和歌山放送ラジオ ボックス(2019/1/18) 伊藤宏 阪神・淡路大震災24年、自治体、市民の防災を考える、原発輸出破綻から税金浪費を市民が監視すべきことを語る
永岡です、和歌山放送ラジオのボックス、金曜日のレギュラーは和歌山信愛女子短期大学の伊藤宏さん
(新聞うずみ火スタッフ、元共同通信記者)でした。司会は赤井ゆかりアナウンサーでした。
昨日は1月17日なのに、特に昼間の民放のワイドショーは稀勢の里引退と韓国叩きばかりで、その上に報
道ステーションがサッカーでないというのに怒りを覚えました。毎年1月17日の東京のテレビには疑問です
が、今年は最悪です。
厚労省のデタラメと、安倍政権のムチャクチャについて、報道するラジオの案内であったジャーナリス
トの平野幸夫さんがブログで指摘されています。
https://ameblo.jp/hirano-yukio/entry-12433562291.html
伊藤先生の脳にきくニュース、やはり1月17日、和歌山県でも防災イベントはあり、大きな災害を振り返
るのは大事だが、防災を年1回ではない、しかし阪神・淡路、東日本大震災、和歌山も昨年台風被害、1年
を通して何周年の災害の日になってしまい、残念だが、防災はどんな小さな災害も報じられて、防災につ
いて考えるべきで、最近のデータで、防災士、小学生でも救急救命でとれるもの、伊藤さんも筆記試験で
取れるもの、この防災士は阪神・淡路のあと普及して、災害では行政も被災して、巨大な災害だと行政に
頼れず、被災者も自助、行政に頼らず、防災士は2003年にできて16年、防災士を16万人も取得して、どん
どん増えるべき、特に、東日本大震災の後で年間1万人取得であり、本年度も2万人を超えて、防災士の資
格→防災リーダーになれて、小学生でもOK、災害時には若い力、中学生、高校生も役にたち、資格を取
る=防災のことを勉強する、理想は一人一人が防災士。
災害への備え、政令指定都市の避難所、災害時の避難所の4割は洪水で浸水してしまい、避難所は洪水だ
けではないが、大津波、南海トラフ巨大地震を想定して、大阪市は8割浸水する=津波の時に役に立たず、
行政も怠慢ではないが、市民も一人一人、災害時から命を守るのには自助のものが必要で、ここに避難し
て大丈夫ですか、今年も台風被害が予想されて、自宅にいていいか、避難所に行くべきか、避難所がこれ
なら安心して避難できず、行政の課題として喫緊であり、土曜日は学生とフィールドワーク、先人の知恵
に学ぶ、広川町に行き、広川町は日本遺産であり、和歌山市もそうだが、全国初の防災遺産であり、それ
がどう守られているか?日本遺産なのに、手入れに問題、台風被害がまだ直らず、広川町がさぼっている
のではないが、2020年は和歌山記念の年で、浜口吾良200年の年で、防災意識を高めて、1・17を次世代に
伝えて欲しいと説かれました。
さらに、国政の話、災害も関連するが原発、伊藤さんは原発取材のスペシャリスト、大きいのは、安倍
政権の成長戦略の一つが核の輸出なのに、日立がイギリスへの核の輸出を凍結、大きく報じられて、日本
は過去にイギリスもトルコにも売り込み失敗、ベトナムにも破綻、核の輸出全滅=成長戦略破綻、2019年
はどうなるか、怖いのは経済、日立がなぜやめた、東芝がやめたのはお金の問題、投資が回収できない+
原発は事故の際にメーカーの責任を問われることになり、今までは原発は投資した分を回収できるから、
元が取れて利益だからで、しかしこれは破綻、核の輸出はダメと思われて、もう袋小路に入り、核は危険
性の問題で本来問うべき、事故のリスクもあるが、お金の問題、オリンピックも賄賂疑惑で、東京オリン
ピックも予算が膨れ上がり、大阪万博の誘致も決まったが、これも同じ事があった+初期計画から予算が
膨れ上がり、尻拭いは税金、納税者には知る権利があり、国の税金も入り、市民は税金の使途を検証する
べき、カード破産を国や自治体が近いことをして、本来納税者が知るべき、原発輸出破綻で、凍結でも損
失が出て、企業は回収の必要がありツケは消費者にまわり、庶民にツケで、我々市民は税金の使途を検証
すべき、国の税金の使途に関心のないことは問題であり、税金=国民のお金で、政治家を信頼して任せて
いるので、ちゃんとチェックしないといけない、フランスでは問題視されてデモ、日本でデモのないの
は、税金が自分のお金との意識がないからだと説かれました、以上、伊藤さんのお話でした。
- 2019.01.18 Friday
- テレビ・ラジオ情報
- 11:43
- comments(1)
- trackbacks(0)
- -
- -
- by 市民社会フォーラム