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【本の紹介】桑田泰秀『月から一石 地球で月も考えた「生命も経済も元気になる未来」』

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    okabyです。

    だいぶ涼しくなり、秋に向かおうとしているこの頃、コロナ禍でもありますので、読書の秋となりそうです。
    個人的にも今はかつてなく読書する時間がとれていますので、感銘した本をできるだけ紹介して皆さんとシェアしたいと思います。

    桑田泰秀『月から一石 地球で月も考えた「生命も経済も元気になる未来」』(あけび書房)
    https://www.moon-23000.net/

    桑田泰秀さんは神戸でWEBデザインのお仕事をされている方で、今回は初の作品だそうです。
    フィクションの小説ですが、帯封に<貧困、犯罪、病気、戦争、核兵器… 悩める地球に謹んで希望の月光を届けたい>とあり、
    地球と似たような人間のいる星が<脱皮後>にどんな社会となっているかを月が語り、そこから地球の人間が進むべき未来を望むお話しになっています。
    とくに、「生命も経済も元気になる未来」とあるように、経済、つまりお金のことについて語られています。

    お金といっても、<脱皮後>の世界ではお金すらなくなるという未来です。
    「信用創造」や「国債」の話から始まり、脱皮後には「政府通貨」、つまり中央銀行券ではない政府の通貨発行権によって発行され流通されるお金に代わっていくと。
    中央銀行が発行していたお金も、民間銀行が「創造」していた見えないお金(口座上のお金)も、政府の通貨に代わっていくので、利子が不要になり、さらには税金も保険料も不要になると。
    つまり、<国(政府)や地方(自治体)が国民や企業から税金や保険料を集めてサービスを四苦八苦しながら配るのではなく、国(政府)が必要なお金をつくって必要なところに配るのです。>

    なんかMMT(現代貨幣論)のようなお話に似てますね。

    さらに、税金や保険料が不要になるだけでなく、国民の銀行口座には「政府通貨」から「基本金」が給付されるようになると。
    「ベーシックインカム」と巷間言われているものが配られるということです。
    医療や教育など公共サービスは徐々に無料化されていきます。

    ほんとうにそんな脱皮が可能なのか? 
    「よくある質問コーナー」では想定される疑問に順々に応答されていきます。

    読み進めていくと、これって、反緊縮経済政策で実現可能な未来をフィクションとして語っているんじゃない?と読めますね。
    生命のために大切な経済について、お金の話をしていくなかで、お金が必要なくなる未来を展望していて、
    それも難解な経済論を高校生ぐらいでも読みやすい平易な言葉で述べられていて、とても分かりやすいです。

    桑田さんに伺うと、別に経済学の専門家でもなく独学で調べたことをもとに小説に盛り込まれたそうなんですが、
    貧困と格差を拡大させ競争原理を煽る新自由主義の流れを転換させるべく、あるべき社会像を語られていて、一読に値します。


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      • 2020.10.30 Friday
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      • 2020/09/22 7:04 AM
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