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たね蒔きジャーナル2012/5/31 大飯再稼動 橋下市長の真意は 飯田哲也さんのお話

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      永岡です、たね蒔きジャーナル、今日は急遽予定を変更して(たね蒔きHPの記述も番組直前に更新されたほどです)、橋下市長の大飯再稼動容認の背景を、エネルギー戦略会議の飯田哲也さんに聞きます。飯田さん,お電話での出演で、2日前に続いての登場です。



     政府は6月に決断で、大阪市内の町の声、千葉さんが取材して、何がどう動いているか分からないと言う感覚で、政府の方針を後押ししたのが広域連合であり、これに驚く声もありました。橋下氏の容認に批判的な声もありました。リスナーより、広域連合の容認に批判もあり、飯田さんも今回のことは青天の霹靂であり、国のやっていることはデタラメで、広域連合が譲る道理はなく、飯田さんも不思議なのです。

     橋下氏も容認で、飯田さん直接話はしていないが、市民には分かりにくい。飯田さんもビックリで、真相は不明で、下から、後ろから弾を撃たれて、飯田さんも何が起きたか分からない、抵抗ラインを下げて闘わないといけない。広域連合の中でだまし討ちに近い、下書きを経産省の官僚がたぶん書き(どうにでも取れる文章)、それを秘密裏に一部の首長が国の官僚と諮って受託してだまし討ちと言うものなのです。

     後ろからの弾とは経産省からで、経産省は悪質で、レミングのように走っているタチの悪いものがいる。関電も、飯田さんの推測で、大手企業に、停電になると脅して、それは困ると、各地の首長になき付いた。これもあるのです。計画停電は避けられるので、電機を止められないのは止めずに済むのに、経産省と関電がグルで追い詰めて、あいまいな文章で再稼動を限定的に容認したと言うのです。手続きはおかしい、安全性はダメ。せいぜい9月まででやれと、抵抗ラインを下げたが、福井知事はずっと動かせと、また違うのです。

     リスナーより、橋下氏の容認の説明なしなのですが、橋下氏がクリアに説明する日が来るかも知れないが、ここまで嵌められたら容認と言わざるを得ない。時限的なもので、次のバトル、ステージ2が始まっているのです。国がデタラメをやることに地方が出来る抵抗のひとつなのです。

     近藤さん、橋下氏、官僚、企業に立ち向かっていき、市民から共感を得たのに、今回はなぜかについて、飯田さんも橋下氏と直接話しておらず、橋下氏に直接かかった力学は不明。橋下氏はいつか説明するが、苦しい立場で、ギリギリの線で筋は曲げていないのです。

     飯田さん、本当に期間限定の稼動にできるかについて質問があり、一昨日は否定して、これを安全性をダメとのあぶりだす方便であったのに、後ろから弾を撃たれ、橋下氏、広域連合も退却して闘っているわけで、一部首長が国と諮り、それも抵抗できないのです。

     しかし、電気は足りるようにすべきであり、なぜそれをやらないのかと言うこともあり、再稼動を進める本音は、このまま行くと経営問題(関電は来年倒産、東電も危ない)、電力会社が生きるか死ぬかの瀬戸際で、このバトルに入り、それ抜きで足りる足りないとの話になっているのです。

    一時退却と言うものにすっきりしない、飯田さんもそうであり、タオルを投げ入れて、電力会社も追い詰められ、このままだと倒産で、大きな政治が無力であり、本来は2年、再稼動しないと宣言して、電力会社も倒産させず、国が燃料を立て替える、安定供給させると、安全も見直し、脱原発のシナリオも確立して、それなら再稼動、脱原発になるのですが、皆さん恐怖にかられて突っ走り、不幸なことなのです。

     大阪府市の戦略会議の8条件、全く実現せず再稼動となり、飯田さん、きちんとのど元に突きつけて、再稼動が無限に続くことへのブレーキになり、まともなやり方はこうであると、政府のやることはデタラメと物差しになり、再稼動でなし崩しの心配もあるものの、その後の再稼動が続くことへのブレーキになる。電力会社の倒産の問題もそのままで、野田政権が再稼動させても問題の解決にはならないと言うことです。

    近藤さん、抵抗ラインを下げると言うものの、広域連合で一致しているのか聞かれて、京都、滋賀、大阪のコンセンサスはある。経産省と一部首長の謀はあるものの、福井知事は暫定ではダメで、野田総理は安易に再稼動と出来ないのです。

     リスナーより、政府、経産省に責任転嫁との意見もあり、飯田さん、デタラメな政権、関電の倒産はまぬかれず、破滅に向かっている、きっちり脱原発につないでいくということで、電気も足りないわけではない、正論を粛々とやり、デタラメ、うそは最後に明らかになり、目先の再稼動を防ぐこともあるが、しっかりしたら脱原発の道筋は作れると飯田さん思うのです。

     近藤さん、市民の関心も強く、節電の協力もあるのに、まだ理解できない人が多いと言われました。橋下氏、安全が不十分では動かさないと言うのは机の上というのですが、橋下氏、専門家の判断が重要と言い、それとも矛盾すると近藤さんの指摘なのです。安全をもう一度確認すべきなのです。

     再稼動の背景を、飯田さんの緊急のお話でお知らせいたしました。

    小出先生 たね蒔きジャーナル2012/5/31のお話(短期間のみの稼動も不本意、原発なしで電気は足りるとなぜ言わない、検査しても安全ではない)

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        永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日は千葉猛さんの司会、毎日新聞大阪本社論説委員の近藤伸二さん案内で放送されました。大飯再稼動のこと、新聞にも大きく載り、来月決断の模様で、関西広域連合も容認し、どうしてこうなったか、近藤さんも急転直下と語り、後で飯田さんに急遽出演の依頼なのです。



       原発のニュース、自治体トップが再稼動を容認で、橋下氏が容認し、暫定基準で容認です。橋下氏は政府の安全基準は不十分と言っていたのが、1,2ヶ月のみ動かすと突然提案し、その後昨日の広域連合の声明で容認したのです。今後福井の決定を見て、野田総理が来週決定です。京都の山田知事は限定的に過ぎないと言い、滋賀の嘉田知事、期間と対象(大飯3,4号機のみ)、経済界の要望を汲んでの話です。近藤さん、一連の流れは分かりにくく、各自治体トップの求めてきたものは変わっていないのになぜ容認するのか。政府は短い期間のみ動かすとも言わず、合意の丁寧な説明が必要なのです。

       京都の山田知事、滋賀と監視体制を作り、野田総理の最終決断時に提言すると、夜に伝わっています。いろいろな問題が霧の中にあると千葉さん言われました。

       大阪の松井知事は、広域連合をアリバイ作りに使われたと言っています。





       そして、小出先生のお話、広域連合が大飯稼動を容認し、夏だけ動かすと言うものに、リスナーより質問で、橋下氏、2,3ヶ月動かして止めると言うが、出来るのかについて、動かすのに何週間か必要で、動かすと止めるのはなるべくやりたくなく、長く運転したい。今は夏のピークが足りないので、3ヶ月のみの運転は出来ると言うのです。しかし、原発を動かしとめるのを繰り返すと、燃料棒、圧力容器に負担がかかり、一度動いたらそのまま13ヶ月やりたいのですが、これから原発は動かさなくてもいい、3ヶ月で止める選択はあるのです。

       そのまま長く続くことも考えられ、「大変不本意」、原発をすべて停止しても電力供給に支障なく、関電は原発で儲けを期待して比率が50%だが、全国はそうではなく、関電個別で不足しても融通してもらったら何も困らない、そのことを国も関電も、広域連合も言わない。橋下氏が言わないのは不思議なのです。

       近藤さん、原発のコストは安いということについて、「コストはもともと高かった」、国の都合の良い仮定の元で安いとしていて、立命の大島先生が経営データから計算して原発が一番高い+事故が起こるとどれだけになるかわからない。経営感覚を持つ経営者なら原発撤退になるのに、今の原発を捨てたくないとこうなるのです。

       浜岡5号機、冷やす細管が壊れて、11箇所の穴が開いており、動かすのに慎重にしないとこうなり、定常状態で動かすのが最善、飛行機は離陸、着陸時に事故が起こる(急激な変化時)、どんな喜界も同じ、起動+停止時に負担が来るのです。

       貯水槽に海水が入り、厚さ4mmの鋼板で作られて、薄くないかについて、これは原子炉の冷却と本来は関係のないもので、それでもトラブルがあると問題、この薄さでもOKなのです。ここに入っている水は、2次系は海水で、そこに放射能は出ないと設計され、しかし2次系に放射能が出たことも過去にあるのです。

       大飯のことで、保安検査を行い、3ヶ月に1回の検査、どこでもやり、小出先生自分のところでもやっていて、文科省から小出先生は受けて、原発は経産省から受ける。もともと受けないといけないが、それでも事故は起こった、検査したから安全ではないのです。

       とりあえず、小出先生のお話をお届けいたしました。

      首相官邸前と大阪・関電本社前にて再稼働反対の大規模抗議行動

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         松島と申します。

        Twitter情報より転載(転送転載歓迎。重複はご容赦ください)

        以下転載
        −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
        「ツイッター有志」によるj行動のよびかけ。
        大飯原発再稼働迫る !6/1(金)18〜20時、首相官邸前と大阪・関電本社前にて再稼働反対の大規模抗議行動。
        今までを遥かに上回る規模でご参集を!このページの「ツイート」ボタンで拡散にご協力下さい!
        http://twitnonukes.blogspot.jp/2012/05/61.html

        「福島最前線からの報告」シリーズNo.11, No.12

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           こんにちは、京都:細川です。

          重複してご覧になる方、ごめんなさい。

          ニュースJAPAN(京都では関西TV、東京ではフジTV)
          シリーズ「福島最前線からの報告」
          本日5/31木曜深夜「警戒区域が解除された小高区の現実」
          6/1金曜「南相馬で除染が完全ストップしている理由」

          それぞれ24時を過ぎてからの時間帯になります。

          ----------------------------------------------

          参考までに、ニュースJAPAN「福島最前線からの報告」シリー
          ズのこれまでの回は、以下の通りユーチューブで視聴できます。


          第1回(2011年10月26日放映) 子
          供の内部被曝“揺れる母子”
          http://youtu.be/QH21nbx_1VM


          第2回(2011年10月27日放映) 被
          災地“命の砦”崩壊の危機
          http://youtu.be/4Hp4LoIJol8


          第3回(2011年11月29日放映) 故郷再
          び...“自力除染”に託す思い
          http://youtu.be/QA0OrKy1bN4


          第4回(2011年12月22日放映) 放
          射能の危険が迫った4日間 ── その責任と償い
          http://youtu.be/Q4U9nUsZoNI


          第5回(2011年12月23日放映)
          “ホットスポット”と生きる子どもたち
          http://youtu.be/6HexkrW6J68


          第6回(2012年2月8日放映) 現在
          進行形で被ばくする子供たち
          http://youtu.be/gY-herYcZrw


          第7回(2012年2月9日放映)市民が放射能
          測定する理由
          http://youtu.be/nvTIA2zTtFQ


          第8回(2012年3月12日放映)除染で故郷
          は取り戻せるか? 飯舘村の現実
          http://youtu.be/SlC7Nd1AFM8


          第9回(2012年3月13日放映) “自
          主避難” 選んだ家族の一年
          http://youtu.be/_HinWPvZ_dY


          第10回(2012年4月11日放映) 放
          射能からの疎開 母の選択
          http://youtu.be/EPIAqsehfks


          ----------------------------------------------

          chao!(・_・)ゝ

          「朝鮮戦争反対『吹田事件』60周年記念集会」のご案内

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              永岡です、以下イベントの案内が来ました。お知らせいたします。



            2012年6月24日 13:00開場、14:00開演

            メルパルクホール(JR、地下鉄新大阪付近)

            参加費 1000円

            第1部 映像でつづる1950年代の反戦、反米基地闘争

            第2部 今なぜ回想するのか吹田事件 金時鐘

            第3部 与那国島への自衛隊配備反対・闘争報告

             1950年、朝鮮戦争が勃発。米軍の軍需物資輸送の最前線基地となった日本で、当時民衆(労働者・市民・長尻・漁師・学生など)が体を張って闘った反戦・反基地闘争の歴史の事実を未来に伝え続けていくために「朝鮮戦争反対 『吹田事件』60周年記念集会」が開催されます。

             1950年当時の日本は、米軍の占頒下にあり、米軍は日本を兵端基地として朝鮮半島への軍事作戦を展開していました。また米政府は、日本政府に対し飛行場の利用や軍事物資の調達、兵士の日本での訓練を要請し、吉田茂首相は、 「朝鮮戦争は天の助け=天佑だ」「これに協力することはきわめて当然」と、積極的に米軍への基地・軍需物資輸送の支援を開始しました。そのような状況の中で、国鉄吹田操車場から連日、米軍への支援物資、爆弾をのせた貨物列車が編成され、その軍事物資輸送を阻止するために民衆が佑を張って闘ったのが「吹田事件」です。

             そして朝鮮半島の同胞の命を政うために、その最先頭で体を張って闘ったのが、1949年「済州4・3事件」に係わり、済州島を脱出し日本にわたりついて3年目の金時鐘さんでした。

             その金時鐘さんが「今なぜ回想するのか『吹田事件』」と語りかけています。

             今また、沖縄・与那国鳥をけじめ米軍・自衛隊の増強強化や基地建設、そして韓国においても済州鳥での海軍基地建設が急ピッチで進められています。そこには必ず“仮想敵国”存在します。

             「朝鮮戦争反対『吹田事件』60周年記念集会は」、9条連・近畿世話人で元総評港地区評議長の有元幹明さんが実行委員長として、鉄道労働者・港湾労働者・航空労働者など贈・海・空の労働組合が主体となり準備されてきました。 9条連・近畿はこの取り組みを積極的に支援し共に闘い、集会を成功させた

            いと考えています。

             皆様のご参加をお待ちしています。

            憲法9条世界へ 未来へ 近畿地方連絡会(9条連・近畿)

                                事務局:佐々木昭示

            K9jouren@m10.alpha-net.ne.jp

            二木啓考が大飯再稼動を語る

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                永岡です、朝日放送のおはようコールABCのナットク!ニュース塾、今朝はジャーナリストの二木啓考さんのお話でした。

               大飯の再稼動に急に進みましたが、関西広域連合が暫定的な安全対策のもの、「限定的なものとして」という結論になったのです。これは斉藤副官房長官が井戸知事に、今夜閣僚会談があるからと何か出せということでこういう玉虫色のものを出させたと言うのが結果だそうです。政府は福井の許可を求め、その背景に関西の同意を取り付けているものの、関西の大阪、京都、滋賀、兵庫の知事は反対していますが、この「限定的なものとして」というものが入ると終わりで、これが「限定的なものだから」としたら言い訳が出来ないものの、「限定的なものとして」になると玉虫色で何でも出来る、そして、官僚の用語で限定的=恒久であり、つまり他の原発も再稼動させるということなのです。野田総理は来週にも再稼動を決議する模様であり、それで、このような決定を行った野田政権への、二木さん、厳しい批判がありました。

               そして、昨日の小沢−野田会談は決裂ですが、野田氏は歩み寄ったら政治生命終わり、小沢氏は歩み寄ったらグループ空中分解で歩み寄るわけはない、みんなの予想通りで、競馬なら全員配当のものだそうです。が、この会談の主役は輿石氏で、消費税法案、決議したら民主党が割れるので、民主党を守るために先送りにする、また解散も、やったら民主党惨敗で、定員是正をしないうちは解散できないと解散を止める、これがこの会談を仲介した輿石氏の思惑と言うほどです。しかし、国会の会期は6月21日にであと20日ほど、輿石氏の思惑はあと1週間持つか、ということだそうでした。面白いお話でした。

              【堺アピール:教育基本条例撤回】生活保護費を扶養義務者から回収せよ

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                 【堺からのアピール:教育基本条例を撤回せよ】橋下市長の大飯原発再稼働容認、生保
                バッシング乗っかかりと、またまた本質露呈。扶養義務と生活保護についての優れた反
                論が出されました。ぜひお読み下さい。
                ブログに以下の記事を掲載しました。活用して賛同を広げて下さい。
                「橋下市長:生活保護費、扶養義務者から回収せよ」
                http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/archives/7782626.html
                「扶養義務と生活保護制度の関係の正しい理解と冷静な議論のために」
                http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/archives/7783864.html
                「生活保護増加続く陰で・・・不正より受給漏れ深刻 生死にかかわる恐れ(5/26 東
                京新聞)」
                http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/archives/7784377.html
                「違憲・違法『入れ墨』調査に回答拒否職員を懲戒処分」
                http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/archives/7782800.html
                「橋下大阪市政を一緒に考えてみませんか」
                http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/archives/7797739.html

                IK原発重要情報(141)

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                     IK原発重要情報(141) [2012年5月31日]

                  私たちは、原発についての情報と脱原発の国民投票をめざす市民運動についての情報を発信しています。よろしく、お願いいたします。(この情報を重複して受け取られた方は、失礼をお許しください。転送・転載は自由です。)

                  弁護士 市川守弘、弁護士 河内謙策

                  連絡先 [1月1日より新住所です。御注意ください。]
                  〒170-0005 東京都豊島区南大塚3丁目4番4-203号
                  河内謙策法律事務所内(電話03-6914-3844、FAX03-6914-3884)
                  Email: kenkawauchi@nifty.com


                  脱原発の国民投票をめざす会
                  http://2010ken.la.coocan.jp/datsu-genpatsu/index.html

                  ――――――――――――――――――――――――
                  大飯原発の再稼動をめぐる重大局面

                   昨夜、関西広域連合が大飯原発再稼動を事実上、容認する声明を発表しました。マスコミは、野田首相の「最終的には総理大臣である私の責任で判断を行いたい」との言を伝えており、大飯原発の再稼動問題は、きわめて重大な局面を迎えました。
                  http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120530/lcl12053020140001-n1.htm
                  http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220531002.html

                   一体、関西広域連合になにが起きたのでしょうか。橋下大阪市長の夏の間だけの稼動を認める発言など、最近は「関西広域連合も危ないな」と見られていましたが、まさか「暫定的限定的再稼動」として再稼動を認める、あるいは「政府に適切な判断を求める」として政府に屈服するとは、予想外でした。昨日の関西広域連合の会議でも、大飯原発の再稼動問題については十分な議論がなされていないので、一種のクーデタに近い動きがあったのではないかとも想像されます。読売新聞は、井戸兵庫県知事らの水面下の動きがあったと報道しています。
                   いずれにしても、大阪市長・府知事、京都府知事、滋賀県知事を民衆の側が十分に支えきれなかったのではないか、という疑問も残ります。
                  http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120531-OYT1T00184.htm

                   原発推進派は、今後、福井県原子力安全専門委員会の承認→福井県議会の討議→福井県知事とおおい町長の同意表明(おおい町長の同意表明は、もう少し早いかも?)→4大臣の協議・野田総理の最終決断、と設定した路線をしゃにむに突き進んでいくことになるでしょう。一部のマスコミは、野田総理の最終決断は6月6日、と伝えています。
                   昨夜から今日にかけてのマスコミは、「太平洋戦争」突入時と同じです。一切の異論を報道せず、再稼動反対者を登場させず、ひたすら政府発表の線を垂れ流しています。これも恐ろしいことです。
                  http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120531/t10015498131000.html

                   私たちは、大飯原発の再稼動に反対する人々に最後まで大飯原発の再稼動反対の旗をおろさず、全力をつくすよう訴えます。
                   たしかに、私たちの運動の見通しは、容易ではありません。しかし、私たちが正しかったことは歴史が証明するでしょうし、私たちが最後まで旗を降ろさないことが私たちの後世の人々に対する責任だと思います。
                   満州「事変」から「太平洋戦争」に至る過程において、あくまで戦争に反対する人々がいたからこそ、私たちは、あの戦争が間違っていたこと、日本国民は戦争に賛成する人々ばかりでなかったことを知ることができるのです。私たちは、この歴史の教訓を思い出す必要が、あるのではないでしょうか。
                   もし私たちがここで腰砕けになるならば、大飯原発に続く、伊方原発等の運動においても、日本の原発推進派になめられることになるでしょう。また私たちは、後世の人々から、原発の再稼動を許し、脱原発の運動を腰砕けにした世代として指弾されることになるでしょう。
                   私たちは、大飯原発の再稼動に反対してきた人々が、最後まで胸を張って闘い続けることを訴えます。

                  ――――――――――――――――――――――――
                                    以上

                  田中優の“持続する志”第130号:生活保護「不正?受給」の向こう側

                  0

                    市民社会フォーラム賛同企画

                    「原発なしでも電気は足りるってホント?」
                    『ピーク電力は家庭のせいじゃない 田中優 講演会』
                    6月13日(水)午後6時〜9時
                    神戸市勤労会館大ホール
                    http://sayogenkobe.blog.fc2.com/blog-category-10.html

                    もあるので、田中優さんのメルマガをご紹介します。
                    といっても、原発・電力問題ではなく、生保問題です。

                    優さんはかつては東京都江戸川区の公務員として生保のケースワーカーをされていたので、この問題にもお詳しいでしょう。

                    ■□■□◆◇◆◇■□■□◆◇◆◇■□■□

                    田中優の“持続する志”

                    優さんメルマガ 第130号
                    2012.5.31発行

                    ※このメルマガは転送転載、大歓迎です。

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                    ◇■ 田中優より ■◇
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                    生活保護「不正?受給」の向こう側

                     「人気お笑いタレントの母親が生活保護を受給していることを女性週刊誌が
                    報じたことを契機に生活保護に対する異常なバッシングが続いている」そうだ。
                    ぼくはテレビを持っていないからよくわからないのだが、人気があるらしい。
                    これをあおっているのが世耕弘成議員と片山さつき議員だそうだ。あまり言わ
                    ないようにしているものの、「政治家だったらもっと勉強しておけよ」と思う。

                     扶養義務には二つあって、「絶対的扶養義務」と「相対的扶養義務」がある。
                    簡単に言うと、ひとつのパンを分け合って食べるのが絶対的扶養義務で、未成年
                    の子に対する親の責任と夫婦間の関係だ。それに対して自分のパンを確保した
                    上で与えるのが相対的扶養義務だ。今回の場合は相対的扶養義務に該当する。

                     言われているような異常なバッシングはできない関係だが、それでも自分の
                    残ったパンを分け与えることはできたと思う。要は「脇が甘かった」のは事実
                    だろう。

                     しかしそれは「不正受給」ではない。
                    というのは、個人のプライバシー上語れないことがたくさんあるからだ。
                    ケースワーカーは個人の秘密を絶対に語ることができない。ぼくは今回の件を
                    全く知らないから言えるのだが、もしかしたら母親からの虐待やネグレクトが
                    あったかもしれない。

                     それでも「扶養しろ」というのは無理だし、扶養させた場合、将来の時点で
                    今度は逆に母親を餓死させるかもしれない。また、一緒の住居に暮らしていない
                    ようだし、母親が扶養を断ることだってある。しかも「お笑いタレント」が
                    こんな悪い話の中心に置かれたのだから、今後、人気が落ちて本当に食べられ
                    なくなるかもしれない。そのときは生活保護を再開できるのだろうか。

                     以前に「おにぎりが食べたい」と書いて餓死した人がいた。それで生活保護は
                    厳しすぎるのではないかと問題にされたことがある。しかしその人の病名は
                    「慢性肝炎」だった。多くの場合、この病名はアルコール依存症を想起させる。

                     食べたいのが「おにぎり」ではなく、発酵させた「酒」だったらどうなって
                    いただろうか。どちらにしてもケースワーカーはその話を絶対に言えない。

                     それを軽々しく叩く政治家の神経がイヤなのだ。彼らが作った法に基づいて
                    執行しているのに、それを政治家が叩くのは裏切りだろう。

                     ぼくがなぜ詳しいかといえば、以前にケースワーカーをしていたことがある
                    からだ。ぼくの実感では、受給者の95%は正当な受給者だ。もちろん生き方の
                    問題はないわけではない。

                     「どうせ長生きしない」と思って将来に備えなかった人、自分の好きなように
                    生きたあげくにどん底に落ちた人などだ。しかしそれでも自分のせいではなく
                    不幸な目に落ちた人も多い。残りの5%にグレーゾーンの世帯がある。

                     ときどき男が出入りしている母子世帯(悪いことではないがもしかしたら
                    扶養逃れかもしれない)、仕事に行っているのに収入申告が少なすぎる世帯、
                    アルコール依存症の世帯などだ。そこであれこれ調査を続けるわけだが、
                    外に言うことは絶対にできない。

                     外に話せないことをいいことに、政治家が叩くのは異常だ。政治家は立法で
                    戦うのが職業なのに、法をそのままにして叩くことができるのか。

                     すべきことは個人のプライバシーを勝手に報じたことの問題ではないか。
                    女性週刊誌は一体どこから情報を入手したのか。誰がリークしたのか。
                    それを使って異常なバッシングをした政治家に対して、女性週刊誌が問題に
                    すべきではないのか。
                     絶対に話せないことがあるのが職業としてのケースワーカーだ。

                    一方のお笑いタレントも、イメージが重要なのだから、絶対に本当のことは
                    言えないだろう。ただ謝って、嵐が過ぎるのを待つしかない。
                     ぼくから見ると二人の政治家、世耕弘成議員と片山さつき議員の資質に
                    問題があるとしか思えないのだが。

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                     その直後にこのような対策が作られた。マッチポンプのようにも見える。

                    「生活保護受給 扶養困難、証明義務づけ 厚労相、支給水準下げも検討」
                    小宮山洋子厚生労働相は25日、人気お笑いコンビ「次長課長」の河本準一さん
                    の母親が生活保護を受給していた問題に絡み、生活保護受給者の親族が受給者を
                    扶養できない場合、親族側に扶養が困難な理由を証明する義務を課す生活保護法
                    改正を検討する考えを示した。

                     保護の決定を行う各自治体は現在、保護申請者に扶養可能な親族がいるかどうか
                    聞き取り、親族には扶養の可否を問い合わせているが、明らかに扶養可能でも
                    拒否するケースもみられるという。

                     小宮山厚労相は同日午後の衆院社会保障と税の一体改革特別委員会でも河本さん
                    の問題に触れ、「扶養義務者は責任を果たしてほしい」と述べ、余裕があるのに
                    扶養を拒む場合は積極的に家庭裁判所へ調停を申し立てる考えを示した。

                     現在も調停や審判の申し立ては可能だが、家庭の事情に踏み込むのを嫌って、
                    実際に申し立てた例は「20年以上把握できてない」(厚労省)という。
                     小宮山厚労相は生活保護費の支給水準引き下げを検討する考えも表明。
                    生活保護の受給開始後、親族が扶養可能と判明した場合は積極的に返還を求める
                    意向も示した。(産経新聞 5月26日)

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                    フジテレビ
                    「生活保護費の不正受給に関連して、あなたの周りで首を傾げるようなことが
                    あれば、めざつぶまでお寄せください」
                    だそうだ。

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                    ◇■ 6月の講演会情報 ■◇
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                    3日(日)14:00、18:00 カリオンビル(愛知・豊橋市)
                    6日(水)18:30 山口情報芸術センター (山口市)
                    8日(金)18:00 確認中(千葉・木更津市)
                    9日(土)13:30 国立オリンピック記念青少年総合センター(東京・代々木)
                    13日(水)18:00 神戸市勤労会館大ホール(兵庫・神戸)
                    14日(木)15:00 日本エコツーリズムセンタ─(東京・荒川区)
                    17日(土)14:00 みどりの未来事務所 (東京・高円寺)

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                    【MAIL】 officeyu2011@ybb.ne.jp 担当 渡辺
                    ◎田中優の“持続する志”
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                    昨夜のTBSラジオ「タレントの親の生活保護受給が国政レベルの問題に!?生活保護における扶養義務とは何なのか?」

                    0
                       久保です。

                      自立生活サポートセンター・もやいの稲葉剛さんと生活保護問題対策全国会議の尾藤廣喜弁護士が出演の、
                      昨夜のTBSラジオ「タレントの親の生活保護受給が国政レベルの問題に!?生活保護における扶養義務とは何なのか?」は、
                      司会が荻上チキさんで、
                      落ち着いた、大変いい内容でした。

                      1週間以内であれば、下から音声が聞くことが出来ます。拡散していただければ。
                      http://www.tbsradio.jp/dig/sample.html

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