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【紹介】緊急!時事通信「死者いないはうそ=福島大教授、原発事故の影響訴え」 は誤解を招くトンデモ記事

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     OKABYです。

    ブログ「福島 信夫山ネコの憂うつ」の記事をリンクしておきます。

    緊急!時事通信「死者いないはうそ=福島大教授、原発事故の影響訴え」 は誤解を招くトンデモ記事
    http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-132.html


    記事本文も重要ですが、コメント欄での清水修二・福島大学教授の見識も必読だと思います。
      ↓
    ==================================
    福島の内と外

     福島大の清水です。 
     インターネットの情報戦って、すごいものですね。驚きました。 
     いろいろ言われる立場になりそうですので、誤解されないようにという意味で、私の立ち位置(どういう視点からものを言っているか)について触れておきます。
    (いささかデリケートな内容なので、これがまた余計な誤解を生むことがないように願いたいものです。) 
     だいぶ前になりますが昨年、福島市内の某高校に呼ばれて、数百人の生徒に原発災害の話をしたことがあります。
    質疑応答になって、ある男子生徒が手を挙げて私に訊きました。
    「将来結婚して奇形児が生まれるようなことはないでしょうか」と。
    私は胸を突かれて絶句する思いでしたが、「そんなことはないから、心配しなくていい」と答えました。 
     それからしばらくして、今度は東京の研究者の集まりに呼ばれて講演をする機会があり、その中で、くだんの高校でのやり取りのことを紹介しました。
    すると、質疑のなかである人(研究者)が、「それは科学的な態度とは言えないのではないか」と疑問を呈しました。 
     その時のやり取りについては触れませんが、このことを一つの「問題」としてとらえてみたいと思うのです。 
     私は質問をした生徒に嘘をついたつもりはありません。
    福島の子どもが今度の災害でそんな目に遭うことはないと思っています。
    昨年11月訪れたにミンスクの小児がんセンターのヒアリングでも、「汚染地域とその他の地域とで先天異常の出方に差はない」とはっきり説明がありました。
    (ベラルーシは独裁国家だから医者も研究者も口裏を合わせて嘘をついていると決めつけてしまえばそれまでですが、私はそんな風には見ていません。私はこの病院を三度訪れており、話をしてくれた医師たちはみな誠実な人たちだと思っています。)
    ベラルーシでは1000ミリシーベルトを超える被曝をした子どもが3万人もいるのですから、「最大30ミリシーベルト」と推定されている福島ではなおさらそんな心配は無用だと考えています。 
     けれども私は医師でも医学者でもありませんので、状況証拠だけで確定的な判断を下す資格がないのは事実です。
    あくまでも「科学的」であろうとするなら、あの高校生に向かって、「ないとは思うが、絶対にないとは言えない」とか、「限りなくゼロに近いとは思うが、ゼロであると断言はできない」とか、あるいはいっそ「私は専門家じゃないからわからない」とか、言うべきであったかもしれません。 
     でも私は、数百人の高校生たちに向かってそういう言葉を吐くことはできないし、してはならないと咄嗟に思ったのです。
    そうした言葉がこの生徒たちの心にどんなに深い傷を負わせるか、この子たちにそんな十字架を背負わせることは決してできないと考えたからです。 
     こういう私の感じ方を「科学的でない」と評するのは、確かに間違ってはいないかもしれません。「いたずらな不安を与えないため、という理由で真実を枉げた」という人もいるかもしれないと思います。 
     しかしここにある「感じ方」の違いは、福島の中にいる者と外にいる人との違いからくるものではないかと、私は思います。 
     繰り返しますが私は嘘をついたつもりはありませんので、一般論として言うのですが、「科学的であること」と「人間的であること」とが、もしかして両立できない事態に遭遇したとしたら、私は後者を選びますね。 
     信夫山ネコさんを突き動かしているのは激しい怒りの念ですが、私はその底に深い悲しみが横たわっているように感じます。
    いま全国で支配的な反原発運動には、加害者に対する「怒り」はあっても、この「悲しみ」というものが感じられません。
    少なくとも、いま福島で暮らしている者が囚われているやるせない悲しみを十分に理解しているようには見えません。
    「福島とつながる」というのは、この悲しみを共有することでなければならないと思うのにです。 
     もちろん、避難している方たちにも激しい怒りと深い悲しみがあります。
    私が心からつらいと思うのは、この同根の悲しみが二つに引き裂かれていることです。
    被害者同士が対立してしまっていることです。 
     福島の外から福島の子どものことを本当に心配してくれているなら、(前にも書きましたし本にも書きましたが)子どもの将来に呪いをかけるような物言いはしていただきたくない。
    福島の子どものことを一番心配しているのは福島の親です。
    その親たちを加害者に仕立てるようなことはしてはならないと思います。



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      • 2019.10.14 Monday
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      • 01:24
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      コメント
      『福島の外から福島の子どものことを本当に心配してくれているなら、(前にも書きましたし本にも書きましたが)子どもの将来に呪いをかけるような物言いはしていただきたくない。
      福島の子どものことを一番心配しているのは福島の親です。
      その親たちを加害者に仕立てるようなことはしてはならないと思います。』

      市民社会フォーラムの方々は、まさに清水氏がおっしゃるような呪詛の言葉を吐き続けてこられましたね。
      福島大自体も「副読本」一派が醜態をさらしましたが。

      で、ご紹介のブログは、こちらの方々がなさっているようなデマを撒き散らす行為を一貫して批判してきました。誹謗中傷を受けながら。

      これまで、自分たちに都合のよい時だけ都合のよい内容の「福島の声」ばかり取り上げ、批判には御用だ回し者だと誹謗中傷で返し耳を傾けたこともなかったのに、今回どんな意図でこのブログを紹介されたのか不思議に感じます。

      まあこちらのご立派な方々から見ると私など「御用市民」(笑)でしょうか。

      いくら寄り添ったつもりでも、その被害が事実でなければ結局は差別であり被害者を貶めることである、また、陰謀論でなく事実に基づかなければ 真に国や東電の責任追及はできないと考えているだけなのですけどね。

      長い書き込み、大変失礼しました。
      • 東北出身者です
      • 2013/03/14 4:19 AM
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