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両立する「成長と平等」−−坂野潤治さん(75)

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     特集ワイド:豊かさとは 歴史学者・坂野潤治さん
    毎日新聞 2013年04月22日 東京夕刊
    http://mainichi.jp/feature/news/20130422dde012040021000c.html

     とくに以下の引用は意義深いです。
       ↓
    ================================
    「野党的な立場の評論家はアベノミクスが崩壊するのを心待ちにしています。
    そりゃ、いつかは崩壊するでしょう。でもね、格差を縮小するチャンスはバブルの時しかないんです。
    大恐慌の時にはそんなことは言っていられない。
    せっかく景気が回復してくるならば、野党は今こそ、固定化した格差を縮小する構想を練っておくべきです。
    生活保護を拡充し、失業者を派遣社員に、派遣社員を正社員にして、みんなが少しずつ豊かになって社会全体が元気になるような構想を描いておく。
    国民は豊かになると政治にものを言いたくなる。それを追い風にするんです」

     3・11以降、成長神話から脱却し、もう少しつつましやかに生きる道はないかと多くの日本人が痛感したのではないか。しかし坂野さんは言う。

     「今、豊かさを語る多くの人は成長を否定して、貧困の平等社会みたいなものが理想と言う。
    極端な例だと江戸時代の暮らしに戻ろう、と。
    しかし、私は成長自体は良くも悪くもなくニュートラル(中立)だと思っています。
    成長至上主義は格差拡大につながりますが、先ほど言ったように格差縮小のチャンスととらえることもできます。
    もうひとつ、平等と聞くと、みなさんは怠け者が増えて成長を阻害するようなイメージを持つかと思いますが、平等とは固定化した格差を縮小することだと解釈すれば、『成長と平等』は両立します。
    実際に戦後の日本経済はみんな平等の終身雇用のもとで発展してきたではありませんか」

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    なぜ日本では福祉国家が目標にされてこなかったのか。

     「即効性がないからです」と答えは明快だった。
    「保育所を一つ造ったからといって、子どもを預けられるようになった女性がすぐに正社員になれるわけではありません。
    橋や道路を造ればすぐに結果が見て分かる。
    しかし政治はすぐ目に見える成果を上げることではなく、社会をよくするためにある。日本の野党は、オイルショックの時に欧州で福祉国家は挫折したからと、自民党の批判しかしてこなかったが、一度ぐらい福祉国家を目指してみてはどうか。
    みんなが困っている人のことを考えて手をさしのべる社会こそ、豊かな社会と言えるのではないでしょうか」

    ===============================

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