J−WAVE JAM THE WORLD(2020/2/25) 青木理&前川喜平 安倍政権と教育、官僚組織メルトダウンと、子供たちを無視して利権となった教育の問題点を考える&上昌広 コロナウイルス問題を語る、潜在的な感染者は数十〜数百万いる!
永岡です、J−WAVEのJAM THE WORLD、グローバーさんのナビゲート、火曜日のニューススーパーバイザーはラジオジャーナリズム界の首位打者、ジャーナリストの青木理さんでした。政府の対策の一つは飲み会の自粛であり、しかしそんなことしたらただでさえ低迷する経済がもっとエライことになりませんか?
新型コロナウィルス問題、政府の対策について、医療ガバナンス研究所の上(かみ)昌広さんがお話をされました。上さん、1〜2週間が瀬戸際というのは、ポイントがずれている、上さんはもう感染拡大「亡くなる人を減らすべき」、クルーズ船は保湿管理しても高齢者4人がなくなり、大失敗、今高齢者+持病は危険、ワクチン開発まで大変、しかし若い人の感染対策は緩めていい、イベント自粛、しかし若い人たちは感染しても検査できず、無理して会社に行くな、高齢者を守るために視点を変えるべき、重症、入院でないと検査できず、検査して手遅れ、検査してもらえないものもあり、研究所ではたくさんの検査は、民間の検査会社を使うべき。上さんもなかなか治らない患者を診て、しかし検査できず、検査して陰性ならいいが、陽性なら問題、厚労省は中国帰国者と入院の重傷者しか検査せず、これだと早期検査できず、最大300件できるのに、研究所がやるので数に限度、しかし民間だと万単位でできて、韓国はそうしている。検査して、感染者が激増したら問題なのか、「すでに潜在的には数十〜数百万!感染者がいる!」(ちなみにインフルエンザは年間感染者1000万)「正確なデータを合理的に検査して、感染者について、マラソン、イベントをやめるべきか、明確な根拠なしで一律で止めたらダメ。
基準は、データなしで作ったらダメ、国は検査してデータをとるべき、中国はデータを取り、アメリカの医学雑誌に書いてわかり、37.5度の4日で医者に行くのはダメ、今日出た基本方針は現状追認で、検査体制を広げず、遠隔診断せず大問題、正確に診断しないとわからず、放置したら悪化、死亡。
ここ1〜2週間という根拠はない、検査を増やしたら感染者が増えるが「普段のインフルエンザと同じ対策ですべき」と締めくくられました。
余談ですが、一昨日神戸三宮で右翼団体が街宣をして、習近平氏の国賓来日反対なのですが、演説しているのを聴くと「安倍政権は何ですか!中国共産党の下請けですか!」とか怒鳴っていてびっくり、小西鉄山、じゃなかった百田尚樹氏(笑)も安倍批判、どうやら内ゲバが激化、古谷経衡さんの愛国商売の世界が再来です(笑)。安倍さん、国会議員引退しても東映からライダーや戦隊シリーズの悪役オファーが来ますよ(笑)。円谷プロに行くと、最近製作費削減で新作着ぐるみ少ないので、安倍さんなら着ぐるみなしで怪獣になれると喜ばれますよ(笑)。百田さんは海坊主(笑)。
8時台に青木さん登場、グローバーさん、スタッフで花粉症の人は大変、青木さん、喫茶店で店員さんがマスクせずクシャミが問題になり、しかし花粉症かも、咳でバッシングは大変。青木さんの気になったニュース、コロナウイルス、業界では、テレビでは関心度が高いと実感、ニュース番組、国会では桜のことで大荒れ、青木さんのこだわる黒川検事のこともテレビはやるべきと思い、玉川さんはマスの関心はコロナウイルスと言い、青木さんは異論もあるが、コロナウイルス、青木さんの出たモーニングショーで唖然とするネタ、下船した人から発熱があり、陰性と診断されて公共交通機関で帰宅したら陽性、アメリカだと連れて帰って隔離、船内の感染防止対策が取られず、対応した厚労省と検疫官が感染=船内の感染防止対策パー、岩田さんがアカンと言われた通り、岩田さんの発言がすべて正しいかではなく、データをもとにすべきだが、肝心のデータ、感染者数、しかし未だに感染の有無が検査されず、あちこちに検査したら陽性がいくらでもいる、子供が肺炎なのに検査してもらえない、不安な、体調の悪い人が感染しているかわからないのは致命傷、知り合いの医師で、これは検査すべきと思うものの、保健所も混乱、武漢も検査が遅れてアレ、青木さんの疑うのは、官僚が一強に牛耳られると、悪い情報が上に上がらない、悪い情報を上げたら左遷、この件も前川さんと話したい、前川さんは厚労省、感染症は専門家ではないが、官僚組織の今を考えたいと説かれました。
UP CLOSE、前川喜平さん(現代教育行政研究会代表)と入試の問題、安倍政権と教育を説かれました。前川さんは子供たちによろしく、の映画も作られて、前川さんは紹介の必要なし、文部省〜文科省、全国各地で講演、夜間中学で授業されて、青木さんの聞きたいこと、前川さんの因縁の和泉氏、大坪氏とコネクティングルームといかがわしいこと、こんなこと、官僚で許されるか、前川さん、外務省は手配などしてくれない、青木さん、モラル退廃、官邸官僚が、安倍氏が言えないからという力があるか、前川さん、官僚は官邸のいうがままでないと出世しない、全ての省庁でそう。青木さん、黒川検事のこと、検事総長にしたく、過去の国会答弁と矛盾+人事院の答弁と矛盾、女性局長の心中は、ひどい+気の毒、青木さんは、下村氏が大臣の時に教育勅語を使えと言われて抵抗した件を問われて、前川さん、2014/4に、質問者は教育勅語を学校で使わせろの立場、当時局長の前川さんはアカンと回答、教育勅語は1948年に衆院で廃止されて、内容は丸っきり使えないのは70年間教育の常識、ところがそういおうとしたら、下村氏は前川さんにこれではアカンと突き返して、教育勅語は普遍的なものがあり、教材にしろと書き直せと命じられたことがあり、そう答弁するのは不本意、その通りに答弁せず、普遍的と言わず、下村氏から見たら腰砕け、下村氏は教育勅語賛美=戦前賛美。
青木さん、政治家は選挙で国民に選ばれて、官僚は大臣を止めるべきか、選挙で選ばれたものを優先すべきかというもの、教育勅語、黒川氏の件の捉え方を問われて、前川さん、悪い政治主導、憲法に抵触しないか考えて、過去の経緯に照らしてOKか、官僚は判断すべき、それでも政治家がゴリ押しなら、官僚では抵抗できない。青木さん、法律、憲法解釈、国会でのやり取りで大臣におかしいというべきなのに、異様なのは、かつて国会で、国家公務員法で検察官には当てはまらないと国会で決まっているのに、法のプロが知らず、官僚たちはわかっていなかったかと問うと、前川さん、官邸から言われてそのまま、おかしいと思うが、森氏は理解せず、無理が通れば通が引っ込むのが今の霞が関。
青木さん、過去の事例はこうだと官僚は言うべきで、新聞コラムで、後藤田正晴氏、悪い情報ほど上げないと組織が腐る=安倍政権は腐っているのかと説かれて、前川さん、なんでも言うことを聞くものが出世、ふるさと納税見直し局長が飛ばされて、青木さん、上層部は政権の下請けかと問われて、前川さん、局長級が2人つかまり、本命とおもっていた人事にならず、その下が二階級特進、定年延長の後=官邸に忖度したらいくらでも出世できる。青木さん、その人物を問われて、前川さん、和泉氏に近く、官邸の言うことは何でも聞くもの。
青木さん、前川さんの、あるものをなかったとできないというものを問われて、前川さん、和泉氏が会いたいと言って対応できるか、加計問題の記者会見の3日前、読売が前川さんのスキャンダルでっちあげの前日=官邸の前川さん潰し。青木さん、コロナウィルスで安倍政権は後手後手、危機管理はプロフェッショナルの、厚労省の官僚が悪い情報を上げるべきなのに、悪い情報が上がらないと危機管理できていない、前川さん、能力を総動員すべきで、今のように官邸の言いなりがあまりにひどく、悪いと責任を問われて、下手なことはしない方がいいとなる。青木さん、検査体制破綻は、安倍政権だけでなく、下の官僚も問題。
青木さん、大学入試の迷走、コロナウィルスや桜で忘れられているが、採点できるのか、文科省の迷走を問われて、前川さん、2016年夏まで関与して、反省もあるが、政治主導、決定も見送りも、しかし現場のことを官邸も官僚も知らず、大学入試改革はいいが、制度のみ、下村氏、第2次安倍政権最初の文科大臣がセンター試験悪者にして、廃止しろ、しかし代替のものがいるが、そんなに余力はない、共通一次試験を中曽根氏が廃止と言い、今のセンター試験と変わらず、マークシートが悪いと下村氏敵視だが、採点はマークシート方式でないと無理、受験生の声を無視。中央教育審議会があり、議論しても、結論ありき、下村氏が意図する方向にさせられた。
青木さん、中曽根氏、下村氏と国家主義的、多様性より国家のための人材を作りたい、しかし共通テストは画一的で、中曽根氏、下村氏が喜ぶ人材にならないか?前川さん、センター試験悪者として、政治主導とするもの。青木さん、前川さんに聞くべきか、民間に任せたら利権が発生すると問われて、前川さん、その通り、50万人受験するものを英語民間試験にしたらビジネスチャンスになり、儲かるところと疑念は出る。確証はないが、前川さんのところに現役時代、あいさつに来ていた=甘い汁を吸おうとしていた。青木さん、ズバリ聞きたいが、英語民間試験をしたら、官僚の天下り先ができておいしいかと問われて、前川さん、その通り、青木さん、なら民間に任せるのは、正官の利害一致で金のため、文科省の官僚は忖度官僚ばかり、前川さん、個別大学で英語の民間試験はあるが、一律に全員はダメ、共通テストを民間はダメ。
青木さん、リスナーよりメール、女性で小学校の先生、子供たちをよろしくの試写会を見て、子供たちの力を信じるが、国会を見たら絶望とあり、前川さんが映画を作ったのは、寺脇さんに引っ張られて、寺脇さんも前川さんも教育に関わり、子供の自殺、いじめを何とかしたい、社会全体の課題、学校を描かず、家庭を描いて、対人依存症、中学生のことを描いて、8050問題もあり、社会全体で、政治が子供たちを救うべきなのにしていない。青木さんは、あえて学校を描かなかった理由を問われて、前川さん、学校に子供を救えないではない、先生でも見てほしい、寺脇さん、学校は十分に描かれて、それで家庭を描いたのです、これで時間になりました、以上、青木さん、前川さんのお話でした。グローバーさん、政治家と官僚のディスコミュニケーションと説かれて、青木さん、このままだと統治機構の破綻、コロナウィルス、1〜2週間で正念場ではないと心配されました、この内容も、例によりいくらでも拡散してください!
- 2020.02.25 Tuesday
- テレビ・ラジオ情報
- 23:41
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- by 市民社会フォーラム