特捜部失神TKO負けの今、村木さんを苦しめた「巨悪」の解明こそ
特捜部TKO負け? 村木さんを苦しめた「巨悪」の解明こそ
2010年02月27日事件・犯罪大阪さとうしゅういち
http://www.janjannews.jp/archives/2763081.html
厚生労働省元局長・村木厚子さん(被疑事実当時は企画課長)
が、「民主党の石井一衆院議員(当時、現在参院議員)の口利
きを受けた塩田部長の指示で、上村勉係長(当時、現在起訴休
職中)に、障害者団体の証明書をつくらせ、実体のない団体「
凛の会」の倉沢邦夫被告人らに交付させた。倉沢邦夫被告人は
それを悪用し、企業と組んで郵便料金をごまかしたダイレクト
メールを発送しボロ儲けした」として、大阪地検特捜部に逮捕
・起訴された事件。
既に、大阪地検特捜部はボクシングにたとえれば「TKO負
け」状態といえるでしょう。元上司の塩田元部長、上村被告人
の前任の係長の村松さんが、村木さんの関与を否定。
村木元局長の被疑事実は「すべて壮大な虚構」と元上司−JanJan
ニュース
http://www.janjannews.jp/archives/2573227.html
元部下も「村木厚子さんは冤罪」で特捜部また赤っ恥−JanJan
ニュース
http://www.janjannews.jp/archives/2632916.html
さらに、倉沢被告人の腹心だった木村・機関紙担当会員は、
「そもそも石井事務所に口利き依頼に倉沢被告人と一緒に行っ
たこと」そのものを否定しました。
「石井一議員への依頼、行ってない」と凛の会元幹部が証言
−JanJanニュース
http://www.janjannews.jp/archives/2673557.html
そして、証明書偽造の張本人・上村元係長自身が、証明書偽
造について「全て自分が独断でやった」という趣旨の証言を、
第8回公判で行なってしまいました。
特捜部のシナリオ「完全崩壊」 元係長も村木さんの関与を
否定
http://www.janjannews.jp/archives/2739007.html
大阪地検特捜部が描いていた「事件のシナリオ」は木っ端み
じんに否定されてしまったのです。
これから求められるのは上村被告人のショボイ動機による「
虚偽有印公文書作成事件」の解明以上に、「この事件を利用し
て、何かを成し遂げようとした巨大な企図」を、明らかにする
ことではないか、とわたしも思います。
そしてその企図こそが、厚生労働省現役局長であった村木厚
子さんが「巨悪を成した犯罪者であること」を、必要としたの
ではないでしょうか?
巨額の利益を得た河野、倉沢らが罰金刑で短期間で保釈され
、上村被告人は250万円の保釈金で釈放。村木厚子さんの元
上司は逮捕すらされず、村木さん一人が「逮捕され、地位も名
誉も剥奪され、5ヶ月間も真夏の冷房すら無い拘置所に勾留さ
れたうえに、1,500万円もの保釈金を積まねばならなかっ
た」のは、いったいなぜなのか!?
「裁判の行方を見つめる私たちにとって、今必要なのは、現
代日本に起きた、こんな理不尽な出来ごとのプロセスを、きっ
ちり解明することだ」という、傍聴人のひとり、竹中ナミさん
の言葉は全くそのとおりだと思います。
個人的にはもう「特捜部はいらない」と思います。そもそもが
イレギュラーな存在ですし、歴史的な役目は終えた。
21世紀に水戸黄門=特捜部は必要か?−JanJanニュースhttp://www.janjannews.jp/archives/2601698.html
動燃だって、もんじゅナトリウム漏れ(1995年)と、東海村爆
発事故(1997年)を起こして、解体されました。
特捜部も、枚方市談合でっちあげをやらかし、今回は村木さん
の事件をでっちあげたのだから、解体されてもおかしくない、
というのは言いすぎでしょうか?捜査は警視庁など警察がやれ
ばいい。捜査と公訴、両方やる巨大権力の特捜部はチェック機
能が働かないので、解体したほうがいいと思います。
「エライ人だけでつくる」から「みんなでつくる」日本へ
さとうしゅういち Satho Shu-ichi
E-Mail:hiroseto@f2.dion.ne.jp
広島瀬戸内新聞ニュース
http://hiroseto.exblog.jp/
社 会 市 民 連 合
http://www.shakaishimin.org/
- 2010.02.28 Sunday
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