永岡です、第191回報道するラジオ、今週も毎日放送アナウンサーの水野晶子さんの司会で放送されまし
た。
今週のテーマは政治とカネ、この番組では過去にも多数取り上げており、水野さんもこだわらずにはい
られない、舛添都知事の問題(次から次)だけでなく、甘利氏の問題、島尻大臣や、近畿選出の議員にも
問題があり、過去には小渕氏や松島氏、多すぎて挙げられず(泣)、政治資金規正法の改正も具体化され
ず、参院選前に有権者が思い出すべき、政治とカネの問題の専門家、ずっと追及しておられる神戸学院大
の上脇博之さんのお電話でのお話がありました(今回は収録です)。今日は、読めば相当腹が立つと思い
ますが、我慢して読んでください!それで行動してください!
早速、上脇さんのお話で、舛添都知事のデタラメ、別荘、ホテルの宿泊費、政治資金で美術品、似顔絵
満場etcで、法的に一番大きな問題は、上げたらきりはなく(泣)、家族旅行の宿泊費を、政治資金でやった
のはうそ、家族の飲食費を、政治活動のための飲食と言うのも嘘であり、美術品なども私物であり、これ
を政治活動のためと政治資金活動報告書に書いたら虚実記載であり、政治資金規正法を上脇さん出るたび
に言われて、これに抵触し、嘘の記載、虚偽記載は5年以下の禁固、100万以下の罰金で、裁判所に有罪の
可能性もあり、これは重い犯罪である。
しかし、舛添氏は美術品も資料と強弁しており、嘘でないと立証できるか、これを検察、裁判所が鵜呑
みにしたら無罪だが、国会のための資料ではなく、舛添氏は絵画で国会の質問なし→資料代として書いて
おり、国際交流と言ったのは、それなら最初から書くべきであり、舛添氏の辞任の可能性は、記者会見を
見たら簡単にやらない、マスコミの調査でほとんどの有権者は納得せず、舛添氏はマスコミの世論はおか
しいと思い、専門家の公平な目でチェックするとして、第3者の調査を出せば、世間の評価が変わると思っ
ており、簡単に辞任しない。
リスナーより、甘利氏の方が舛添氏より大きいとあり、今日は国会議員のことも、上脇さん徹底的に追
及されます(開始8分で、早くも頭が煮えてきた!)
で、政治とカネ、参院選は7/10で、これだと選挙に行かない、投票してから裏切られたので投票しない
というものもあり、その中で、市民の中で、選挙に行こうと言う動きがあり、上田崇順さんの報告、5/22
に神戸でシールズ関西、サドルの皆さんが、神戸のデザインセンターで集会をして、10代が多く参加され
て、同志社大の岡野八代さん(この前の自由なラジオに出られました)の司会、シールズ関西の野間さん
は、言葉の中に政治があり、お金のためにバイト→最低賃金が低い、学費が高い、であり、それが政治に
関わるので、自分も積極的、というものであり、上田さん、暮らしは全部政治につながり、政治のために
選挙があると言って、しっかり行動しており、上田さん、それではどうやって選挙に行こうと言うのか、
サドルの小川さん、選挙の争点が生活と乖離して、生活に直結するもので、政治に要望したいと、サドル
では選挙にGOGOであり、選挙で何を政治に求めるのか、それをボードに書いて、ネットにアップ、
ウェブサイトに、借金なしで勉強したい、人と違っていてもしんどくない、しんどくなるまで働かなくて
もいいようにと、生きにくさは政治につながり、それで選挙に行く意味を知ってもらい、選挙に行かない
人に、身近な人に選挙に行こうと呼び掛けているものであるのです、以上、上田さんの報告でした。
で、上脇さん、市民が選挙で争点を押し付けられるとあり、政治とカネは選挙の争点にならず、与野党
ともに政治とカネの問題を厳しくせず、政党助成金、企業献金も与党自民が一番たくさんもらっている=
厳しくすると手が後ろに回る、そんなことを自民がせず、国民が言い続けて、選挙の争点にしないと、こ
れは改善されないのです。
そして、具体的な政治の名前を挙げての問題点、選挙の参院選のもの、島尻氏、沖縄北方大臣が、カレ
ンダーを配っており、お金の問題もあり、上脇さん、島尻氏の一番の問題はカレンダー、かつて上脇さん
も指摘されて、松島氏のうちわの問題、松島氏は辞任し、しかし島尻氏はブログでカレンダーを無料配布
と書いており、その後ポスターと言い換えており、で、ポスターとカレンダーの違いは、公職選挙法で寄
付が禁じられて、現金だけでなく、財産的な価値のある=お金を出さないと手に入らないものを無料配布
=寄付=公選法で禁じられて、入れてくれとお金を渡すと買収、しかし投票してくれと言わなくても、公
選法で寄付は禁じられ、ものをくれる人に投票が誘導されるためであり、公選法では寄付は禁じられてい
る。
さらに、島尻氏、カネの問題もあり、カレンダー以外でも、自分が政党支部に金を貸しており、支部が
島尻氏に400万と650万借金、これが消えており、上脇さんの予想では、消える=返済であり、実際に返し
たなら記載の必要があり、政治資金規正法違反になる!
で、お金の流れはどうなっていると上脇さんが思うか、合計1000万のお金を返したのか、返さなくても
いいお金なのかであり、しかし収支報告に書いておらず、本人が貸しており、チェックミスなど1000万で
はあり得ない=単純ミスではなく、考えられるのは、意図的に表に出せないお金であり、お金の出口なし
=言えないお金の使い方があり、返したならそう書くべき、返さなくていいならその処理をすべきであ
り、これは意図的に隠したものではあり、これは本来、検察が捜査すべきなのに、島尻氏がミスだと言い
逃れすると予想されて、しかし普通そんなことはせず、本来なら家計簿につけるようなもの=会計責任者
は分かっているはずであり、しかし、1000万は消えて、島尻氏は沖縄で自民の公認であり、伊波氏との争
いになる。
続いて、衆院でのお金の問題、甘利氏のこと、どうなっているのか、経済再生大臣から逃げて、あっせ
ん利得処罰法に抵触し、口利きであり、建設会社から甘利氏の秘書に口利きを依頼し、秘書から甘利氏は
100万受け取り、とら屋のようかんは、あっせん利得処罰法に抵触し、甘利氏も100万受け取り+秘書のタ
カリ=あっせん利得処罰法、甘利氏は悪質で、3年以下の懲役、これだけの書庫のある事件は珍しく、告発
者が会話を録音し、この証拠は大きく、これを検察がちゃんと捜査せず不起訴なら、国民は怒るものであ
り、そして甘利氏は体調不良で国会から逃げて、それでも報酬は支払われ、歳費は129万/月払われる+文
書交通費100万、230万/月近く、国会からトンズラしても入る+自民からの交付費が65万!つまり月300万
近く、国会に出なくてももらえて、もちろん甘利氏は仕事をしておらず、これは報告の必要のないお金
で、個人的にネコババ、選挙に使っても問題なく、水野さんは闇のお金と言われて、リスナーより、政治
資金規正法はザル法かとあり、上脇さん、今の文書交通費は別だが、これはザル法でも、それでも甘利氏
は虚偽記載になり、これは法律をもっとこのような政治家に厳しくすべきなのです。
続いて、近畿・関西の議員の問題、参院選が近づき、それで近畿の議員、立候補予定者で、政治とカネ
の問題のあるのは、渡辺喜美氏、維新から比例で出るものであり、渡辺氏はDHC会長から8億借り入れ
て、収支報告書の記載なしであり、不起訴であったので立候補なのですが、上脇さん、8億はどう考えても
政治活動のためであり、渡辺氏の個人的なお金ではなく、それでDHC会長も8億出して、熊手と言う話が
あったものの、選挙の費用で、しかし検察は選挙のためではないとして、奥さんと離婚して、奥さんの私
的な使用とみなされて、しかし渡辺氏は奥さんを同士と呼んでいたのに、検察は起訴せず、しかしこれは
今、検察審査会に不起訴不当の議決であり、不起訴は不当となり、基礎相当ではなく、強制起訴ではな
かったが、不起訴はおかしいとなり、渡辺氏のことに、国民は納得していないものである。
他には、大物政治家、大臣クラスでは、高市氏、奈良2区の議員が、自分が代表の政党支部が、自民の奈
良の支部から1000万近く受け取り、2012年の400万、翌年の400万は、政治資金収支報告書に記載がなく、
庶民の年収に当たる金額が記載なし、ミスとは考えられず、メインは2012,13年の800万余り、なぜ書いて
いないか、これは上脇さんにも難しく、自民の奈良の支部は、高市氏と別の組織であり、しかし自身の政
治団体ならお金をチェックできるが、支部連合だと、不記載にするかの調整が行かなかったものであり、
普通は口座間のやり取りは金融記録も残り、翌年の会計に支障が出るので、ミスではなく、金融機関の口
座が一つではなく、もう一つ口座があり、それは隠し口座と水野さん言われて、上脇さんその通りで、寄
付した方が、隠し口座に入れた可能性があり、法律だと単純ミスはあり得ず、あるいは、最初から書かな
い予定が、借り手が書いてしまった可能性もあり、これも政治資金規正法違反、虚偽記載だけでなく、記
載しないのも罪になる。
奈良には、奥野氏、父親も議員で、支部連合会の関与するものと、不記載があり、他には、兵庫の末松
氏、2010年の参院選時に、政党支部から1000万を越えて寄付があり、収支報告書に書いても、支部には寄
付の記載がなく、書いたら、赤字になる=1000万を超える寄付を政治団体が持っていない=闇金であり、
政治資金規正法違反の不記載になり、理由は何か、脱税した企業の政治献金も考えられて、しかし脱税で
まずいので書いていない可能性があり、また自民本部が、何名かの国会議員に政策の寄付をして、資金管
理団体に報告されず、2010年の総額は7.7億!こういう金が選挙のために、候補に渡った可能性はあるので
す。
水野さん、政治とカネの問題の中で、有権者はどうすべきか、上脇さん、政治家は選挙で禊というもの
の、国民はそんなことをさせた思いはないのに、政治家は思ってしまい、政治とカネの問題でちゃんと有
権者が投票しないと、政治は変わらず、ちゃんと考えて投票すべきなのです、以上、上脇さんのお話でし
た。
ニュースは上田崇順さんの担当でした。
安倍総理は消費税増税で、公明の代表に2年半延期を伝えて、公明は受け入れて、延期は2年の予定
が、2019年の春の統一地方選と参院選への影響を考慮して、選挙の後への増税としたと思われて、し
かし党内には財政再建のこともあり、麻生氏は衆院を解散しろというものの、自民の二階氏には衆院を解
散するとこはないと伝えており、山口氏も解散は良くないといい、しかし野党4党は内閣不信任案を出
し、消費税増税延期は、ドアホノミクス失敗=内閣総辞職、戦争準備法案と甘利氏の不祥事も内閣不信任
案の提出になり、これは与党の反対多数で否決される模様です。
新潟地裁は、8人を水俣病と認定せよと認めて、水俣病の認定は、2013年に最高裁が国より広い認定にし
て、今回も最高裁判決に準拠するものであり、残り二人は他の原因として、退けて、被害者より認定基準
は厳しすぎると、批判しています、水俣病の被害者は苦しみながら、認定を求めているのです。
福岡の裁判員裁判で、北九州市の暴力団員の裁判時に、裁判員に被告の知人がよろしくと声をかけて、
これを裁判員への脅しになるのか、裁判所は判決他を変更であり、水野さん、一般市民が裁判員なら、被
告が暴力団関係者なら、これからの影響も危惧されると言われました。
シリアで行方不明の安田純平が助けを求める画像が公開されて、岸田外相は本人と確認し、ヌスラ戦線
は過去にもスペインのジャーナリストを開放し、トルコやカタールが交渉して解放されています。
(…と、NHKのニュースで、甘利氏本人が東京地検特捜部から任意で事情聴取されたと言うニュースが
報じられました)
今週の報道するラジオ、政治とカネの問題、リスナーの声が殺到し、国民の税金だという意識なし、領
収書不用はおかしい、小渕氏はどうなった、説明したのかとあり、亡くなった祖母が、行先と出所の分か
らないお金は貸すな借りるなは永田町では通じないともあり、政党助成金320億は国民の税金で、これは見
直されず、であり、しかし選挙に行かないと、政治家に白紙委任状を渡すもの、選挙に行こうともありま
した。
今週のお話を聞いていると、自民党の本部を、外から鍵のかかる「別荘」(今、田母神氏のいるとこ
ろ)にした方が早いのではないかと思います、この内容も、例により私に無断でいくらでも拡散してくだ
さい、国民を顧みず、税金を私物化している政治家、特に与党のものを放置したら、日本は破滅です!