MBSラジオ ニュースなラヂオ(2018/12/24) 玉本英子さんのシリア、イラク報告&上田さんのパラレル・キャリア報告
永岡です、MBSラジオの、ニュースなラヂオ 第39回、今週も新聞うずみ火代表の矢野宏さんと、フ
リーアナウンサーの加藤夏海さんの司会で放送されました。ニュースキャスターは福本晋悟さんでした。
森友学園改竄問題とゴーン氏のこと、報道するラジオの案内であったジャーナリストの平野幸夫さんが
ブログで語られています。
https://ameblo.jp/hirano-yukio/entry-12427575579.html
矢野さん、昨日は平和を訴えるコンサートに出られて、今日はクリスマスイブ、加藤さんここにいて大
丈夫ですかと矢野さん問われて(笑)、加藤さん茶色のセーターを着られて、矢野さんはクリスマスと関
係なく、我が家は崩壊?尼崎の、JR西有志の平和コンサート、2曲歌い、それもカラオケではなく生バン
ド、矢野さんは2015年の戦争準備法案時に初参加、平和を訴えるので反戦歌、教訓1、加川良さんの曲
(https://www.youtube.com/watch?v=FSaMY7TRgFI )、福本さんはご存知、岡林信康さんや吉田拓郎さ
んら関西フォークの旗手、1971年、戦前戦中お国のために命を捨てるのが美徳とされたことを風刺したも
ので、命を捨てないように、お国のためと言われても、2番はお国は俺たち死んだとして残り「命のスペア
はない」と、今にも通じて、戦争の出来る国に日本が向かい、国家権力のきれいごとに騙されず、考えて
というもの、矢野さんの歌う動画もアップされているのです。
ニュースピックアップ、福本さんの担当で、インドネシアの大津波で少なくとも281人死亡、行方不明58
人、捜索は続き、ジャワ島とスマトラ島、12000人避難、バンデン州にはホテルに行方不明者の家族が集ま
り、地震なしで津波、火山の噴火、津波は原因は4つあり、海底地震によるもの、チリの津波が24時間で日
本に来て、二つ目は火山噴火で山野地滑り→海に大量の土砂、1792年に日本の有明海で雲仙普賢岳噴火に
より津波、熊本を襲い15000人死亡、島原大変死後迷惑、3つめは斜面崩壊、火山以外の土砂崩れ、4つ目は
隕石落下によるもの、津波=地震ではないのです。
インドネシア、津波は地震がなく津波警報なしでした。
大阪の松井氏、吉村氏は辞任→出直し選、徒抗争((c)吉冨さん)の2度目の住民投票には公明党の協力
がいるのに、維新と公明党は対立、松井氏は、それで公明党に恫喝、26日にまとまらないと自爆テロする
というもので、統一地方選に尽力したい公明党を恫喝、交渉経過を明らかにして、これでは任期は4年では
なく、来年の暮れまでであり、ダブル選挙がまたあり、矢野さん、徒抗争は大阪市を廃止して特別区にば
らして、大阪市の権限を大阪府が取る、大阪市をなくすもの、2015年の選挙でNO、松井氏や吉村氏は政
治の私物化、32億使うのかと指摘されました。
今回のゲストはアジアプレス所属の映像ジャーナリストの玉本英子さん、シリアのラッカやイラクのモ
スルを取材されて、その報告です。ISの支配から解放されたラッカ、ノーベル平和賞を受賞されたナ
ディア・ムラドさんの故郷のコジョ村などを取材されて、その報告です。
トランプ氏が米軍をシリア内戦から撤退させると決定、シリアやイラクはIS支配から解放されたの
か、玉本さん、スタジオでのお話で、玉本さんは中東取材を94年にクルド取材して以来20年を超えて、今
回は10〜11月にシリア、イラク北部のIS支配地域を取材、国際社会の関心は減り、現状は厳しく、ラッ
カ、20万の町はISの拠点、今回見て、町は瓦礫だらけ、人は少しずつ帰り学校再開でも、まだまだIS
の影におびえて、怖く取材に協力してくれない、ISシンパがいて、映像で撮られるのは困る。
玉本さん、取材は戦闘地域ではなく、それでも警護の必要なところ、防弾チョッキを着ての取材も過去
にはあり、今回はそこまではなく、ラッカで心に残ったのは、公開処刑がIS支配下であり、イスラム法
で国を作り、大昔の処刑を見せしめ、タバコを吸っただけで鞭打ち、スパイは公開処刑、住民に恐怖、
ひっそりと住民は生きるしかなく、食べるものは、ラッカには畑もあり、衣食住で食はあっても、生活に
困窮している人が多く、建物は壊れて、矢野さん、空から空襲されて、それについて問われて、玉本さ
ん、ラッカでは空爆はないが、米軍の攻撃で負傷、家族を失った人もあり、ISの拠点は大空爆されて、
10歳の女の子は車椅子で取材に応じて、空爆で右足を失い、母と姉3人は殺されて、なぜこんなことか、今
父と弟と暮らし、父は仕事もなく、難民生活であり、矢野さん、弱い人に犠牲が出ると説かれて、玉本さ
ん、犠牲者にはISなしでなぜこんなことかという、矢野さん、狙ったか、誤爆かと問われて、玉本さん
も爆撃はアメリカがやったと思っている。
イラクのコジョ村、ムラドさんの故郷を取材、シリア→イラクの国境沿いにある村、ヤスディ教徒は60
万、イラクの3.4%、ISは悪魔崇拝と決めつけて、攻撃、男性と女性を集めて、男性はイスラム教に改宗
しろ、女子供は奴隷として連れて行き、IS戦闘員に売買、ムラドさんもISに売られて、ヤスディ教は
ベールを女性はつけるものの、ゾロアスター教に近く、イスラム教やキリスト教と異なり、クルド人はス
ンニ派だが、少数の集団であり、矢野さん、玉本さんに映像を見せてもらい、結婚式で楽しく、しかしそ
の後IS襲撃、この夫婦は難民キャンプでテント暮らしであり、仕事は、男性にはなく、クルドの兵隊に
入りシリア国境で働く、兵士以外に仕事なし、男性は家族を養うには銃を持つしかない。
ISに捕まった女性2人に玉本さん取材、一人は22歳、2年前にISから脱したものの、ISの兵士に売
られて、結婚していないと性的関係はできず、それも2日のみの結婚→転売、戻ってもトラウマ、眠れな
い、怖い。
もう一人は30歳、10回転売されて、外国人の戦闘員に転売されて、ラッカの奴隷市場で売られて、その
後公開処刑の市場に出されて、胸に奴隷と書かれて、ヒジャブの黒いものをかけられて人身売買、通る人
たちが可哀想と思うものの、ISの戦闘員のみ買える、その後、ISの戦闘員の、女性の訓練所に行かさ
れて銃を持って戦え、爆弾のついたチョッキを着せられて、戦わないと爆発させられる、怖くて銃を撃つ
のみ、10カ所戦闘地域に行かされて、インタビューの際に手が震えて、自分の故郷、母親と連絡がつい
て、闇ルートで今年6月に逃れたものの、えげつない仕打ち、しかし故郷の村には帰れず、お金なし+たく
さんの宗教、民族で暮らして、ISに協力させられた人たちもいて、それがトラウマになり、戻ったら殺
されると、村に戻れず、1600人の村が、帰ってきた人はゼロ、家は伽藍洞の状態、ムラドさんの村は家財
道具はISに奪われて、とてもじゃない、ゴーストタウン。
今は、安心できているか、多くの方は難民キャンプにいて、ISがいなくなったとして、国際社会の関
心は減り、支援なし=生活困窮、命からがら逃げても生活は大変+トラウマ、ナディアさんのノーベル平
和賞は喜んでも、生活は大変。
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