calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< October 2019 >>

categories

archives

カウンター

twitter

カレンダー

プラセンタ 効果

ランキング

▽安心してサボれる職場づくり▽利益のないところを大切に

0
    日本農業新聞15年12月24日

    生きてることに感謝 障がいを背負って

    コラム JA長野厚生連佐久総合病院地域ケア科 医師 色平哲郎

    誰でも、苦難に直面したり、愛する人を亡くしたりすると心が折れそうになる。
    精神というものは強そうで弱く、弱そうで強い。

    北海道の浦河町に「べてるの家」という精神障がいを抱えた人たちの
    活動拠点がある。
    100人以上の当事者が地域で一緒に暮らし、
    働きながらケアもする画期的な施設である。
    名前は、ドイツの障がい者やホームレスの人たちが活動する共同体「ベーテル」
    に由来するともいわれている。

    「べてるの家」の始まりは1978年。
    精神疾患から回復したメンバーが、浦河教会の教会堂を拠点に活動を開始した。
    当初は、浦河日赤病院を83年に退院した早坂潔さんら数人の回復者が、
    教会の片隅で名物「日高昆布」の袋詰め作業を請け負った。

    「地域のために日高昆布を全国に売ろう」と起業した彼らは、
    「生きづらさ」を抱えながら一緒に暮らし、地域のために働く。
    こうして、新しい形態の共同体が誕生した。
     
    ベテルの家には独特の「語録」が根付いている。
    そのいくつかを紹介すると、

    ▽手を動かすより口を動かせ

    ▽三度の飯よりミーティング

    ▽リハビリテーションからコミュニケーション

    これらから、いかに仲間同士の会話がケアにとって大切か伝わってくる。
    こんな言葉もある。

    ▽安心してサボれる職場づくり

    ▽弱さの情報公開

    ▽利益のないところを大切に

    ▽幻聴から「幻聴さん」へ

    ▽そのまんまがいいみたい

    こうした言葉を聞くと、誰もがなんだかほっとするのではなかろうか。
    心に重い荷物を背負って生きるのはつらいことだろう。
    しかし、ありのままを受け入れて暮らしている。

    以前、べてるの家を家族で訪ねたら、後日、早坂さんからはがきをいただいた。

    「、、、人生いろいろあるけど、今、生きている事が、かんしゃです」

    =====

    スポンサーサイト

    0
      • 2019.10.14 Monday
      • -
      • 16:48
      • -
      • -
      • -
      • -
      • by スポンサードリンク

      コメント
      コメントする








         
      この記事のトラックバックURL
      トラックバック