著者の村上弘・立命館大学教授から、<政治的にはリベラル系の本ですが、それ以上に情報量が多い教養書なので、フォーラムで宣伝していただければ、みなさまの参考になるかもしれません。>と紹介いただきましたので、ご案内いたします。
この春、教養書、教科書として
『新版 日本政治ガイドブック ― 民主主義入門』(京都・法律文化社)
を刊行しましたので、
ご案内します。
この拙著では、
30年以上の教歴と研究を生かして、最新の日本政治の基礎知識と、「改憲」や「選挙」などを含む重要な争点を幅広く、分かりやすく解説しました。また、読者が自分で調べ考える「調べ学習」をサポートしています。さらに日本について学び考えるなかで、政治学全般の知識とセンスが身に付くよう、全体を設計しました。
<内容の特徴>
【1】4部構成で、現代日本政治論と、政治学入門を結びつけています。
第1部 政治学入門―キーワードと考え方
(政治、政治学、権力、影響力、権威、・・・立憲主義、民主主義、・・国際関係、戦争と平和、安全保障)
第2部 日本政治の基礎知識
(政府と国会、政党・選挙と政治参加、内閣と行政、地方自治、政治の理念と座標軸)
第3部 民主主義とポピュリズム(民主主義、ポピュリズム、日本の選挙と政党システム)
第4部 憲法と統治機構をめぐる議論(憲法改正、首相公選・議員定数・二院制、道州制)
【2】読者が、自分で発展的に「調べ考える」ための工夫を散りばめています。
*冒頭に、政治学・政治全般について、安定感のあるウェブサイトのリストを掲載。
*各章の終わりに、参考になる本だけでなく、重要なウェブサイトも掲載する。
*本文中のカッコに示す参考文献には、ページ数等も明記し、読者自らがその文献を調べるときに便利。
*「大きな政府か小さな政府か」、「多元主義か権威主義か」、「改憲をどう進めるか」、「首相公選制は是か非か」、「道州制は是か非か」など現代日本の重要な争点について、両論を併記し、賛否対照の表を示している。これによって、学生・読者はより自分で考え、ディベイトもできる。
*西洋・日本の近現代政治史の略年表(6章)には、時代・事件を知る参考になる名作映画のリストを添えた。
<データ>
●2018年4月に発売。
2014年発売の『日本政治ガイドブック』の全面改訂・追加版。安倍政権、海外・国内のポピュリズム現象、2017年までの国政選挙の結果と分析、政党の変遷など新しい動向をフォローした。
●丸善系のナレッジワーカーの「日本政治」では、★★に格付けされています(ゼロ〜★★★の4段階評価)。
http://kw.maruzen.co.jp/ims/searchResultList.html?te-uniquekey=165730c1e48
●AMAZON(通販のウェブサイト)で、目次、内容の一部、ユーザーレビューを読んでいただけます。
法律文化社のホームページでも、目次、内容の一部が読めます。
https://www.hou-bun.com/cgi-bin/search/detail.cgi?c=ISBN978-4-589-03886-9