものの、論拠がなく、酒屋談義、酒場でやるべきものを国会でやっ
てしまい、建前が必要、押さえた事実を元に国会をすべきなのに、活発な論議ではなく、国会で根拠のな
い議論をやってはならず、麻生氏らしいとして済んだものの、もうダメ、リスナーより、政府答弁は態度
も不誠実、国民の目がオリンピックに向いているため、安倍総理の姿勢も悪いとあり、オリンピックもあ
るものの、財務省が300ページ20件の文書を出して、森友学園の要求に応じられるか、財務省が検討してい
るものの、会計検査院の時には出ず、山田さん、役所は答える必要があり、しかしオリンピック開会式で