TBSラジオ 荒川強啓デイ・キャッチ!(2017/7/31) 青木理&布施祐仁 稲田大臣PKO日報隠蔽問題を語る、防衛省・自衛隊こそ情報公開しろ!下村氏は黒に近いグレー、特捜はちゃんと捜査しろ!日本は北朝鮮との対話に努力しろ!沖縄の痛みを理解しろ!
永岡です、TBSラジオの、荒川強啓デイ・キャッチ! 荒川強啓さんの司会、片桐千晶さんがアシスタ
ント、月曜日の案内はジャーナリストの青木理さんでした。
オープニングは自衛隊PKO日報問題で、自民党は稲田氏の閉会中審査の出席を拒否、この問題を情報
公開で告発したジャーナリストの布施祐仁(ゆうじん)さんがお話されました(布施さんのラジオ生出演
はこれが初めてです、先週報道特集にビデオで数十秒出演したのみ)。竹下氏は、民進党山井氏と電話会
談で稲田氏の出席は拒否、布施さんのお話、日報隠蔽問題を発見した方で、昨年7月にジュバでの戦闘があ
り、これでは自衛隊を派遣はアカンと思い、ところが政府はこれを隠蔽して、日報を情報公開請求して2回
拒否されて、隠蔽を疑い、先週金曜の防衛監察で隠蔽が明らかになり、大臣も隠蔽に加担しており、日報
には戦闘の記録があり、昨年7月に情報公開請求、この時点で開示されたら、政府のいうものではなく、自
衛隊の宿営地の付近で戦闘があり自衛隊の巻き込まれる危惧があり、これが当時国会で話題になったらこ
んなPKO派遣はできなくなり、ASS(abe Shinzo Shusho(c)想田和弘さん)内閣の責任が問われると
言われて、稲田氏が離任式に出て、ところが稲田氏はPKO日報隠蔽問題について表面的に謝罪し再発防
止と言うのも、布施さん、これを聞かれて、言っている内容に間違いはないが、防衛監察は稲田氏の関与
について解明されておらず、稲田氏が否定しても、稲田氏の疑惑解明なしなので、まだ終わっておらず、
風通しのいい組織とはお笑いで、強啓さん、南スーダンへの自衛隊の派兵は無理であったかと言われて、
布施さん、民主党政権の際に派遣、当時は南スーダン独立後、しかし2013年に内戦が始まり、国連は紛争
を前提とした対策を安保理決議に基づいてやっており、その時点で武力紛争であり、この際に撤退すべき
であり、駆けつけ警護には限界もあり、宿営地の近くでの戦闘時で撤退すべきであったわけで、2013/12の
内戦勃発時に、布施さんの入手した資料で撤収が検討されて、下手したら撤収も出来なくなった危惧もあ
るのに、日本政府は派遣、派兵ありきで判断を歪めたものと言われて、国会でちゃんと明らかにせよと締
めくくられました。
ニュースランキング3位は北朝鮮のロケット発射、トランプ大統領は中国に失望、口先だというもの、2
位は下村氏が加計学園からの献金で神戸学院大学の上脇博之さんたちが告発、1位は稲田氏の閉会中審査へ
の参考人出席を自民党が拒否であり、8/3の内閣改造後に新しい防衛大臣が出るものの、1位の稲田元大臣
のことについて青木さん、自衛隊の日報隠蔽問題、リスナーより、日報隠蔽をしなければならなかった
件、憲法改悪への動きへの危惧の声があり、稲田氏は日本の安全保障のために頑張ろうの音声を聞かれて
笑ってしまい、この事態にした責任も取らず、自衛隊、防衛省も問題で、一番の焦点特別防衛監察で稲田
氏の関与の物証も一部メディアに出て、それに稲田氏を出席させないと自民党が言うのは問題、臨時国会
を開くべきであり、閉会中審査、ASS政権支持率急落で、森友学園問題、加計学園問題、共謀罪、下村
氏のスキャンダル、丁寧に説明しないと政権が持たないというのに、当事者の稲田氏を出さないのは考え
られず、大事なのは稲田氏は報告を受けていたのか、共産党が追及して、稲田氏もASSも報告を受けて
隠蔽したらシビリアンコントロールが効いていることになり、もちろん二人の隠蔽の責任は重く、稲田氏
が報告なしならシビリアンコントロールなし、稲田氏をださないのはASS政権に打撃と言われました。
2位の下村氏が刑事告発されたこと、加計学園からのパーティー券購入を政治資金報告書に記載せず、東
京地検特捜部に告発、2013〜14年に受け取った200万円が記載なしであり、下村氏は1人20万以下と詭弁を
弄しているものの、告発状では斡旋の疑いを指摘して、これについて青木さん、200万/11<20万を強啓さ
んとともに失笑されて、11人のことは下村氏言えない、不自然、一般庶民では、パーティー券を個人が
買っているなら公表できて、今時20万を現金でやらず銀行振込であり、下村氏の言うことに説得力はな
く、加計学園の秘書室長が集めて持ってきたら載せる必要があり、いずれにせよ黒に近いグレーであり、
検察がどう捜査するのかと注目、籠池氏は捜査が進み、特捜検察が捜査して、世論の動きは気にしてお
り、籠池氏を事情聴取であると言われました。
3位の北朝鮮−中国−トランプ大統領のこと、ASSはトランプ氏と50分電話会談、青木さん、北朝鮮の
ロケット能力は進化して、いよいよはないが、軍事的手段は韓国、中国、日本に打撃、トランプ氏は中国
がやってくれないというものの、北朝鮮はアメリカと交渉したくてやっており、朝鮮戦争休戦協定の日に
やり、アメリカが北朝鮮を対話の場に出さないとダメ、ASSもアメリカも、北朝鮮と対話の場を作るべ
き、韓国は交渉しようとしているが、日本はジャイアンの後ろのスネ夫ではダメ、しかしトランプ政権は
当事者能力がなく、日本は韓国と協力して対話すべきであり、アメリカはいらだっているが、中国が本気
で締め上げたら北朝鮮は崩壊しても中国は困り、しかし北朝鮮の相手はアメリカ=死に体、日本が韓国と
ともに、核・ロケット凍結のために尽力すべきと言われました。
普天間基地の一部返還(ニュースランキング9位)について青木さん、全面返還を沖縄県は求めて、裁判
も起きていて、名護市では来年2月に市長選、稲嶺氏に3選を依頼、自民党も候補を出して、青木さん、返
還されたのは0.8%、ほんのわずかでも沖縄の負担軽減なのか?翁長知事は辺野古移設に反対して、これは
許せず、青木さんは沖縄の新聞をネットでご覧になり、これで負担軽減との記事はなく、小さなところを
返すだけであり、ここに国道を作るというものの、沖縄は辺野古新基地を認めず、青木さん、沖縄の問題
は忘れてはならず、究極的には沖縄に日本の基地の75%を押し付けて、過重な負担、日米安保条約の問
題、これを破棄するのか、基地を本土も引き取るべきなのか、これにしっかり取り組むべき、ASS政
権、最近の自民党は沖縄に基地を押し付けても、沖縄に申し訳ないというものをかつての保守政治家は
もっており、これが翁長知事を生み出し、中央政界で沖縄への蔑視、本土から来た連中がプロ市民とかの
ヘイトデマも広がり、沖縄がわがままと差別意識が続くと収集がつかなくなり、ASS政権の沖縄への姿
勢は問題で、これは本土、日本全体の問題だと言われました。
デイキャッチャーズボイス、青木さん、稲田前大臣辞任でPKO日報隠蔽問題は一段落ではないと語ら
れました。
再び稲田氏ゴタゴタスキャンダル、閉会中審査に稲田氏を呼ばないのは論外、稲田氏を呼ばないと何も
わからず、稲田氏の資質、文民統制、閉会中審査に稲田氏を呼ぶどころか臨時国会が必要だが、稲田氏が
ダメ、自衛隊の中に稲田氏への不信感、九州北部豪雨時に稲田氏がいなくなり、防衛省内でヒンシュクだ
が、問題の根源を考えるべきで、PKO日報隠蔽問題がこんな大騒ぎになったのは隠蔽、布施さんの言わ
れたように自衛隊、防衛省に情報公開請求、それが国会で駆けつけ警護の議論、南スーダン派兵の延長を
議論しており、戦闘との記述があり、PKO原則に反して、PKOは憲法違反であり、防衛省は隠蔽し
て、これはまずい、政権にとってか、防衛省にとってか、憲法上の整合性が隠蔽されて国民は判断でき
ず、防衛省は大変なものを隠蔽して、2004年、海自の護衛艦でいじめ自殺があり、海自はアンケート調査
して、自殺した自衛官の遺族が出せとしたら出さず、国家賠償請求で自衛隊の内部告発により海自の隠蔽
が発覚して、自分たちの組織を守るためにこんなことをして、2002年、防衛庁時に情報公開システムに基
づいて請求していた人たちのリストを作り、反戦自衛官などのレッテル貼りをして、情報公開を防衛省、
自衛隊は拒み嫌悪して、隠してしまえという体質が根強くあり、これを議論して、自衛隊や防衛省などを
糺すべきと言われて、自衛隊は機密もあるものの、それとは全く別の次元の話であり、防衛省、自衛隊は
実力組織でも、情報公開すべき、ありとあらゆる役所に通用するが、公開して透明性を担保しないと、実
力組織が暴走したらエライことであり、日報隠蔽は国民を裏切るものであり、もっと透明性を高めて、稲
田氏の資質以前に問うべきと締めくくられました、以上、デイ・キャッチ!の内容でした。
(なお、メールソフトの不具合により、メール配信が遅れるかも知れません、ご了承ください)
これ、青木さん、布施さんのお話は貴重ですが、テレビでは報じられません、これら、いくらでも拡散
してください。ASS政権、防衛省の戦争志向を放置したら、日本は破滅です!
- 2017.07.31 Monday
- テレビ・ラジオ情報
- 17:32
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- by 市民社会フォーラム