毎日放送ラジオ ニュースなラヂオ(2018/6/11) 米朝首脳会談 トランプ大統領は何を考えているのか、立岩陽一郎さんのお話、三澤肇さんの現地報告&上田さんのアドラー心理学紹介
永岡です、毎日放送ラジオの、ニュースなラヂオ、第12回、今週も新聞うずみ火代表でフリージャーナ
リストの矢野宏さんと、フリーアナウンサーの加藤夏美さんの司会で放送されました、今週は野球中継の
ため30分ヴァージョンの予定が雨で甲子園は中止で1時間版です、ニュースキャスターは福本晋悟さんで
す。矢野さん慌てて来られて、6時1分に試合中止、通常なら5時に打ち合わせがひやひやで、矢野さんは昨
日身体障碍者の交流会を取材されて、阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本大地震で障碍を負った方の
こと、西宮であり、去年10月に熊本大地震で震災障碍者の取材をされて、大学1年の2016年に南阿蘇村で熊
本大地震、2階の下敷きになり、先輩は死亡、6時間後に救出、命があって良かったと思ったら、右足がク
ラッシュ症候群、右足を切断、19年生きて初めて障碍者になり、歩く、走るができなくなり自暴自棄にな
り、しかし執刀医が夢をあきらめないで、を胸に再起して、阪神・淡路で娘さんが知的障害を負った母親
から、障碍者だからそれに甘えてもいい、吐き出せなかった心のモヤモヤを吐き出して、事件、災害で死
者のことだけでなく、障碍を負った人たちのことが棄民になり、「国民の無関心が彼ら災害の障碍者を追
い込んでいる」と矢野さん強調されました。
ニュースピックアップ、福本さんの担当でした。
アメリカのトランプ大統領とDPRKの金委員長の、史上初の米朝首脳会談、安倍総理はトランプ大統
領と電話会談、トランプ大統領は拉致問題を取り上げるといい、ポンペオ氏はDPRKとの交渉で、検証
可能な非核化を確認するというのです。
今日のテーマは予想通り明日のシンガポールでの米朝首脳会談、毎日放送テレビのちちんぷいぷいでお
馴染み毎日放送解説委員の三澤肇さんが現地から報告で、スタジオには同じくちちんぷいぷいレギュラー
でジャーナリストの立岩陽一郎さんが出られて、米朝首脳会談で日本のメディアで流されている情報は日
本に都合がいいものだと言われて、トランプ大統領は何を考えているのか、お話されました。
三澤さん、シンガポールの国際プレスセンターにおられて、40か国3000人のジャーナリストが来て、シ
ンガポールはF1で有名、ピットをプレスセンターにして2000人収容で、トランプ大統領と金委員長は昨
日シンガポールに来て、金委員長はチャンギ国際空港に来て、DPRKの飛行機で来ると思われたら、中
国のチャーター機、これはDPRKから貸してくれ、金委員長到着で交通は遮断されて、しかしシンガ
ポールの国民はお祭り騒ぎを喜んで写真を撮っているのです。
金委員長とトランプ大統領のこと、金委員長はシンガポールのリー首相に会い、今日はホテルにこも
りっきり、シンガポールの経済施設の視察をする予定が、現在まで出てこず、トランプ大統領はリー首相
と昼食会談、実務者は協議を今もしているのです。
矢野さん、明日の首脳会談の見通しを問われて、三澤さん、会談は午前9時から、冒頭、トランプ大統領
と金委員長が1対1、最大1時間、しかしうまく行かなかったら1分でおしまい、2時間の1対1→事務方を入れ
て1時間、金委員長は明日の午後にはシンガポールを出て、会談はかなり短い時間ではあり、明日金委員長
が離れる可能性があり、トランプ大統領は非核化についてなかなか進まず、冒頭、トランプ大統領流には
大まかなものを決めるものの、最悪席を立つ可能性もあるのです、以上、三澤さんの報告でした。
袴田事件、再審を東京高裁は2014年の静岡地裁の方針を破棄、弁護団は最高裁に特別抗告、袴田さんは
すぐには拘束されないものの、袴田さんの姉は憤り、2014年に袴田さんは48年ぶりに、DNA鑑定が認め
られて保釈、しかし東京高裁は再審開始を認めずです。
新幹線車内で3人殺傷されて、容疑者はそれまで長野にいたとして、のぞみに東京駅から乗り、容疑者は
祖母の家を出て行方不明、長野で野宿をしていたというのです。
特集では、立岩さんが米朝首脳会談についてラジオで語られました。トランプ大統領は何を考えている
のか、明日の史上初の米朝首脳会談、トランプ大統領は何を考えているのか、中間選挙であると立岩さん
説かれて、米朝首脳会談も中間選挙をにらんだもので、明日もこれを第一、日本だとトランプ政権が大き
な枠組みでやっていると報じられるが、立岩さん1年半トランプ政権を見てそんなことはなく、この政権は
どんな秩序を出すのか全く発表せず、エルサレムへの大使館移転や鉄鋼関税、バラバラのものは、中間選
挙をにらんでの、支援者へのメッセージ。
トランプ大統領は、アメリカのメディアでは、ロシア疑惑が新聞に載らない日はなく、中間選挙で民主
党が勝つ→弾劾であり、トランプ大統領はこのタイミングで、米朝首脳会談の中止も示唆したが、これも
選挙向けのポーズ、自分は強気だというものを、これは日本だと金委員長に対してと報じられるが、トラ
ンプ大統領は有権者に、DPRKに妥協していない、中止を求める文書はこいぶみたい(笑)、舌の根の
乾かぬ内に明日やる=有権者目当てのポーズ。
アメリカの国民はトランプ大統領のパフォーマンスをどう見ているか、立岩さん、米朝協議は進む、ト
ランプ大統領は過去にないことをするが、アメリカの国民はDPRKのことを知らず、トランプ大統領は
やるべきことがあり、緊張を高める、DPRKという小国なのに、アメリカはやられる、金委員長は油断
ならない→これをトランプ大統領が解決する、というのがトランプ大統領のシナリオで、アメリカのメ
ディアも緊迫した状態になり、トランプ大統領に批判的なメディアでも、トランプ大統領と金委員長が話
し合うとなると安堵するもので、アメリカ人のかなりの部分にトランプ大統領の戦略が効いた、また核
シェルターに入らなくていい、トランプ大統領流のシナリオ通り。
リスナーより、米朝の代表はしたたか、水面下で成功の筋書きは出来ているのかと指摘があり、立岩さ
ん、その通り、トランプ氏は、アメリカではニクソン大統領、米中首脳会談をして成功して、トランプ氏
は米朝国交正常化を、中間選挙の後でやりたく、大嫌いなオバマ氏でもできなかったことで、極めて短い
時間で、相手の手の内を見るより、妥協できるものを求めたく、着地点はある程度見えている、トランプ
氏は会談を蹴るならシンガポールに来ない、トランプ氏、金委員長の評価をあげる材料はある。
リスナーより、非核化より朝鮮戦争終結をするのかと質問があり、立岩さん、トランプ氏にとって大事
なのは、DPRKの核ではなく、DPRKの核がアメリカ本土に来ないことであり、トランプ氏の課題は
これの払拭、DPRKもこれを理解して、会って実現すべきは、DPRKの核がアメリカに届かないこと
であり、その前提は朝鮮戦争終結、アメリカとDPRKは敵国であり、戦争終結は必須。朝鮮戦争終結
は、DPRKとバックの中国、そしてアメリカだが、DPRKとアメリカが終戦と言うとOK、韓国は当
時休戦に反対しても、今は反対せず、板門店で道筋はつけられる。
日本について、トランプ氏は拉致問題を金委員長に伝えるかとの質問に、立岩さん、期待できない、安
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